
お風呂に入ろうとしたら、給湯器のリモコンに見慣れない数字が表示されていた……そんな経験、ありませんか?
特に「38」という数字が点滅していると、「これって大丈夫なの?」「お湯は使えるの?」と不安になりますよね。
この記事では、ノーリツ給湯器に表示されるエラー38について、考えられる意味・原因・安全な対処の流れ・修理費用の目安をまとめてお伝えします。
「まず何をすればいいか」を一緒に確認していきましょう。
ノーリツ給湯器のエラー38は、専門業者への相談が基本です

結論からお伝えすると、ノーリツ給湯器のリモコンに「38」または「E38」が表示された場合、ご自身での修理や内部の確認は行わず、ノーリツ公式の修理窓口または専門業者へ相談するのが安全です。
私たちにできることは、表示内容を正確に記録して、排気口まわりの外観を目で確認する程度にとどめましょう。
なぜそう言えるのか、次のパートで詳しく解説しますね。
エラー38が表示される理由と、対処が必要な背景

「38」は過熱防止装置に関係している可能性があります
ノーリツ公式FAQには「給湯機器:エラー表示【38】が点滅」という項目が掲載されています。
一方、給湯器のエラーコード一覧を掲載する専門業者サイトでは、「E38」を過熱防止装置の作動として紹介しており、燃焼系統の部品に何らかの不具合がある可能性が指摘されています。
「過熱防止装置」と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと「給湯器が異常に熱くなりすぎないように止める安全装置」のことです。
この装置が作動してエラーを出しているとすれば、給湯器が自分自身を守るために止まっている状態といえるかもしれませんね。
ただし「38=必ずこの故障」とは断定できません
大切なポイントがあります。
ノーリツ給湯器は機種が多岐にわたるため、エラーコードの意味は機種によって異なる場合があります。
外部の業者サイトに掲載されているコード一覧はあくまで補助的な情報であり、ご使用の機種に必ずしも当てはまるとは限りません。
正確な意味を確認するためには、次の方法が確実ですよ。
- 給湯器本体に記載されている型式を確認する
- その型式の取扱説明書でエラーコードの意味を照合する
- 取扱説明書が手元にない場合は、ノーリツ公式の問い合わせ窓口へ連絡する
型式は給湯器本体の正面や側面に貼られているシールに記載されていることが多いです。
もしかしたらすぐに見つかるかもしれませんので、確認してみてくださいね。
リセットで一時的に消えても、再発する場合は要注意です
エラーが表示されたとき、リモコンの電源を一度切って再起動(リセット)すると表示が消えることがあります。
ただし、ノーリツ公式の修理ガイドでは、「自分で確認して解決できない場合は修理が必要な可能性がある」と案内されています。
エラーが繰り返し表示される場合は、リセットを繰り返して使い続けるのは避けてください。
過熱防止装置や燃焼系統に関係するエラーの可能性がある以上、無理に使い続けると安全上のリスクがあるかもしれません。
一度表示が消えたとしても、再発するようなら早めに修理の相談をすることをおすすめします。
エラー38が出たときに私たちがすべき3つの手順

手順① 表示内容を正確に記録する
まずやっていただきたいのは、表示の記録です。
具体的には、次の点を確認してみてください。
- 「38」なのか「E38」なのか(表示の形)
- 点灯なのか点滅なのか
- ほかのコードも一緒に表示されていないか
- 給湯器本体の型式(本体のシールを確認)
可能であれば、リモコンの表示と給湯器本体の型式をスマートフォンで写真に撮っておくと、問い合わせのときにとてもスムーズです。
「なんとなくこんな数字だった気がする」より、写真があるほうが専門家にも伝わりやすいですよね。
手順② 外観を安全に確認する
次に、ご自身で安全に確認できる範囲として、給湯器の排気口まわりに物や異物が詰まっていないかを目で確認してみてください。
落ち葉や虫の巣などが排気口をふさいでいると、給湯器の動作に影響することがあるとされています。
ただし、ここで大切なお願いがあります。
給湯器本体のカバーを開けたり、内部の部品に触れたりするのは絶対に行わないでください。
内部の確認や修理は、必ず専門業者に任せてくださいね。
手順③ 異臭・異音があればすぐに使用を中止する
エラー表示と合わせて、次のような状況がある場合はすぐに使用を止めてください。
- ガス臭や異常な燃焼臭がする
- 給湯器から聞き慣れない異音がする
- 本体が異常に熱くなっている
こういった状況はきっと怖いと感じると思いますが、使用を続けることで状況が悪化するリスクがあります。
迷わずガスの元栓を閉め、専門窓口へ相談することを優先してくださいね。
修理費用の目安と、知っておきたいポイント

参考金額は24,000〜72,500円程度(税込)
費用のことも気になりますよね。
ノーリツ公式FAQには、ガス給湯器の修理費用として24,000〜72,500円程度(税込)が参考料金として掲載されています。
ただし、この金額はガス給湯器全般の参考例であり、エラー38の修理にそのまま当てはまると確認された金額ではありません。
実際の費用は、故障箇所・機種・作業内容によって変わります。
まずは現場で診断してもらい、見積もりを確認したうえで判断することが大切ですよ。
修理しない場合でも費用がかかることがあります
あまり知られていないかもしれませんが、ノーリツ公式FAQによると、修理を行わない場合でも出張料・故障診断料がかかることがあると記載されています。
「見てもらうだけ」と思っていても費用が発生する可能性があるので、問い合わせの際に事前に確認しておくと安心ですよね。
賃貸住宅にお住まいの方は管理会社へ先に連絡を
賃貸マンションやアパートにお住まいの方は、ご自身でノーリツへ修理を申し込む前に、管理会社または貸主へ連絡するのが基本的な流れです。
給湯器は建物の設備として設置されていることが多く、修理費用の負担や手配方法が契約によって異なる場合があるんですね。
「勝手に修理を頼んで費用が自己負担になってしまった」とならないよう、先に管理会社へ相談することをおすすめします。
実際にこんな場面が考えられます
ケース① 朝シャワーを浴びようとしたらエラー38が点滅していた
朝の忙しい時間帯にこんなことが起きると、焦りますよね。
まずリモコン表示の写真を撮り、本体の型式を確認します。
一度電源を切って再起動してみても再び表示される場合は、無理に使わずにノーリツの修理窓口に連絡するのが安全な対応です。
その日のうちに対応できない場合は、近くの銭湯を利用するなど、一時的な代替手段を考えてみてくださいね。
ケース② 何度かリセットしていたらエラーが出なくなった
リセットで表示が消えて「直ったかも」と感じることもあるかもしれませんね。
ただし、数日後に再びエラーが表示された場合は、根本的な原因が解消されていない可能性があります。
「また消えるだろう」と繰り返すのは避けて、一度専門家に見てもらうことをおすすめします。
早めに対応することで、修理費用が大きくなるのを防げることもあるかもしれませんよ。
ケース③ 賃貸アパートで突然エラー38が表示された
賃貸住宅でこのケースが起きた場合、まず管理会社へ連絡することが大切です。
その際、撮影したリモコン表示の写真と給湯器の型式を伝えると、管理会社側もスムーズに対応できます。
修理の手配・費用負担の確認を管理会社に任せてから、専門業者による点検につなげてもらいましょう。
自分で業者を手配してしまうと、あとで費用のトラブルになることもあるので注意が必要ですよね。
まとめ:エラー38は、まず記録して専門家へ相談しましょう
ノーリツ給湯器のエラー38について、ここまで一緒に確認してきましたね。
最後に大切なポイントを整理しておきます。
- エラー38は、専門業者サイトでは過熱防止装置の作動とされていますが、機種によって意味が異なる場合があります。取扱説明書または公式窓口での確認が確実です
- リモコン表示の形式(38・E38・点滅の有無)と給湯器の型式を、写真に記録しておきましょう
- 排気口まわりの外観確認は自分でできますが、本体内部には触れないでください
- ガス臭・異音など異常を感じたら、すぐに使用を中止して専門窓口へ相談してください
- リセットで一時的に消えても、再発する場合は修理の相談が必要です
- 修理費用の参考目安はノーリツ公式FAQで24,000〜72,500円程度(税込)ですが、実際の金額は診断後に確定します
- 賃貸住宅にお住まいの方は、修理を依頼する前に管理会社へ先に連絡しましょう
給湯器のエラーは、突然のことで戸惑いますよね。
でも、正しい手順で対応すれば、きっと安全に解決できます。
一人で抱え込まずに、ノーリツの公式窓口や専門業者の力を借りてみてくださいね。
「なんかよくわからないけど怖いな」と感じているなら、それは行動するサインかもしれません。
まずは写真を1枚撮ることから始めてみましょう。
その一歩が、スムーズな解決への近道になりますよ。