ノーリツ給湯器の室外機って何?屋外設置型を正しく選ぶには?

ノーリツ給湯器の室外機って何?屋外設置型を正しく選ぶには?

「給湯器の室外機が気になって調べているけど、何を基準に選べばいいんだろう?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
エアコンの室外機と混同してしまいがちですが、給湯器の場合は少し話が違ってくるんですよね。
ノーリツの給湯器を検討されている方であれば、屋外設置型のタイプ・選び方・交換時の注意点など、知っておきたいことがたくさんあるかもしれませんね。

この記事では、ノーリツの屋外設置型給湯器について、基本的な知識から選ぶときのポイント、設置時に気をつけたいことまで、一緒に整理していきます。
読み終わる頃には「どれを選べばいいか、何に気をつければいいか」がスッキリわかるようになっていると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

ノーリツの「給湯器室外機」は、正式には「屋外設置型給湯器」のことです

ノーリツの「給湯器室外機」は、正式には「屋外設置型給湯器」のことです

まず大切なポイントをお伝えしますね。
「給湯器の室外機」という言葉は、実はエアコンの室外機のイメージが混ざってしまったもので、正確には「屋外設置型給湯器」のことを指しています。

エアコンの室外機は室内機とセットで動く機器ですが、給湯器はそれとは全く異なる仕組みで、ガスや石油を使って水を温めてお湯をつくる機器なんですよね。
ノーリツでは「屋外壁掛形」「屋外据置形」といった正式な呼び方をしていますので、交換や購入の相談をするときは、この言葉を使うとスムーズかもしれませんね。

そもそもなぜ給湯器は屋外に設置するの?

そもそもなぜ給湯器は屋外に設置するの?

「なぜ給湯器を屋外に置くんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
これにはちゃんとした理由があるんですね。

ガスを使う機器だから、換気がとても大切

給湯器はガスを燃やして水を温める仕組みのため、燃焼時には排気ガスが発生します。
この排気ガスを屋内にためてしまうと、不完全燃焼による一酸化炭素中毒のリスクがあるんです。
だからこそ、屋外設置型の給湯器は外の新鮮な空気を取り込みながら燃焼し、排気を外へしっかり逃がせる設計になっているんですよね。

屋外用と屋内用を絶対に間違えてはいけない理由

ノーリツの公式サイトでも明確に注意喚起されているのですが、屋外用の給湯器を屋内に設置すると、不完全燃焼のおそれがあります。
逆に、屋内用の給湯器を屋外に設置すると、雨水の侵入などによって故障の原因になることもあります。

「屋外用か屋内用か」というのは見た目ではわかりにくいこともありますので、型番や製品仕様を必ず確認することが大切なんですよね。
もしかしたら「どちらでも使えるんじゃないか」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、安全のためにもここは絶対に守っていただきたいポイントです。

給排気口をふさぐと危険なことも

屋外設置型の給湯器には、給気口と排気口があります。
この周りに物を置いたり、波板などで囲ってしまうと、空気の流れが妨げられて正常に燃焼できなくなるおそれがあります。

ノーリツでは屋外設置型機器の安全情報として、以下のことを特に注意喚起しています。

  • 排気口・給気口をふさがない
  • 波板などで給湯器を囲わない
  • 給湯器の周囲に燃えやすいものを置かない

「ちょっとくらいなら大丈夫かな」と思ってしまいがちですが、安全面では妥協しないことがとても大切ですよね。

ノーリツ屋外設置型給湯器の種類と選び方のポイント

ノーリツ屋外設置型給湯器の種類と選び方のポイント

ノーリツの屋外設置型給湯器には、いくつかの種類があります。
どれを選ぶかは、住まいの環境や使い方によって変わってくるので、一緒に確認していきましょう。

壁掛けタイプと据置タイプ、何が違うの?

屋外壁掛形

「屋外壁掛形」は、外壁などに金具を取り付けて設置するタイプです。
地面にスペースが不要で、壁面を活用できるため、限られたスペースでもすっきり設置できることが多いですよね。
一戸建て住宅で多く見られるタイプで、きっと皆さんも近所で見かけたことがあるのではないでしょうか。

屋外据置形

「屋外据置形」は、地面や専用の架台の上に置いて設置するタイプです。
壁に穴を開けるなどの作業が不要なケースもありますが、設置スペースの確保が必要になります。
既存の設置タイプと異なる形への変更は、配管や設置スペースの確認が必要になることもあるので、専門の業者さんに相談するのが安心かもしれませんね。

給湯専用か、追いだき付き(ふろ給湯器)か

給湯器には大きく分けて2つの種類があります。

  • 給湯専用タイプ:キッチンや洗面所などへのお湯の供給がメイン。シャワーにも使えますが、浴槽の追いだきや自動湯はりはできません。
  • ガスふろ給湯器(追いだき付き):自動湯はりや追いだきができるタイプ。浴槽を使う方には心強い機能ですよね。

温水暖房を使いたい場合は、さらに暖房機能付きの機種が必要になります。
今の生活スタイルに合わせて、どの機能が必要かを整理してみると選びやすいと思いますよ。

号数の選び方:人数や使い方で変わります

ノーリツの家庭用ガス給湯器には、主に16号・20号・24号のラインアップがあります。
号数は「1分間に何リットルの水を25℃温められるか」を表す数値で、号数が大きいほど同時に多くのお湯が使えます。

ただし、号数だけで判断するのは少し難しいところがありますよね。
家族の人数や、キッチン・シャワー・洗面所など複数箇所で同時にお湯を使う頻度によっても最適な号数が変わってきます。
今使っている給湯器の号数を参考にしつつ、生活スタイルの変化も踏まえて検討してみるといいかもしれませんね。

エコジョーズという選択肢も

ノーリツが展開している「エコジョーズ」は、燃焼時に出る排気熱を再利用してお湯をつくる、高効率タイプの給湯器です。
通常のガス給湯器と比べてエネルギー効率が高く、長い目で見るとガス代の節約につながる可能性があるんですよね。
屋外設置タイプでもエコジョーズ対応機種がラインアップされていますので、交換の際はこういった省エネ性能も一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか。

実際の選び方・交換時に役立つ具体的な例

実際の選び方・交換時に役立つ具体的な例

ここからは、実際にどんな場面でどう考えればいいか、具体的なシーンを見ながら整理していきましょう。

具体例①:一戸建てで給湯器を交換したいAさんの場合

外壁に壁掛けで設置されているノーリツの給湯器を交換しようと考えているAさん。
まず確認すべきことは次の通りです。

  • 現在の型番(本体に貼られているラベルを確認)
  • ガスの種類(都市ガスかプロパンガスか)
  • 設置形態(屋外壁掛形か屋外据置形か)
  • 排気方向(上方向か背面かなど)

同じ屋外壁掛形で、同じ号数に交換するのであれば比較的スムーズなケースが多いとされています。
ただし、設置基準や配管の位置は製品ごとに異なることがあるので、型番を控えた上で専門業者さんに相談するのが一番安心ですよね。

具体例②:「給湯専用」から「追いだき付き」に変えたいBさんの場合

今まで給湯専用タイプを使っていたけど、リフォームを機に浴槽の追いだきができるふろ給湯器に変えたいというBさん。
この場合は、単純な交換ではなく配管の追加工事が必要になることがほとんどです。

追いだき機能を使うためには、浴槽との間に往き・戻りの2本の配管(ふろ回路)が必要になるからなんですよね。
給湯器本体の選定だけでなく、工事の内容もしっかり確認した上で、見積もりを取ることをおすすめします。

具体例③:「給湯器を囲ってしまっていた」Cさんの場合

外観が気になってしまって、給湯器の周りを波板で囲ってしまっていたCさん。
見た目はスッキリしますが、ノーリツの公式情報でも「波板などで囲わないこと」と明確に注意喚起されているんですよね。

給排気口が妨げられると、最悪の場合は不完全燃焼につながるおそれもあります。
「見た目をきれいにしたい」という気持ちはとてもわかりますが、給湯器周りの囲い込みは安全面から絶対に避けていただきたいポイントです。
もし囲いを設置してしまっている場合は、早めに取り外すことをおすすめします。

この記事のまとめ:ノーリツの給湯器「室外機」について知っておくべきこと

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、大切なポイントをまとめて整理しますね。

  • 「給湯器の室外機」は正式には「屋外設置型給湯器」のことで、エアコンの室外機とは全く異なる機器です
  • ノーリツの屋外設置型には「屋外壁掛形」と「屋外据置形」があり、住まいに合ったタイプを選ぶことが大切です
  • 給湯専用か追いだき付き(ふろ給湯器)か、さらに暖房機能が必要かによって選ぶ機種が変わります
  • 号数(16・20・24号など)は家族の人数や同時使用の頻度を踏まえて選びましょう
  • 屋外用機器を屋内に設置したり、屋内用機器を屋外に設置するのは危険なので絶対に避けてください
  • 給排気口をふさいだり、波板で囲ったりすることも安全上NGです
  • 交換の際は型番・ガス種・設置形態を確認し、専門業者に相談するのが安心です

給湯器は毎日使う大切な設備ですよね。
正しい知識を持って選ぶことが、安全で快適な暮らしにつながっていくと思います。

給湯器のことを調べ始めたばかりの方も、すでに交換を検討中の方も、ぜひ今回整理したポイントを参考にしてみてくださいね。
「何から始めればいいかわからない」という場合は、まず今お使いの給湯器の型番を確認することから始めてみるのがおすすめです。
型番がわかれば、どんな機種と交換できるか、どんな工事が必要かが一気に明確になりますよ。

もし不安なことがあれば、ノーリツの公式サイトや販売店・施工業者さんに気軽に相談してみてください。
きっと親切に対応してもらえるはずですし、プロのアドバイスをもらうことで、後悔のない選択ができると思いますよ。