給湯器のリセットボタンはどこにあるの?

給湯器のリセットボタンはどこにあるの?

給湯器が急にエラーを表示して、お湯が出なくなってしまった…そんな経験はありませんか?
「リセットボタンを押せばいいって聞いたけど、どこにあるのかわからない」と焦ってしまう気持ち、すごくよくわかりますよね。

実は、給湯器の「リセットボタン」は、機種によって場所も操作方法も違うんです。
しかも「本体のリセット」と「ガスメーターの復帰ボタン」を混同してしまうケースも多く、間違った操作をしてしまう方も少なくないんですね。

この記事では、給湯器のリセットボタンがどこにあるのか、どう操作すればいいのかを、本体・リモコン・ガスメーターの3つに分けて、やさしく解説していきます。
きっとこの記事を読み終わる頃には、「なんだ、そういうことか」とスッキリした気持ちになっていただけると思いますよ。

給湯器のリセットボタンは「本体・リモコン・ガスメーター」の3種類がある

給湯器のリセットボタンは「本体・リモコン・ガスメーター」の3種類がある

給湯器のリセットボタンというと、「本体のどこかに1つあるボタン」をイメージする方が多いかもしれませんね。
でも実際には、リセットに相当する操作は3つの場所に分かれているんです。

  • 給湯器本体のリセット(電源プラグの抜き差しなど)
  • リモコンでのリセット操作(運転スイッチの入切)
  • ガスメーター(マイコンメーター)の復帰ボタン

この3つは、それぞれ役割が違います。
「給湯器本体のリセット」と「ガスメーターの復帰操作」は別物なので、混同しないようにすることがとても大切なんですね。

特に最近の解説では、この2つを混同しないことが強く呼びかけられています。
一緒に順番に確認していきましょう。

なぜ給湯器のリセット方法は機種によって違うの?

なぜ給湯器のリセット方法は機種によって違うの?

そもそも、なぜリセットボタンの場所が機種ごとにバラバラなのか、不思議に思いませんか?
その理由を少し掘り下げてみますね。

給湯器にはさまざまな種類がある

給湯器といっても、ガス給湯器・石油給湯器・エコキュートなど、種類はさまざまです。
さらにメーカーも、ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパスなど複数あり、それぞれの設計思想に基づいて作られているんですね。

そのため、「リセットボタンはここ」と一律に言えないのが現状です。
型番や製造年によっても仕様が変わることがあるため、まず手元の取扱説明書を確認することが基本中の基本とされています。

独立したリセットボタンがない機種も多い

実は、給湯器本体に「RESET」と書かれた独立したボタンがある機種は、それほど多くないんです。
多くの機種では、リモコンの運転スイッチをオフにして10秒ほど待ってからオンに入れ直すという操作が、リセットに相当するとされています。

あるいは、給湯器本体の電源プラグをコンセントから抜いて、10秒ほど待ってから差し直す方法も、よく案内されている方法のひとつですね。

エラーの種類によっても対応が変わる

給湯器がエラーを表示しているとき、そのエラーの種類によって、どこをリセットすべきかが変わってきます。
たとえば、エラーコード「111」などが表示される場合は、給湯器本体ではなくガスメーターの復帰操作が必要なケースがあるとされています。

エラーコードの意味を確認してから適切な対処をすることが、遠回りのようで実は一番の近道なんですね。

3つのリセット方法を具体的に見てみましょう

3つのリセット方法を具体的に見てみましょう

では、それぞれの操作方法を、もう少し具体的に見ていきましょう。
「自分の状況はどれに当てはまるかな?」と考えながら読んでみてくださいね。

①リモコンの運転スイッチで本体をリセットする

最も基本的なリセット操作は、リモコンを使った方法です。
手順はとてもシンプルですよ。

  1. リモコンの「運転」ボタンを押してオフにする
  2. そのまま10秒ほど待つ
  3. 再度「運転」ボタンを押してオンにする

これだけで、一時的な不具合やエラーが解除されることが多いんです。
まずはここから試してみるのがおすすめですね。

それでも解決しない場合は、次のステップへ進んでみましょう。

②電源プラグを抜き差しして本体をリセットする

リモコン操作でうまくいかない場合は、給湯器本体の電源プラグを抜き差しする方法があります。
パソコンを再起動するイメージに近いかもしれませんね。

  1. 給湯器本体の電源プラグをコンセントから抜く
  2. 10秒ほどそのまま待つ
  3. 再度プラグをコンセントに差し込む

ただし、集合住宅ではコンセントが見つからないこともあるんですね。
その場合は、分電盤(ブレーカーボックス)の給湯器専用回路をオフにして数秒待ってからオンに戻す方法が案内されることもあります。

コンセントの場所がわからない場合は、無理に探さずに管理会社やメーカーのサポートに問い合わせてみるのが安心ですね。

③ガスメーターの復帰ボタンを押す

「ガスメーターの復帰ボタン」は、給湯器本体とは全く別の場所にあります。
地震などでガスが遮断されたときや、長時間ガスを大量に使用したときなどに、ガスメーター(マイコンメーター)が自動でガスを止めることがあるんですね。

そのときに必要なのが、ガスメーターの復帰ボタンの操作です。
手順はこちらです。

  1. まずガスを使っている器具をすべて止める
  2. 屋外に設置されているガスメーターを確認する
  3. メーターに付いている黒いキャップを外すと復帰ボタンが出てくる
  4. ボタンを一度だけ、しっかりと押す
  5. 3分ほど待ってから給湯器を使う

ここで大切なのが、復帰ボタンは一度だけ押すという点です。
繰り返し押すのは避けるようにしてくださいね。

もしかしたら、今まで「給湯器のリセットボタン」だと思って探していたものが、実はこのガスメーターの復帰ボタンだった、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

④石油給湯器・エコキュートの場合

石油給湯器やエコキュートでは、本体内部や基板上にリセットスイッチがある機種もあるとされています。
ただし、その位置はメーカーや型番によってかなり異なるんですね。

外装パネルを開けて探す前に、必ず取扱説明書を確認することが強く推奨されています。
無理に分解しようとすると、思わぬトラブルにつながることもあるので、わからなければメーカーのサポートへ相談するのが一番安心ですよ。

リセットしても直らないときに確認したいこと

リセットしても直らないときに確認したいこと

リセット操作をしてみたけど、また同じエラーが出てしまった…というケースもありますよね。
そういうときは、いくつかのことを確認してみましょう。

エラーコードを確認してメーカーに問い合わせる

リモコンに表示されているエラーコードは、不具合の内容を教えてくれる大切なサインです。
たとえばノーリツやリンナイ、パロマなど、メーカーによってエラーコードの意味は異なります。

エラーコードを控えてから、メーカーのサポートに問い合わせるのが、最も確実な対処法と言えますね。
最近は「エラーコード別」「メーカー別」の解説が充実してきているので、検索してみるのもひとつの手です。

こんな症状があればすぐに使用を止めて

以下のような症状が見られる場合は、リセット操作を繰り返さずに、すぐに使用を止めて専門家に相談してください。

  • 異常な音がする
  • 黒い煙が出ている
  • ガス臭や石油臭がする
  • 何度リセットしても同じエラーが繰り返す

これらの症状は、機器の内部に何らかの問題が起きているサインかもしれません。
安全を最優先に考えて、無理な操作は避けることがとても大切ですよ。

まとめ:給湯器のリセットボタンは3つに分けて考えよう

この記事でお伝えしたことを、最後に整理してみましょう。

  • リモコンのリセット:運転スイッチをオフにして10秒待ち、再度オンにする
  • 電源プラグの抜き差し:本体のコンセントを抜いて10秒待ち、差し直す
  • ガスメーターの復帰ボタン:屋外のマイコンメーターにある黒いキャップ内のボタンを一度だけ押す

「給湯器のリセットボタン」という言葉ひとつにも、実はこれだけの意味がある、ということに気づいていただけたでしょうか。
本体のリセット操作とガスメーターの復帰操作は別物だということが、一番大切なポイントですね。

また、どの操作をするにしても、まず型番と取扱説明書を確認することが基本です。
機種によって手順が異なるので、焦らずに確認してから進めるのが安心ですよ。

繰り返すエラーや、異音・異臭などの心配な症状があるときは、無理にリセットを試みず、メーカーや専門業者へ相談することをおすすめします。

今、給湯器のエラーで困っているさん、きっとこの記事の内容が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
焦らずひとつずつ確認していけば、きっと解決の糸口が見つかりますよ。

まずはリモコンの運転スイッチを入れ直すところから、一緒に試してみましょう。
それでも解決しない場合は、遠慮なくメーカーのサポートへ連絡してみてくださいね。
あなたの日常が、早く温かいお湯とともに戻ってきますように。