リンナイ給湯器のリセットボタンってどこにあるの?

リンナイ給湯器のリセットボタンってどこにあるの?

「あれ、お湯が出ない…」「リモコンにエラー表示が出てる…」そんな経験、きっとありますよね。
そんなとき、真っ先に思い浮かぶのが「リセットボタンを押せばいいんじゃないの?」という考えではないでしょうか。

でも実は、リンナイの給湯器には「リセットボタン」と明記されたボタンが必ずしも存在するわけではないんですね。
「リセットボタン」という言葉が、リモコンの操作だったり、電源プラグの抜き差しだったり、場合によってはガスメーターの復旧操作だったりと、さまざまな操作を指して使われているのが現状なんです。

この記事では、「リンナイ給湯器のリセットボタンってどこにあるの?どう操作すればいいの?」という疑問に、やさしく・わかりやすくお答えします。
正しい順番で操作できれば、もしかしたらご自身で解決できるかもしれませんね。一緒に確認していきましょう。

リンナイ給湯器の「リセット」は、ボタン1つでできるわけじゃないんです

リンナイ給湯器の「リセット」は、ボタン1つでできるわけじゃないんです

結論からお伝えすると、リンナイの給湯器には「リセットボタン」という専用のボタンが本体に存在しないことがほとんどです。

「リセット」に相当する操作は、主に以下の3つの方法のどれかで行うのが一般的とされています。

  • リモコンの運転スイッチを「切」→「入」に切り替える
  • 給湯器本体の電源プラグを抜いて、10秒ほど待ってから差し直す
  • 給湯器回路のブレーカーを一度落として戻す(集合住宅など)

また、ガスの供給が止まっていた場合は、給湯器側の操作ではなく屋外のガスメーター(マイコンメーター)の復旧操作が必要になることもあります。

「どれをすればいいの?」と感じるかもしれませんね。
次のセクションで、それぞれの操作の意味と理由をくわしく解説していきますね。

なぜ「リセットボタン」という言葉が混乱を生むのか

なぜ「リセットボタン」という言葉が混乱を生むのか

給湯器の「リセット」とは何をしているの?

そもそも「リセット」とは、給湯器の誤作動やエラー表示が出たときに、いったん運転状態をゼロに戻して再起動・復旧させる操作のことを指します。

たとえば、一時的な通信エラーや点火ミスなど、機器本体には問題がないのにエラーが出てしまうことがあります。
そういったケースでは、リセット操作をすることでエラーが消えて、また正常に使えるようになることがあるんですね。

「リセットボタン」という言葉が一人歩きしている理由

スマホやパソコンなどの電子機器では「リセットボタン」が明確に存在することが多いですよね。
だからこそ、給湯器にも同じようなボタンがあると思ってしまうのは、とても自然な感覚だと思います。

でも給湯器の場合、「リセット」に相当する操作は機種や状況によって異なるんです。
そのため、「リセットボタン」という言葉がリモコン操作を指したり、プラグの抜き差しを指したり、ガスメーターの復旧を指したりと、バラバラな使われ方をしているのが現状なんですね。

リンナイ公式でも、機種によって対応が異なるとして、リモコン型式または給湯器本体の型式で取扱説明書を確認することを推奨しています。
「うちの機種はどれ?」と思ったら、まず型式確認から始めるのがおすすめですよ。

リセット操作の正しい順番と方法を一緒に確認しましょう

リセット操作の正しい順番と方法を一緒に確認しましょう

ステップ1:まずはリモコンの「運転スイッチ」を切→入してみましょう

多くのケースで最初に試してほしいのが、リモコンの運転スイッチを一度「切」にして、再度「入」にする操作です。

これが、いわゆる「リセット操作の第一手順」として広く案内されています。
パソコンを再起動するイメージに近いかもしれませんね。

エラーが一時的な誤作動によるものであれば、これだけで解決することも少なくないとされています。
まずここから試してみてくださいね。

ステップ2:それでも解決しない場合は電源プラグを抜き差ししてみましょう

リモコン操作で改善が見られない場合は、給湯器本体の電源プラグを抜いて、10秒前後待ってから差し直す方法が有効とされています。

この操作で内部の電気系統がいったんリセットされ、エラーが解消されることがあるんですね。

ただし、電源プラグの場所が見当たらない場合は、無理に探さないでください。
特に集合住宅では、給湯器の電源が直結になっていてコンセントが見えないケースもあります。

ステップ3:集合住宅の場合はブレーカーを確認しましょう

コンセントが見当たらない場合や、電源プラグの抜き差しができない場合は、給湯器専用回路のブレーカーを一度落として戻す方法が使われることがあります。

ブレーカーボックスの中に「給湯器」や「ガス給湯」などと書かれた回路がある場合は、そちらをオフにして数十秒待ち、再びオンにしてみてくださいね。

ステップ4:ガスが止まっている場合はガスメーターを確認しましょう

「給湯器のエラーを消したのに、やっぱりお湯が出ない」という場合は、もしかしたらガス自体が止まっているかもしれませんね。

地震や長時間のガス使用などが原因で、屋外のマイコンメーター(ガスメーター)が自動遮断することがあります。
この場合は、給湯器ではなくガスメーター側の復旧ボタンを操作する必要があります。

マイコンメーターの復旧手順はガス会社によって異なる場合があるので、メーター本体の表示や、ご利用のガス会社の案内をご確認くださいね。

具体的なシチュエーション別の対処法を見てみましょう

具体的なシチュエーション別の対処法を見てみましょう

シチュエーション①:リモコンにエラーコードが表示された

リモコンに「111」「632」などの数字が表示されているケース、きっと焦りますよね。
これはエラーコードと呼ばれるもので、不具合の種類を表しています。

まず試してほしいのは、リモコンの運転スイッチを切→入して、エラーコードが消えるか確認することです。

エラーコードが消えてお湯が出るようになったとしても、同じエラーが繰り返し出る場合は使用を続けないことが大切です。
一時的な誤作動ではない可能性があるため、点検・修理の依頼を検討してくださいね。

シチュエーション②:リモコンが全く反応しない・画面が真っ暗

リモコンの電池切れや断線が原因のこともありますが、給湯器本体への電力供給が止まっている可能性もあります。

この場合は、電源プラグの確認 → ブレーカーの確認という順番でチェックしてみましょう。
電池式リモコンの場合は、電池交換も試してみてくださいね。

シチュエーション③:お風呂のお湯がうまくたまらない・水位が合わない

フルオート機能つきの給湯器をお使いの場合、お湯はりに関する不具合は通常のリセット操作では対応できないことがあります。

こういったケースでは、「水位リセット」と呼ばれる別の操作手順が必要になる機種もあるとされています。
東京ガスなど大手ガス会社の案内でも紹介されているこの手順は、お使いの機種の取扱説明書で確認するのがもっとも確実ですよ。

リンナイ公式サイトでは、リモコン型式または本体型式を入力することで、対応する取扱説明書を検索できるようになっています。
機種名や型式がわからない場合は、給湯器本体の側面や正面に貼られているシールを確認してみてくださいね。

シチュエーション④:地震の後やガスを長時間使っていたらお湯が出なくなった

地震のあとや、お鍋を長時間かけていたあとなどに、急にお湯が出なくなることがありますよね。
これは、ガスメーター(マイコンメーター)が安全のために自動でガスを遮断した可能性が高いんです。

この場合、給湯器のリモコンや電源プラグを操作しても意味がなく、屋外にあるガスメーターの復旧ボタンを操作する必要があります。

マイコンメーターの復旧手順は、メーター本体に手順が書かれていることが多いです。
操作後、数分待ってからガスが使えるようになるかを確認してみてくださいね。

この記事のまとめ:「リセットボタン」は操作の総称だったんですね

今回の内容を振り返ってみましょう。

  • リンナイ給湯器には「リセットボタン」という専用ボタンが必ずあるわけではない
  • 「リセット」に相当する操作は、主にリモコンの運転入切・電源プラグの抜き差し・ブレーカーの操作の3つ
  • ガスが止まっている場合は、給湯器ではなくガスメーターの復旧が必要
  • フルオート機種のお湯はり不具合には「水位リセット」が必要な場合がある
  • 同じエラーが繰り返す場合は無理に使用せず、点検・修理を依頼することが大切
  • 正確な対処法は、機種の取扱説明書(リンナイ公式サイトで型式検索可能)を確認するのが一番確実

「リセットボタン」という言葉に惑わされて、「どこにあるんだろう…」と探し続けていた方も多いかもしれませんね。
実は操作の名前だったと知ると、少しスッキリしませんか?

お湯が出ないとか、エラーが出るって、日常生活の中でけっこう困りますよね。
まずはリモコンの運転切→入、それでもダメなら電源プラグの抜き差しという順番で試してみてくださいね。

それでも解決しない場合や、同じエラーが何度も出る場合は、きっと機器に何らかの問題が起きているサインかもしれません。
その場合は、リンナイのお客様センターや、ガス会社の窓口に相談してみることをおすすめします。

ご自身で解決できるといちばんいいですが、プロに頼むことは決して恥ずかしいことではありませんよ。
安全に、快適にお湯が使える毎日を取り戻してくださいね。