
お風呂に入ろうとしたら、給湯器のリモコンに「90」という数字が表示されていた……そんな経験、もしかしたらあなたさんにもあるかもしれませんね。
「これって何のエラー?」「使い続けても大丈夫?」と、きっと不安な気持ちになっているかと思います。
給湯器のエラーコードって、ぱっと見ただけでは意味がわからないですよね。
でも、ノーリツ給湯器のエラーコード90は、ちゃんと意味があって、対処法もあるんです。
この記事では、エラーコード90が何を意味するのか、自分でできる確認方法、そして修理や交換が必要なケースまで、一緒に丁寧に確認していきましょう。
この記事を読み終えるころには、「次に何をすればいいか」がきっとわかるはずですよ。
エラーコード90は「燃焼不具合」のサインです

結論からお伝えすると、ノーリツ給湯器のエラーコード90は、燃焼不具合が起きているときに表示される番号です。
ノーリツ公式FAQでも、エラー表示「90」は燃焼不具合の際に表示されるコードとして案内されています。
「燃焼不具合」と聞くと少し怖く感じるかもしれませんが、まずは落ち着いて状況を確認することが大切です。
重要なのは、このエラーが出たまま給湯器を使い続けるのは避けた方がよいという点です。
燃焼系のトラブルは、最悪の場合、不完全燃焼につながる可能性もあるため、安全を優先した行動が求められます。
なぜエラーコード90が出るの?主な原因を知っておきましょう

エラーコード90が表示される背景には、いくつかの原因が考えられます。
ノーリツ公式の情報をもとに、代表的な原因を見ていきましょう。
原因①:給気・排気の不具合
給湯器は、ガスを燃焼させるために外から空気を取り込み(給気)、燃焼後のガスを外に出す(排気)という仕組みで動いています。
この流れがうまくいかないと、十分な燃焼ができなくなり、エラーが発生することがあるんですね。
給気口や排気口の周りに障害物や養生シートなどがないか、確認してみてください。
特にリフォーム直後や引越し後などは、気づかないうちに排気口がふさがれていることもあるかもしれませんね。
原因②:ガス調整がうまくいかない
ガスの供給に問題があったり、機器内部のガス調整部品に不具合が生じていたりすると、燃焼に必要な燃料が適切に供給されず、エラーコード90が表示されることがあります。
この場合は、自分での対処が難しいケースが多いです。
原因③:吸気フィルターの汚れ(室内設置機の場合)
室内に設置されているタイプの給湯器で、フロントカバーに吸気フィルターが付いている機種では、フィルターの目詰まりが原因になることがあります。
フィルターにほこりや汚れがたまると、空気をうまく取り込めなくなり、燃焼不具合につながることがあるんですね。
原因④:部品の劣化や寿命
給湯器を10年以上使用している場合、内部の部品が劣化していることも原因のひとつとして考えられます。
複数の業者の解説でも、長期使用している機器でエラーが続く場合は、交換を検討する時期かもしれないという見方があります。
使用年数が長い方は、この可能性も頭に入れておくといいかもしれませんね。
自分でできる確認・対処法を一緒に試してみましょう

エラーコード90が表示されたとき、まずは自分で確認できることがいくつかあります。
ただし、無理な分解や内部への干渉は危険なので絶対に行わないでください。
ここでご紹介するのは、安全に行える範囲の確認・対処法です。
STEP1:まずは給湯器の使用を止める
燃焼系のエラーが出ているため、まずは給湯器の運転を止めることが先決です。
異音や異臭がする場合は特に注意が必要ですね。
安全を確認できるまでは、使用を控えるようにしましょう。
STEP2:給気口・排気口の周りを確認する
屋外に設置されている給湯器の場合は、排気口・給気口の周りをチェックしてみてください。
- 養生シートや段ボールなどがふさいでいないか
- 落ち葉やゴミが詰まっていないか
- 壁や障害物が近すぎないか
- 強風の影響を受けやすい場所にないか
こういった物理的な障害物が原因だった場合、取り除くだけで改善することもあるかもしれませんね。
STEP3:室内設置機は吸気フィルターを掃除する
室内に設置されているタイプで、フロントカバーに吸気フィルターがある機種の場合は、フィルターの掃除を試してみましょう。
ノーリツ公式でも、吸気フィルターが付いている室内設置機では、フィルター掃除が最初の対処として推奨されています。
掃除の手順は機種によって異なりますが、フィルターを取り外してほこりを払い、水洗いして乾燥させる方法が一般的です。
取扱説明書も一緒に確認しながら行うと安心ですよ。
STEP4:リセットを試みる
フィルター掃除や障害物除去が終わったら、一度電源を切って入れ直す「リセット操作」を行ってみてください。
リセット後にエラーが消えれば、一時的な問題だった可能性があります。
ただし、リセットで消えても再びエラーが表示される場合は、内部の不具合が原因かもしれません。
その場合は自己判断での対処をやめて、専門業者への依頼を検討してくださいね。
こんなケースは修理・点検が必要です

自分でできる確認を行っても改善しない場合、専門家の対応が必要になります。
以下のケースに当てはまる方は、早めに修理や点検を依頼することをおすすめします。
ケース①:屋外設置タイプでエラーが出ている
ノーリツ公式FAQでは、屋外設置の給湯器でエラーコード90が表示された場合は、修理が必要と案内されています。
屋外設置機には吸気フィルターがないため、フィルター掃除での対処ができず、内部の点検・修理が前提になるんですね。
ケース②:室内機のフィルター掃除をしても改善しない
室内設置タイプでフィルターを掃除してもエラーが再発する場合は、フィルター以外の部分に原因がある可能性があります。
こちらも修理依頼が必要なケースです。
ケース③:異臭・異音・炎の色がおかしいと感じる
燃焼不具合に関連して、ガスのにおい、いつもと違う音、炎が赤や黄色になっているなどの異変がある場合は、すぐに使用を止めてガス会社や修理業者に連絡してください。
不完全燃焼が起きているサインである可能性があり、一酸化炭素中毒など命に関わる危険があります。
ケース④:使用年数が10年以上の場合
給湯器の一般的な寿命は10〜15年と言われています。
10年以上使用していてエラーが頻発するようであれば、修理よりも新しい機器への交換を検討する方が長期的にはお得な場合もあります。
修理費用と交換費用を比較しながら、専門業者に相談してみるのがいいかもしれませんね。
実際にエラーコード90が出たときの具体的な対応例
ここでは、エラーコード90が表示されたシーンをいくつか具体的に想像しながら、どう対応するかを一緒に考えてみましょう。
例①:冬の朝にリモコンにエラー90が表示された(屋外設置機)
寒い朝に給湯器を使おうとしたら「90」が表示されていた場合、まず給湯器の使用を止めて、給気口・排気口の周りを確認してみてください。
雪や落ち葉などが詰まっている可能性もあります。
障害物がなく、リセットしても改善しないようであれば、屋外設置機のため修理依頼が必要です。
ノーリツのサポートセンターか、取り扱い業者に連絡しましょう。
例②:室内設置機で急にエラーが出た(フィルターありの機種)
室内設置タイプで「90」が表示されたら、まずフロントカバーを開けて吸気フィルターの状態を確認してみましょう。
ほこりが大量に付いていたら、丁寧に掃除してリセット操作を行います。
フィルターが原因だった場合、掃除後にエラーが消えて通常通り使えるようになることがあります。
ただし、掃除後も繰り返しエラーが出る場合は修理依頼が必要になりますね。
例③:引越し直後や工事後にエラー90が出た
引越しや外壁工事などの後にエラーが出た場合、排気口が養生シートや工事資材でふさがれていたというケースが考えられます。
給湯器周辺の状況を確認して、障害物を取り除いてからリセットしてみましょう。
工事を行った業者さんに確認を取ることも、スムーズな解決につながるかもしれませんね。
まとめ:エラーコード90は「燃焼不具合」のサイン、まずは安全確認を
ノーリツ給湯器のエラーコード90について、この記事でお伝えしてきた内容を整理しますね。
- エラーコード90は燃焼不具合・燃焼異常を示すコードです(ノーリツ公式FAQ)
- 原因は給気・排気の不具合、ガス調整の問題、フィルターの詰まり、部品劣化などが考えられます
- まずは使用を止めて、給気口・排気口の確認を行いましょう
- 室内設置機でフィルターがある機種は吸気フィルターの掃除が最初の対処です
- 屋外設置機や、掃除後も改善しない場合は修理依頼が必要です
- 異臭・異音など異変を感じたらすぐに使用を中止して連絡してください
- 使用年数が10年以上なら交換も視野に入れて検討してみましょう
エラーコード90は「ただの表示ミス」ではなく、燃焼系の重要なサインです。
でも、正しく対応すれば怖いことはありません。
まずは落ち着いて、この記事でご紹介した手順を一つずつ確認してみてください。
それでも改善しない場合は、ノーリツのサポートセンターや信頼できる給湯器業者に相談することが、一番の近道ですよ。
あなたさんの給湯器が早く正常に戻って、また快適なお風呂タイムが取り戻せるといいですね。
少しでも参考になれば、とても嬉しいです。