
給湯器のリモコンを見ていたら、見慣れないマークが表示されていた…そんな経験、ありませんか?
「これって故障のサイン?」「やかんみたいな形のマークが気になる」と不安になってしまう方も、きっと少なくないと思います。
私たちの毎日の生活に欠かせない給湯器だからこそ、ちょっとした変化も気になってしまいますよね。
この記事では、給湯器のリモコンに表示されるさまざまなマーク(やかんマーク・雪だるまマーク・顔マーク・炎マークなど)の意味を、ひとつひとつわかりやすく解説していきます。
読み終わる頃には「あ、そういうことだったんだ!」とスッキリした気持ちになってもらえるはずです。
一緒に確認していきましょう。
給湯器のやかんマークは「お湯・湯沸かし」を表すアイコンのこと

結論からお伝えすると、「やかんマーク」というのは、給湯器やお湯まわりのアイコンとして「お湯・湯沸かし」を連想させるシンボル的な表現として使われることが多いようです。
ただし、給湯器のリモコン画面に「やかん型のアイコン」がそのまま表示されるかというと、実際には少し違います。
現在市販されている給湯器のリモコンに表示される主なマークとしては、雪だるまマーク・雪の結晶マーク・顔マーク・炎マークなどがよく知られています。
「やかんマーク」というキーワードで調べている方の多くは、きっと「給湯器のリモコンに表示されているマークが何を意味するのか知りたい」という気持ちから検索されているのではないでしょうか。
そこで、この記事では給湯器リモコンに表示される主なマークをまとめて解説していきますね。
給湯器リモコンのマークに意味がある理由

そもそも、なぜ給湯器のリモコンにはさまざまなマークが表示されるのでしょうか?
それは、給湯器が「今どういう状態にあるか」を、私たちにわかりやすく伝えるためなんですね。
給湯器は、単純にお湯を出すだけでなく、自動で凍結を防いだり、省エネ運転をサポートしたり、床暖房や浴室乾燥と連動したりと、さまざまな機能を持っています。
それらの状態をひとつひとつ文字で表示するのは難しいため、マークやアイコンで直感的に伝える工夫がされているんですね。
雪だるまマーク・雪マークは「凍結防止運転中」のサイン
冬になると、給湯器のリモコンに突然「雪だるま」や「雪の結晶」のようなマークが現れることがあります。
これを見た瞬間、「え、壊れた?」とドキッとしてしまう方も多いのではないでしょうか。
わかりますよね、あの焦り。
でも安心してください。このマークは故障のサインではなく、「凍結防止運転が動いていますよ」という知らせです。
外気温が下がると、給湯器の配管内の水が凍ってしまう可能性があります。
そこで給湯器が自動的に凍結を防ぐ運転を始め、その状態をリモコンで知らせてくれているんですね。
リンナイとノーリツでマークのデザインが違う
おもしろいことに、このマークはメーカーによってデザインが微妙に異なるとされています。
- リンナイ:雪だるまのマークで凍結予防運転を表示
- ノーリツ:雪の結晶マーク(雪マーク)で表示
- パロマ・コロナなど:同様に雪マークを使うが、デザインはそれぞれ異なる
「うちのリモコンの雪マーク、隣の家と違う形だな」と思ったことがある方は、もしかしたらメーカーの違いが理由かもしれませんね。
顔マークは「省エネ達成度」を表情で教えてくれる
給湯器のリモコンに「ニコニコ顔」や「困り顔」が表示されることもあります。
これも最初に見たときは「何?これ」となりますよね。
顔マークは「省エネ評価表示」で、設定した目標エネルギー使用量と実際の使用量を比べて、達成度を表情で教えてくれる機能とされています。
- ニコニコ顔:省エネ目標を達成できている状態
- 困り顔:エネルギーを使いすぎているサイン
故障のサインではないので、困り顔が出ていてもすぐに業者に連絡しなくて大丈夫ですよ。
「ちょっと最近お湯の使いすぎかな?」と生活を振り返るきっかけにしてみてくださいね。
電気代・ガス代が気になる今の時代、こういった機能はとても便利ですよね。
炎マーク(燃焼中マーク)はお湯以外でも出ることがある
「お湯を使っていないはずなのに炎のマークが点いている…」と不思議に思ったことはありませんか?
これも焦らなくて大丈夫です。
炎マーク(燃焼中マーク)は、給湯器が燃焼している状態を表していますが、給湯以外のシーンでも点灯することがあるんですね。
具体的には以下のようなケースが考えられます。
- 床暖房が動いているとき
- 浴室暖房乾燥機が稼働しているとき
- おいだきをしているとき
- 凍結防止運転が動いているとき
これらの状況では、蛇口からお湯を出していなくても給湯器は燃焼しているので、炎マークが点灯することがあるんですね。
「使ってないのに点いてる」と感じたときは、まずこれらの機能が動いていないか確認してみてくださいね。
給湯器マークの具体的なシーンで確認してみよう

ここからは、実際の生活シーンに沿って「マークが表示されるシーン」を具体的に見ていきましょう。
きっと「あ、あのときのことか」と思い当たる場面があるかもしれませんね。
具体例①:冬の朝、突然リモコンに雪だるまが出た
「いつも通りリモコンを見たら、雪だるまのマークが点いていた」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
これは特に冬の寒い朝に起きやすい現象です。
外気温が低くなると給湯器が自動的に凍結防止運転をスタートさせ、そのサインとして雪だるまマークが表示されます。
このとき、基本的には何も操作する必要はありません。
給湯器が自分で凍結を防ぐ運転をしているので、そっと見守っていて大丈夫です。
ただし、長期間家を空ける予定があるときや、記録的な大寒波が来るときには、メーカーの説明書に従って水抜きなどの対策をしておくとより安心とされています。
取扱説明書を一度確認しておくと安心ですよね。
具体例②:顔マークが「困り顔」になっていた
「リモコンを見たら困った顔のキャラクターが表示されていた」という経験はありますか?
もしかしたら「壊れた?」と思ってドキドキした方もいるかもしれませんね。
でも、困り顔マークが出ているのは「エネルギーの使いすぎ」を教えてくれているサインなんです。
故障ではないのでご安心を。
最近お風呂に長時間入っていたとか、来客があってシャワーを頻繁に使っていたとか、そういったことが影響しているかもしれませんね。
「困り顔=節約を意識するタイミング」と思って、日々の使い方を少し見直してみるのもいいかもしれません。
具体例③:お湯を使っていないのに炎マークが点いていた
「誰もお湯を使っていないのに、炎のマークが出ている」という状況、ちょっと不思議ですよね。
これは先ほども触れましたが、床暖房や浴室乾燥、凍結防止運転が動いているときに起こります。
たとえば、床暖房を朝につけて、そのまま外出してしまったとき。
お湯を出していなくても給湯器は床暖房のために燃焼しているので、炎マークが点灯しているんですね。
「もしかして誰かが使ってる?」と思う前に、床暖房や浴室乾燥機の電源が入りっぱなしになっていないかチェックしてみてくださいね。
無駄なエネルギー消費の防止にもつながりますよ。
具体例④:製品についている「SGマーク」って何?
「やかんマーク」という言葉から、製品そのものについている安全マークを思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
実は「SGマーク」という認証マークは、やかんなどの日用品にもよく付けられているんです。
SGマークとは、製品安全協会が定めるSG基準に適合した「安全な製品」であることを示すマークとされています。
給湯器関連でいうと、BLマーク(優良住宅部品マーク)も重要な認証マークで、品質・性能・アフターサービスに優れた住宅設備部品に付与されるものとされています。
リモコンに表示されるマークと、製品本体に印字された認証マークは別物です。
この2種類を混同しないようにしておくと、給湯器まわりの知識がぐっと整理されますよね。
給湯器のマークまとめ:焦らず意味を確認しよう

改めて、給湯器リモコンに表示される主なマークをまとめてみますね。
- 雪だるまマーク・雪の結晶マーク:凍結防止運転中のサイン。故障ではなく、自動で守ってくれている状態
- 顔マーク(ニコニコ・困り顔):省エネ達成度の表示。困り顔はエネルギー使いすぎのお知らせ
- 炎マーク(燃焼中マーク):給湯器が燃焼中。お湯以外に床暖房・浴室乾燥・凍結防止でも点灯する
- やかんマーク:「お湯・湯沸かし」を連想させるシンボル的なアイコン。SGマークなど安全認証マークとも関連あり
どのマークも、「故障では?」と不安になりがちですが、実はほとんどが正常な動作を知らせてくれているサインなんですね。
まずは焦らず、「これはどのマークかな?」と確認することから始めてみてください。
もし、マークの意味を確認しても状況がよくわからない場合や、エラーコードが表示されている場合は、メーカーのサポートや専門業者に相談するのが安心です。
給湯器の取扱説明書には、各マークの説明が記載されていることが多いので、お手元にある方はぜひ一度確認してみてくださいね。
私たちの毎日のくらしを支えてくれる給湯器。
マークの意味を知っておくだけで、いざというときに慌てなくて済みますし、省エネにも気を配れるようになりますよね。
今日から少し、リモコンの表示を気にしてみてはいかがでしょうか。
きっと、給湯器との付き合い方が変わってくると思いますよ。