
冬の朝、給湯器のリモコンを見ると見慣れない雪だるまのマークや結晶マークが表示されていて、「これって何だろう?」と気になった経験はありませんか?
実は、この雪マークは給湯器が頑張って凍結を防いでくれているサインなんですね。
特に寒い地域にお住まいの方や、急に冷え込んだ日に初めて見かけると、故障じゃないかと心配になってしまいますよね。
でも大丈夫です。
この記事では、雪マークの意味から凍結防止の仕組み、そして私たちができる具体的な対策まで、丁寧にお伝えしていきますね。
この記事を読めば、冬の給湯器トラブルを防いで、安心して暖かいお湯を使える毎日が送れるようになりますよ。
給湯器の雪マークは凍結防止機能が作動中のサイン

給湯器のリモコンに表示される雪マーク(雪だるまマークや結晶マーク)は、凍結防止機能が自動的に作動していることを示す表示なんですね。
外気温が0~5℃程度に下がると、給湯器が自動的にヒーターを作動させたり、ポンプを運転させたりして、配管内の水が凍るのを防いでくれているんです。
つまり、この雪マークが出ているときは、給湯器が「今、凍結しないように頑張っていますよ」と教えてくれているわけですね。
ノーリツ、リンナイ、パロマといった主要メーカーの給湯器で広く採用されていて、電源がしっかり入っていれば自動で働いてくれる便利な機能なんです。
なぜ給湯器には凍結防止機能が必要なのか

配管が凍ると大きなトラブルにつながる
そもそも、なぜ給湯器に凍結防止機能が必要なのか気になりますよね。
水は凍ると体積が約9%も膨張するという性質があるんですね。
給湯器の配管内で水が凍ってしまうと、この膨張圧力で配管が破裂したり、給湯器本体が故障したりする可能性があるんです。
特に朝方の冷え込みが厳しいときは要注意ですよね。
配管が破裂すると修理費用が数万円から十数万円かかることもありますし、寒い時期にお湯が使えなくなるのは本当に困りますよね。
だからこそ、凍結防止機能がとても大切なんですね。
凍結防止ヒーターの仕組み
給湯器の凍結防止機能には主に2つの仕組みがあります。
1つ目が凍結防止ヒーターです。
外気温が0~5℃程度まで下がると、給湯器内部に設置されているヒーターが自動的に作動して、配管を温めてくれるんですね。
このとき、リモコンに雪マークが表示されるんです。
ただし、このヒーターが働くためには給湯器の電源プラグがコンセントにしっかり差し込まれていることが絶対条件なんですよ。
節電のためにプラグを抜いてしまうと、凍結防止機能が働かなくなってしまうので注意が必要ですね。
自動ポンプ運転の役割
2つ目の仕組みが自動ポンプ運転です。
これは追い焚き機能付きの給湯器に搭載されている機能なんですね。
気温が5℃以下になると、浴槽の残り湯(水面から循環口まで5~10cm以上必要)を自動的に循環させて、配管内の水が凍るのを防いでくれるんです。
嬉しいことに、このときお湯を沸かすわけではないので、ガス代はかからず省エネなんですよ。
夜お風呂に入った後、すぐにお湯を抜いてしまう習慣がある方もいらっしゃるかもしれませんが、寒い時期は朝までお湯を残しておくと凍結防止に役立つんですね。
対策が必要な温度の目安
「どのくらい寒くなったら対策が必要なの?」と気になりますよね。
一般的に、最低気温がマイナス2℃以下になる予報が出たときや、積雪が予想されるときは、特に注意が必要とされています。
ただ、気温がマイナスにならなくても、風が強い日や放射冷却で冷え込む日は、局所的に凍結することもあるんですね。
天気予報をこまめにチェックして、早めに対策を始めるのがおすすめですよ。
凍結防止のための具体的な対策方法

対策1:給湯器の電源を常に入れておく
まず最も基本的で大切な対策が、給湯器の電源プラグをコンセントに差し込んだままにしておくことなんですね。
「電気代がもったいない」と感じるかもしれませんが、凍結防止ヒーターの電気代は1ヶ月でも数百円程度といわれています。
一方、凍結して配管が破裂した場合の修理費用は数万円から十数万円かかることを考えると、電源を入れっぱなしにしておく方がずっと経済的なんですよね。
リモコンに雪マークが表示されていれば、きちんと凍結防止機能が働いている証拠ですよ。
もし表示がない場合は、電源が入っているか確認してみてくださいね。
対策2:夜間の水出し対策
特に冷え込みが厳しいときは、夜間に蛇口から糸状の水を流し続けるという対策が効果的なんです。
水道の蛇口を少しだけ開けて、1分間に約400ml(糸状)程度の水を流し続けることで、配管内の水が流れ続けて凍りにくくなるんですね。
このとき気をつけたいのが、給湯温度の設定です。
リモコンの温度設定を「水」または35℃程度にしておくと、給湯器が作動せずに水だけが流れるので効率的ですよ。
「水道代がもったいない」と感じるかもしれませんが、配管が凍結して破裂するリスクを考えると、必要な投資といえますよね。
特にマイナス4℃以下になる予報が出ているときは、ぜひ実践してみてくださいね。
対策3:配管の保温対策
屋外に露出している配管は、特に凍結しやすい部分なんですね。
配管に保温材やテープ、タオルなどを巻いて保温することで、凍結のリスクを大きく下げることができますよ。
ホームセンターなどで販売されている配管用の保温材やヒートテープを使うのが一番ですが、急な寒波の場合は、厚手のタオルを巻いてその上からビニールテープで固定するだけでも効果があるんです。
積雪地域では、さらに防水シートなどで覆っておくと安心ですね。
ノーリツやリンナイなどのメーカーも、配管保温材の定期的な交換を推奨していますよ。
対策4:浴槽の残り湯を活用する
追い焚き機能付きの給湯器をお使いの方は、浴槽の残り湯を循環口より5~10cm以上残しておくのがおすすめです。
これにより、自動ポンプ運転が効果的に働いて、凍結を防いでくれるんですね。
「お風呂のお湯は毎日変えたい」という方もいらっしゃると思いますが、寒い時期だけでも朝まで残しておくと、給湯器を守ることができますよ。
朝になったらお湯を抜いて、新しいお湯を張れば衛生的にも問題ありませんよね。
対策5:寒冷地向け給湯器への交換を検討する
もし頻繁に凍結の心配をしなければならない地域にお住まいなら、寒冷地向けの給湯器への交換を検討するのも一つの方法かもしれませんね。
寒冷地向けの給湯器は、マイナス10℃程度まで対応できる強力な凍結防止ヒーターが内蔵されていて、凍結防止運転機能も標準装備されているんです。
2023年以降、寒冷地向け給湯器の普及が進んでいて、凍結防止機能がより充実したモデルが増えているんですよ。
初期投資は必要ですが、長期的に見れば凍結トラブルのリスクが減って、安心して暮らせるというメリットは大きいですよね。
雪マークが表示されないときの確認ポイント

電源の確認
「寒いのに雪マークが表示されない」と不安になることがあるかもしれませんね。
まず確認したいのが、給湯器の電源プラグがしっかりコンセントに差し込まれているかです。
意外と多いのが、掃除のときなどに誤ってプラグが抜けてしまっているケースなんですよ。
また、ブレーカーが落ちていないかも確認してみてくださいね。
外気温の確認
雪マークは外気温が0~5℃程度になると表示される仕組みなので、まだそこまで気温が下がっていない場合は表示されないんですね。
お住まいの地域の気温を確認してみると、納得できるかもしれませんよ。
取扱説明書の確認
給湯器のメーカーや機種によって、雪マークの表示条件や表示方法が異なる場合があります。
取扱説明書を確認して、お使いの給湯器の仕様を確認してみることをおすすめしますよ。
もし取扱説明書が見当たらない場合は、多くのメーカーがウェブサイトで説明書を公開していますので、型番を確認して検索してみてくださいね。
まとめ:給湯器の雪マークは安心のサイン
給湯器のリモコンに表示される雪マークは、凍結防止機能が正常に作動していることを示す安心のサインなんですね。
外気温が下がったときに自動的に配管を温めたり、循環させたりして、大切な給湯器を凍結から守ってくれているんです。
私たちができる基本的な対策としては、以下のポイントを押さえておくことが大切ですよ。
- 給湯器の電源プラグを常にコンセントに差し込んでおく
- 特に寒い夜は蛇口から糸状の水を流し続ける
- 屋外の配管に保温材やタオルを巻いて保温する
- 追い焚き機能付きなら浴槽の残り湯を残しておく
- 最低気温マイナス2℃以下や積雪時は特に注意する
これらの対策を組み合わせることで、凍結のリスクを大きく減らすことができるんですね。
2026年現在も気候変動による異常低温の報告があるので、天気予報をこまめにチェックして、早めの対策を心がけることが大切ですよ。
冬の暮らしを安心して過ごすために
給湯器の凍結防止について知っていると、冬の寒い日も安心して過ごせますよね。
もしかしたら今まで「雪マークって何だろう?」「故障かな?」と不安に感じていた方もいらっしゃるかもしれませんが、これからは「ちゃんと働いてくれているんだな」と安心できるのではないでしょうか。
特に初めて冬を迎える給湯器をお使いの方や、急に寒くなった日には、ぜひこの記事の内容を思い出してみてくださいね。
ちょっとした対策で、高額な修理費用や不便な思いを避けることができるんです。
今夜からでも実践できる対策ばかりですので、天気予報で冷え込みが予想される日は、給湯器の電源確認や配管の保温など、できることから始めてみませんか?
あなたとご家族が、暖かいお湯のある快適な冬を過ごせることを願っていますよ。