
灯油給湯器(石油給湯器)っていったいいくらするんだろう?と気になっている方、きっと多いですよね。
突然お湯が出なくなったり、古くなった給湯器をそろそろ替えないといけないかな…と感じたりしたとき、まず知りたいのはやっぱり「値段」のことだと思います。
でも、ネットで調べてみると本体価格だけのものや工事費込みのものが混在していて、「結局いくらかかるの?」と混乱してしまうことも多いですよね。
この記事では、灯油給湯器の値段について「本体価格」「工事費込みの総額」「タイプ別相場」「エコフィールの追加費用」「灯油タンクの費用」という5つのポイントに分けて、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、「だいたいこのくらいの予算を用意しておけばいいんだな」と安心して準備を進められるようになりますよ。
灯油給湯器の値段は「本体+工事費」で15万〜60万円が目安

結論からお伝えすると、灯油給湯器の値段は本体価格と工事費を合わせた総額で、おおよそ15万円〜60万円程度が相場とされています。
「えっ、幅が広すぎない?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。
それもそのはずで、給湯器には「給湯専用」「オートタイプ」「フルオートタイプ」「エコフィール」など様々な種類があり、機能によって本体価格が大きく変わるんです。
さらに、設置状況や工事の複雑さによっても工事費が変わってきます。
まずはこの「相場感」をざっくり頭に入れておくと、業者さんに見積もりをもらったときに「高いのか安いのか」が判断しやすくなりますよ。
なぜ値段に幅があるの?タイプと工事費の違いを解説

灯油給湯器の値段に幅がある理由は主に2つあります。
「給湯器のタイプ(機能)の違い」と「工事費の違い」です。
一緒に詳しく見ていきましょう。
タイプ別の本体価格の違い
灯油給湯器は大きく分けて3つのタイプがあります。
それぞれの本体価格の目安は以下のとおりです。
①給湯専用タイプ:本体価格の目安は約8万円〜20万円
給湯専用タイプは、シャワーや蛇口からお湯を出すための基本的な機能だけを持ったタイプです。
お風呂の自動お湯はりや追いだき機能はついていないので、その分価格が比較的リーズナブルなのが特徴ですよね。
「お風呂は手動でいいから、できるだけコストを抑えたい」という方にはこちらが選択肢になるかもしれませんね。
②オートタイプ:本体価格の目安は約15万円〜30万円
オートタイプは、自動お湯はりや追いだき機能がついているタイプです。
「設定した温度・量でお湯はりをボタン一つで」「冷めたら追いだきができる」という便利さが加わります。
日常的にお風呂をしっかり使う家庭では、もしかしたらこのタイプがいちばん使い勝手がよいかもしれませんね。
③フルオートタイプ:本体価格の目安は約20万円〜40万円
フルオートタイプは、自動お湯はりや追いだき機能に加えて、自動足し湯や配管自動洗浄などの機能が加わったタイプです。
お湯が減ったら自動で足してくれたり、浴槽の配管をきれいに保ってくれたりと、より快適でお手入れも楽なのが魅力ですよね。
その分価格は高くなりますが、「家族みんながお風呂をよく使う」「お手入れの手間を減らしたい」という方にはぴったりかもしれませんね。
エコフィールはさらに5万〜10万円ほど高い傾向
最近よく耳にする「エコフィール」という言葉、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
エコフィールとは、燃焼時に発生する排熱を再利用して効率を高めた高効率タイプの石油給湯器のことです。
通常の給湯器よりも熱効率が高いため、長期的にはランニングコストの節約につながる可能性があります。
ただし、本体価格は通常機種より5万円〜10万円ほど高い傾向があるとされています。
「初期費用は少し高くなるけど、長く使うなら元が取れるかも」と考える方には、検討する価値がある選択肢ですよね。
工事費は数万円〜10万円程度が上乗せされることも
本体価格とは別に、設置工事の費用がかかります。
工事費は設置状況によって異なりますが、数万円〜10万円程度が上乗せされることがあるとされています。
たとえば、既存の給湯器と同じ場所・同じ配管で交換する場合は工事が比較的シンプルになりますが、配管の変更や設置場所の変更が必要な場合は工事費が高くなることもあるんですね。
「見積もりで工事費が思ったより高い…」と感じたときは、何の工事が必要なのかを業者さんに確認してみると安心ですよ。
灯油タンクの費用も忘れずに
灯油給湯器を使うためには、灯油を貯めておくタンクも必要ですよね。
一般家庭向けの灯油タンクは、本体価格が約2万円〜4万円、工事費が約2万円〜5万円程度が目安とされています。
すでにタンクをお持ちの方はそのまま使えることが多いですが、新設する場合や古いタンクを交換する場合は、この費用も予算に含めて考えておくと安心ですよ。
タイプ別の費用イメージを具体的に見てみよう

ここまでの内容を踏まえて、実際にどのくらいの費用になるのか、具体的なパターンで見てみましょう。
読者の皆さんの状況に近いものを参考にしてみてくださいね。
パターン①:給湯専用タイプに交換する場合
「できるだけコストを抑えて交換したい」「お湯が出れば十分」という方のケースです。
- 本体価格の目安:約8万円〜20万円
- 工事費の目安:約3万円〜10万円
- 合計の目安:約15万円〜30万円前後
給湯専用タイプは3つの中でもっともリーズナブルな選択肢です。
「まずは最低限の機能でOK」という方には、きっとこのパターンが参考になるかもしれませんね。
パターン②:フルオートタイプ+エコフィールに交換する場合
「快適さを重視したい」「長期的なランニングコストも気になる」という方のケースです。
- 本体価格の目安:約25万円〜50万円(エコフィール分の追加含む)
- 工事費の目安:約5万円〜10万円
- 合計の目安:約30万円〜60万円前後
フルオートタイプ+エコフィールは初期費用が高くなりますが、毎日の快適さとランニングコストの削減を両立できる可能性があります。
「どうせ交換するなら良いものを」と考えている方にはこちらのパターンが参考になるかもしれませんね。
パターン③:灯油タンクも一緒に新設・交換する場合
「給湯器と一緒に灯油タンクも新しくしたい」「タンクが古くなっていて心配」という方のケースです。
- 給湯器本体+工事費の目安:約20万円〜50万円
- 灯油タンク本体の目安:約2万円〜4万円
- 灯油タンク工事費の目安:約2万円〜5万円
- 合計の目安:約25万円〜60万円前後
給湯器と灯油タンクをまとめて交換すると、業者さんへの依頼が1回で済むのでスムーズなことが多いですよね。
「タンクも古くなってきたな」と感じている方は、一緒に検討してみるのもよいかもしれませんね。
灯油給湯器の値段を整理するとこうなります

ここまでお読みいただいた皆さんには、灯油給湯器の値段についてかなりイメージがつかめてきたのではないでしょうか。
最後に、この記事の内容をまとめておきますね。
- 給湯専用タイプの本体価格の目安は約8万円〜20万円
- オートタイプの本体価格の目安は約15万円〜30万円
- フルオートタイプの本体価格の目安は約20万円〜40万円
- エコフィールは通常機種より5万円〜10万円ほど高い傾向
- 工事費は別途数万円〜10万円程度が上乗せされることがある
- 交換総額の目安は約15万円〜60万円前後(条件による)
- 灯油タンクを新設・交換する場合は本体2万円〜4万円+工事費2万円〜5万円程度を追加で見込む
「思ったより幅があるな」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、こうして整理してみると「自分の家はどのタイプが合っているか」「予算はどのくらい準備すればよいか」がかなり見えやすくなったのではないでしょうか。
価格は機種・在庫・工事条件によって変動することもありますので、複数の業者さんから見積もりをもらって比較するのがいちばん確実な方法とされています。
「1社だけに聞いて決める」のではなく、できれば2〜3社に見積もりを依頼してみると、より納得のいく選択ができるかもしれませんね。
灯油給湯器の交換や新設は、日々の生活にとってとても大切なことですよね。
「なんとなく不安で動けなかった」という方も、相場感がわかれば一歩踏み出しやすくなるはずです。
この記事が、皆さんの灯油給湯器選びの参考に少しでもなれば嬉しいです。
ぜひ、まずは気になる業者さんに相談してみてくださいね。きっと、思っていたよりもスムーズに話が進みますよ。