美容室の給湯器の値段って実際どのくらいかかるの?

美容室の給湯器の値段って実際どのくらいかかるの?

美容室の開業や給湯設備の入れ替えを考えているとき、「給湯器って実際いくらかかるんだろう?」って気になりますよね。

シャンプー台の数や店舗の規模によって必要な給湯能力も違いますし、初期費用だけでなくランニングコストも気になるところです。

この記事では、美容室向けの給湯器の種類や価格帯、工事費用の相場、そして長期的な光熱費まで、トータルでかかる費用について詳しくご紹介していきますね。

きっとあなたのサロンに合った給湯設備選びの参考になるはずです。

美容室の給湯器、結局いくらくらい必要なの?

美容室の給湯器、結局いくらくらい必要なの?

結論から言うと、美容室の給湯器は種類や規模によって8万円台から100万円以上まで幅広い価格帯があるんですね。

小規模サロンなら業務用ガス給湯器で8万〜12万円程度から導入できますし、大規模サロンでサロン専用ボイラーを選ぶなら100万円を超えることもあるとされています。

ただし、本体価格だけでなく工事費や配管費、そして毎月のランニングコストも考える必要があるんです。

初期費用を抑えるか、長期的な光熱費を削減するか、どちらを優先するかによって最適な選択は変わってくるんですよね。

なぜ美容室の給湯器は種類によって値段が違うの?

なぜ美容室の給湯器は種類によって値段が違うの?

給湯器の種類によって仕組みが全く違うから

美容室で使われる給湯設備には、大きく分けて3つのタイプがあります。

それぞれ仕組みが異なるため、値段にも大きな差が出てくるんですね。

業務用ガス給湯器(瞬間式)

ガスを燃焼させて瞬間的にお湯を作るタイプです。

使いたいときにすぐお湯が出るので、シャワーの水圧も強く保てるというメリットがあるんです。

本体価格が比較的安く、初期投資を抑えられるのが魅力ですよね。

  • 16号クラス:定価約18万円→実売7万〜8万円台(工事込み・税込)
  • 20号クラス:定価約24万円→実売8万〜12万円台(工事込み・税込)
  • 24号クラス:定価約25〜26万円→実売9万〜12万円台(工事込み・税込)
  • 32号クラス:定価約32〜35万円→実売14万〜17万円台(工事込み・税込)

最近では熱効率が約95%とされる「エコジョーズ」タイプが美容室向けにも提案されていて、従来型よりも燃料費を削減できるんですね。

ノーリツなどが理容院・美容院向けに高効率ガス給湯器を推奨していて、年間燃料費を削減できる省エネ機種として注目されているんですよ。

サロン専用ボイラー・電気温水器(貯湯式)

あらかじめお湯を貯めておくタイプで、複数のシャンプー台で同時に使っても湯量が安定するという特徴があります。

タカラベルモントなど美容サロン専用に設計された製品が人気で、メンテナンスやサポートも手厚いとされていますよ。

  • 小規模向け(リオなど):約42.5万円〜
  • 中規模向け(フォンテII、ラーゴなど):約56.5万円〜69.5万円
  • 中規模ハイパワー向け(デミicsRなど):約93.5万円〜
  • 大規模向け(カーサicsR、カーラントS icsなど):約126万円〜135.5万円〜

本体価格はガス給湯器より高めですが、安定した給湯能力が求められる忙しいサロンには向いているかもしれませんね。

最近では、ビューティガレージとリンナイが共同開発した「クイックボイラー」など、美容室専用の加圧給湯システムも登場しているんです。

シャンプーユニット数に応じてプランが選べて、次のような価格帯になっていますよ。

  • 16号単体(1〜2台用):約67.8万円〜72.5万円
  • 16号並列(2〜3台用):約82.4万円〜89.5万円
  • 24号単体(2〜3台用):約71.5万円
  • 24号並列(3〜4台用):約89.5万円

これまで複数の給湯器を並べていた小・中規模サロンでも、ボイラー1台に集約する形で導入しやすくなったと説明されているんですね。

電気温水器・エコキュート(深夜電力活用型)

深夜の安い電力を使ってお湯を沸かして貯めておくタイプです。

給湯にかかるランニングコストがガスの3分の1から6分の1程度になるという試算もあるんですね。

美容室向けの大容量電気温水器は、本体価格が60万〜70万円台と、ガス給湯器(20万〜30万円程度)の倍近くかかるという解説もあります。

ただし、長期的な光熱費削減を考える方には検討されているようです。

タカラベルモントのヒートポンプ給湯システム「TERRE II」は約53.1万円と、電気温水器よりやや抑えた価格帯で、省エネ性と環境性能を重視したい方に提案されていますよ。

シャンプー台の数で必要な給湯能力が変わるから

美容室の規模によって必要な給湯能力が大きく変わってくるんです。

小さなサロンと大型店では当然必要な設備も違いますよね。

ガス給湯器の場合(号数で選ぶ)

ガス給湯器の「号数」は、1分間に水温プラス25℃のお湯を何リットル出せるかを示しているんですね。

シャンプー台1台につき16号給湯器1台という考え方が一つの基準とされています。

  • シャンプー台1〜2台:16〜20号クラス
  • シャンプー台3〜4台:24〜32号クラス
  • シャンプー台5台以上:32号以上または複数台設置

複数台のシャンプーを同時に使うことが多いサロンなら、少し余裕を持った号数を選んだほうが安心ですよね。

例えばシャンプー台3台なら16号×3台という設置方法もありますし、号数を上げた機種を組み合わせる方法もあるんです。

貯湯式の場合(貯湯量で選ぶ)

ボイラーや電気温水器の場合は、貯湯タンクの容量が重要になってきます。

  • 小規模サロン(1〜2台):30〜60リットルクラス
  • 中規模サロン(3〜4台):100〜130リットルクラス
  • 大規模サロン(5台以上):200〜250リットルクラス

貯湯量が少ないとお湯が足りなくなってしまいますし、多すぎると無駄なコストがかかってしまうんですね。

工事費や配管費も意外とかかるから

給湯器本体の価格だけ見ていると、実際の総額に驚いてしまうこともあるんですよね。

工事費や配管工事費も忘れずに予算に入れておく必要があるんです。

標準的な工事費の目安

ネット販売系の業者では「本体+リモコン+標準工事込み」というパッケージ価格を提示していることが多いですよね。

この場合、業務用24号クラスで9万〜12万円程度からということもあるそうです。

ただし、これは「標準工事」の範囲内での話なんですね。

配管工事費の相場

店舗の広さや間取り、シャンプー台の配置によって配管工事の規模は変わってきます。

一般的な美容室では配管工事費として10万〜20万円程度を見込んでおくとよいとされています。

特に給湯器からシャンプー台までの距離が長い場合や、複雑な配管が必要な場合は、さらに費用がかかることもあるんですね。

電気工事が必要な場合も

電気温水器やエコキュートを導入する場合、電源工事や専用ブレーカーの設置が必要になることがあります。

この場合、トータルで10万〜30万円程度が工事費として上乗せされるケースが多いようです。

美容室の給湯器、具体的にどんな選択肢があるの?

美容室の給湯器、具体的にどんな選択肢があるの?

【パターン1】初期費用を抑えたい小規模サロン向け

開業したばかりで予算に限りがある場合や、シャンプー台が1〜2台程度の小さなサロンなら、こんな選択肢がありますよ。

業務用ガス給湯器16〜20号クラス

リンナイやノーリツの業務用給湯器なら、本体+工事込みで7万〜12万円程度から導入できるとされています。

初期投資を最小限に抑えられるのが最大のメリットですよね。

プロパンガス(LPガス)を選ぶことで、さらにコストを抑えられることもあるそうです。

  • 16号:定価18万円→実売7万〜8万円台(工事込み・税込)
  • 20号:定価24万円→実売8万〜12万円台(工事込み・税込)
  • 特徴:給湯専用タイプを選べばさらに安くなる

追い焚き機能は美容室では必要ないので、給湯専用タイプで十分なんですよね。

サロン専用小型温水器

タカラベルモントの「リオ」など、小規模サロン向けのコンパクトな温水器もあります。

  • 価格:約42.5万円〜
  • 貯湯量:3リットル程度
  • 特徴:サロン専用設計でメンテナンスしやすい

初期費用はガス給湯器より高くなりますが、サロン専用の安心感を求める方には選択肢の一つかもしれませんね。

初期費用ゼロのリース・貸与サービス

最近では、プロパンガス会社が美容室向けに初期費用ゼロで給湯器を提供するサービスも登場しているんです。

条件次第で給湯器本体+配管工事費をイニシャルコスト0円(貸与)とするサービスで、給湯器の寿命とされる約10年間、故障時も無償対応してくれるケースがあるそうですよ。

開業資金を抑えたい方には検討する価値があるかもしれませんね。

【パターン2】中規模サロンでバランス重視

シャンプー台3〜4台の中規模サロンで、初期費用とランニングコストのバランスを取りたい場合はこんな選択肢があります。

業務用ガス給湯器24〜32号クラス(エコジョーズ)

熱効率の高いエコジョーズタイプなら、燃料費の削減も期待できるとされていますよ。

  • 24号:定価約25〜26万円→実売9万〜12万円台(工事込み・税込)
  • 32号:定価約32〜35万円→実売14万〜17万円台(工事込み・税込)
  • 特徴:従来型より約15%程度の燃料費削減が期待できるとされる

ノーリツのGQ-C2434WZ-Cなどが美容室向けに提案されているそうですね。

中型サロン専用ボイラー

タカラベルモントの「ラーゴ」や「デミicsR」などがこのクラスに該当します。

  • ラーゴ:約69.5万円〜(貯湯100L、省エネ・コンパクトタイプ)
  • デミicsR:約93.5万円〜(貯湯60L、コンパクトハイパワータイプ)
  • 特徴:同時出湯に強く、安定した湯量を確保できる

忙しい時間帯に複数のお客様を同時に対応することが多いサロンには向いているかもしれませんね。

サロン専用加圧給湯システム

ビューティガレージ×リンナイの「クイックボイラー」は、中規模サロン向けのプランが充実しています。

  • 16号並列(2〜3台用):約82.4万円〜89.5万円
  • 24号単体(2〜3台用):約71.5万円
  • 24号並列(3〜4台用):約89.5万円
  • 特徴:複数の給湯器をボイラー1台に集約できる

これまで複数台の給湯器を設置していたサロンが、メンテナンス性や省スペース性を重視してボイラーに切り替えるケースも増えているそうですよ。

【パターン3】大規模サロンでランニングコスト重視

シャンプー台5台以上の大型サロンで、長期的な光熱費削減を考えるならこんな選択肢があります。

大容量サロン専用ボイラー

タカラベルモントの「カーサicsR」や「グランicsR」、「カーラントS ics」などですね。

  • グランicsR:約126.5万円〜(貯湯130L)
  • カーサicsR:約135.5万円〜(貯湯200L)
  • 特徴:大規模サロンの同時多発的な給湯ニーズに対応

初期投資は大きくなりますが、安定した給湯能力を求める大型サロンには選択肢になるでしょう。

店舗用電気温水器・エコキュート

ランニングコストを最優先するなら、電気温水器やエコキュートという選択肢もあります。

  • 本体価格:60万〜70万円台
  • 工事費:別途10万〜30万円程度
  • 特徴:深夜電力活用でガスの3分の1〜6分の1のランニングコストになる可能性がある

ただし、貯湯式のため同時使用時に水圧が低下する懸念があるという指摘もあるようです。

実際に使っているサロンの話を聞いてみるのもいいかもしれませんね。

ヒートポンプ給湯システム

タカラベルモントの「TERRE II」など、ヒートポンプ技術を使った給湯システムもあります。

  • 価格:約53.1万円〜
  • 特徴:省エネ性能が高く、環境にも優しいとされる

初期費用とランニングコストのバランスを取りたい方に検討されているようですよ。

美容室の給湯器選び、まとめ

美容室の給湯器の値段は、種類や規模によって8万円台から100万円以上まで幅広いんですね。

初期費用を抑えるなら業務用ガス給湯器が8万円台から導入できますし、安定した給湯能力を求めるならサロン専用ボイラーという選択肢があります。

また、長期的なランニングコストを考えるなら、電気温水器やエコキュート、ヒートポンプ給湯システムも検討する価値があるでしょう。

大切なのは初期費用だけでなく、工事費や毎月の光熱費も含めたトータルコストで考えることなんですね。

シャンプー台の数や営業スタイル、予算に合わせて、最適な給湯設備を選んでくださいね。

あなたのサロンに合った給湯器を見つけてください

給湯器選びって、最初は難しく感じるかもしれませんが、一度しっかり検討すれば長く使える設備投資になりますよね。

複数の業者さんに見積もりを取って、本体価格だけでなく工事費込みの総額を比較してみるのがおすすめです。

また、実際にその給湯器を使っている他のサロンさんの話を聞けると、リアルな使い心地がわかって安心できるかもしれませんね。

最近では、YouTubeやブログで「ボイラーと給湯器どっちが得か?」という開業者向けコンテンツも増えているそうですよ。

初期費用とランニングコストのバランスについて、実際の事例を交えて解説されているものもあるので、参考にしてみるのもいいかもしれません。

あなたのサロンに最適な給湯器が見つかって、お客様に快適なシャンプーサービスを提供できることを願っています。

きっと素敵なサロン作りができますよ。