給湯器の夜間電力って本当に安くなるの?

給湯器の夜間電力って本当に安くなるの?

「毎月の電気代、もう少し抑えられないかな…」と思ったことはありますか?
特に給湯にかかるコストって、意外と大きいですよね。
お風呂・シャワー・炊事と、私たちの毎日の生活でお湯を使う場面はたくさんあります。

そんな中で注目されているのが、給湯器と夜間電力を組み合わせた使い方です。
「夜間電力ってなんとなく聞いたことあるけど、実際どういう仕組みなの?」「本当に電気代が安くなるの?」と気になっているさんも多いのではないでしょうか。

この記事では、給湯器と夜間電力の基本的な仕組みから、電気温水器とエコキュートの違い、上手な使い方のコツまで、一緒にわかりやすく整理していきますね。
読み終わる頃には、きっと「じゃあ自分の家ではどうすればいいか」がイメージできるようになりますよ。

給湯器×夜間電力は、ランニングコストを抑えやすい組み合わせです

給湯器×夜間電力は、ランニングコストを抑えやすい組み合わせです

結論からお伝えすると、給湯器と夜間電力の組み合わせは、うまく使えばランニングコストを下げやすい方法とされています。

夜間電力とは、電力会社が設定する夜間の時間帯に、昼間より安い料金で電気を使える仕組みのことです。
この安い時間帯にお湯をたっぷり沸かして貯めておき、日中はそのお湯を使う——というのが、給湯器×夜間電力の基本的な考え方なんですね。

電気代が気になっている方にとって、給湯のコストを「夜間の安い電気」でまかなえるのは、とても魅力的な選択肢かもしれませんね。

なぜ夜間電力を使うと給湯コストが下がるの?

なぜ夜間電力を使うと給湯コストが下がるの?

夜間電力の仕組みをおさらいしましょう

電力会社は、昼間に比べて夜間は電力の需要が少なくなるため、夜間の電気料金を安く設定したプランを用意しています

このプランは「時間帯別電灯」や「夜間時間帯が割安なプラン」などと呼ばれることが多くなっています。
かつては「深夜電力」という言い方が一般的でしたが、近年は電力会社によって案内の仕方が変わってきているんですね。

夜間の割安時間帯は、契約や地域によって異なりますが、午後11時〜翌朝7時、あるいは22時〜翌朝8時といった時間帯が多いとされています。
ご自身の契約内容を確認してみると、思わぬ発見があるかもしれませんね。

給湯器が夜間電力と相性がいい理由

夜間電力と特に相性がいいのが、「貯湯式」の給湯器です。
貯湯式とは、あらかじめタンクにお湯を貯めておける仕組みのことで、代表的なのが電気温水器エコキュートです。

この2つは、夜間に電気を使ってお湯を沸かし、タンクに貯めておく仕組みになっています。
だから、昼間は電気を使わずに夜作ったお湯を使えるので、電気代の高い時間帯の消費を最小限にできるんですね。

ガス給湯器のように「使うたびに沸かす」のではなく、「夜間にまとめて安く作る」という発想の転換が、コスト節約のカギになっているんです。

昼間の「追加沸き上げ」には注意が必要です

ただし、一点気をつけてほしいポイントがあります。
それは、昼間にお湯が足りなくなって追加で沸き上げると、料金の高い時間帯の電気を使うことになってしまうということです。

せっかく夜間電力を活用しているのに、昼間に追加沸き上げが増えてしまうと、節約効果が薄れてしまうんですね。
だからこそ、タンク容量の選定と、日々の使い方の工夫が大切になってきます。

電気温水器とエコキュート、どう違うの?

電気温水器とエコキュート、どう違うの?

電気温水器:シンプルな構造で信頼性が高い

電気温水器は、電気ヒーターで水を直接温める仕組みです。
構造がシンプルなので、故障が少なく、長く使い続けられるというメリットがあります。

初期費用はエコキュートより抑えられることが多い一方、電気をそのまま熱に変えるため、エコキュートと比べると電気代はやや高めになる傾向があるとされています。

エコキュート:省エネ性の高さが魅力

エコキュートは、空気中の熱を利用して効率よくお湯を作る「ヒートポンプ技術」を使っています。
同じ量のお湯を作るのに必要な電気量が少なくて済むため、電気温水器よりも電気代が低くなる傾向があるとされています。

省エネ性の高さから、多くの家庭で選ばれていて、オール電化住宅との組み合わせでよく導入されているんですね。
初期費用は電気温水器より高めになることが多いですが、長期間使うことでランニングコストの差が出やすいとも言われています。

どちらを選ぶかは、家族構成や予算で考えるのがおすすめ

「どちらが正解か」というよりも、ご家族の人数・生活スタイル・初期予算に合わせて選ぶのが大切かもしれませんね。

  • 初期費用を抑えたい → 電気温水器
  • 長期的なランニングコストを重視したい → エコキュート
  • オール電化でIH調理器も導入する予定 → エコキュートとの組み合わせが人気

メーカーや販売店に相談しながら、ご自身の家庭に合った機器を検討してみてくださいね。

上手に節約するための具体的なポイント

上手に節約するための具体的なポイント

① タンク容量は「少し余裕をもって」選ぼう

夜間電力をしっかり活かすには、タンク容量がとても重要です。

タンクが小さすぎると、お風呂や洗い物などで夜作ったお湯を使い切ってしまい、昼間に追加沸き上げが必要になってしまうんですね。
これが繰り返されると、夜間電力の節約効果がどんどん薄れてしまいます。

一般的には、家族の人数や生活スタイルに合わせて、「少し余裕のある容量のタンク」を選ぶのがポイントとされています。
家族が増える予定があるさんは、将来の使用量も見越して選ぶと安心かもしれませんね。

② 沸き上げ設定は「夜間中心」に

エコキュートや電気温水器には、沸き上げのスケジュールを設定できる機能があるものが多いです。
夜間の割安時間帯に集中して沸き上げるよう設定しておくのが、節約の基本中の基本です。

機種によっては「お任せモード」「節約モード」などの設定があるものもあります。
取扱説明書を確認してみると、意外と知らなかった便利な設定が見つかるかもしれませんよ。

③ 契約プランを一度しっかり確認しよう

夜間電力のメリットを活かすためには、実際に夜間の電気料金が安くなるプランに契約しているかどうかが大前提です。

夜間の割安時間帯や料金単価は、地域・電力会社・プランによって異なります。
「なんとなく夜間電力プランに入っているはず」と思っているさん、これを機会に電力会社の料金明細や契約内容を確認してみることをおすすめします。

もし最適なプランに入っていなかったとしたら、切り替えだけで節約につながる可能性もありますよ。

④ 日々の使い方の小さな工夫も積み重なる

機器の設定だけでなく、日々の習慣も大切です。
シャワーをこまめに止める、炊事で必要以上にお湯を流さないといった小さな工夫も、積み重なれば節約につながりますよね。

また、オール電化の住宅でIH調理器と組み合わせている場合は、夜間料金の割安時間帯にできるだけ電気を使う工夫をすることで、さらに光熱費を抑えやすくなるとされています。

夜間電力プランを使う際に気をつけたいこと

昼間の電気料金は高めになることも

夜間電力プランは、夜間の料金が安い分、昼間の電気料金が通常の従量電灯プランより高く設定されている場合もあるとされています。

そのため、在宅時間が長く昼間に多くの電気を使う家庭では、思ったほど節約にならないケースも考えられます。
ライフスタイル全体を見て、「自分の家庭に合っているか」を確認することが大切ですね。

夜間時間帯は契約によって異なります

繰り返しになりますが、夜間の割安時間帯は電力会社・プランによって異なります。
午後11時〜翌朝7時の場合もあれば、22時〜翌朝8時の場合もあります。

給湯器の沸き上げ時間をその時間帯に合わせて設定しないと、せっかくのプランが活かせません。
機器の設定と契約プランの夜間時間帯を必ず合わせて確認しておくのが大事なポイントですよ。

まとめ:給湯器と夜間電力は、正しく使えば頼もしい節約手段です

ここまで一緒に見てきたことを整理しましょう。

  • 夜間電力とは、夜間の割安な電気料金を活用できるプランのこと
  • 電気温水器・エコキュートなど貯湯式の給湯器と相性がよい
  • 夜間にお湯を作って貯めておき、昼間はそのお湯を使うのが基本
  • 昼間の追加沸き上げが増えると節約効果が薄れるため、タンク容量と設定が重要
  • エコキュートは電気温水器より省エネ性が高い傾向がある
  • 契約プランの夜間時間帯と機器の沸き上げ設定を合わせることが大切
  • 在宅時間が長い家庭は、昼間の電気代も考慮してプランを選ぼう

給湯器と夜間電力の組み合わせは、正しく使えば毎月の光熱費を着実に抑えられる可能性がある、頼もしい節約の仕組みなんですね。

「難しそう」と思っていたさんも、仕組みを知ってしまえば意外とシンプルだと感じてもらえたのではないでしょうか。

まず一歩、今の電力契約プランと給湯器の沸き上げ設定を確認してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
小さな確認が、毎月の電気代を大きく変えるきっかけになるかもしれませんよ。
きっと「気づいてよかった」と思える日が来るはずです。一緒に賢く節約していきましょう。