
「うちの給湯器って、電気なのかガスなのかどっちだろう?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
引っ越しをしたばかりだったり、光熱費の見直しをしようとしたとき、あるいは給湯器が壊れて修理や交換を考えるとき……そういったタイミングで、急に「そういえばうちの給湯器ってどっちだっけ?」と気になることって、きっとありますよね。
実は、給湯器が電気かガスかを見分けるのはそんなに難しくないんですよ。
「本体ラベル → 配管 → 排気口 → 設置形状 → 分電盤」の順番でチェックするだけで、多くの場合は自分でも判断できるんです。
この記事では、それぞれのチェックポイントをわかりやすく解説しています。
読み終わったあとには、「あ、うちの給湯器はこっちだったんだ!」とスッキリ理解できるはずですよ。
給湯器が電気かガスかは「5つのポイント」で見分けられます

結論からお伝えすると、給湯器が電気式かガス式かを見分けるには、以下の5つのポイントを確認するのが一番わかりやすい方法です。
- ① 本体ラベル・銘板を確認する
- ② ガス管・ガス栓の有無を確認する
- ③ 排気口・排気筒があるかどうか確認する
- ④ 設置形状・サイズを確認する
- ⑤ 分電盤の専用ブレーカーを確認する
これらを順番に確認していくと、「きっとこっちだな」という判断がしやすくなります。
では、それぞれの詳しい見方を一緒に見ていきましょう。
なぜこの5つで判断できるの?それぞれの理由を解説します

なんとなく「チェックする」と言われても、理由がわからないと不安ですよね。
ここでは、それぞれのポイントがなぜ判断材料になるのかを説明していきますね。
① 本体ラベル・銘板を見るのが一番確実です
給湯器の本体には、必ずといっていいほど型番や仕様が記載されたラベル(銘板)が貼られています。
これを見るのが、実は最も信頼性の高い確認方法なんですよ。
ラベルに「都市ガス」や「LPガス」という記載があれば、それはガス給湯器です。
一方、「エコキュート」「電気温水器」「ヒートポンプ」などの表記があれば、電気式の給湯器の可能性が高いですよ。
本体の側面や背面、あるいはドアを開けた内側などにラベルが貼ってあることが多いので、ぜひ一度確認してみてくださいね。
② ガス管・ガス栓の有無で判断できます
給湯器の本体にガス管やガス栓が接続されているかどうかも、大きな判断材料になります。
ガス給湯器には、必ずガスを供給するための配管が本体につながっています。
逆に、電気給湯器にはガス管は接続されていないのが基本ですよ。
ただし、同じ家にガスコンロがある場合などは、近くにガス管が走っていることもあるので、「給湯器本体に直接つながっているガス管があるかどうか」を確認するのがポイントですね。
③ 排気口・排気筒があればガス式の可能性が高いです
ガス給湯器は、ガスを燃焼させてお湯を作ります。
燃焼するということは、排気ガスが発生するので、必ず排気口や排気筒が設けられているんですね。
一方、電気式の給湯器は燃焼という工程がないため、基本的に排気口は見当たりません。
給湯器の上部や側面、あるいは壁を貫通するような筒状のものがあれば、それが排気筒の可能性があります。
「あ、こんなところに穴が開いてる」と気づいたら、ガス式を疑ってみてくださいね。
④ 設置形状・サイズも大きなヒントになります
給湯器の見た目や設置のされ方も、判断の手がかりになります。
- 壁掛けのコンパクトな箱形の本体→ ガス給湯器であることが多いです
- 大きなタンクや貯湯ユニットが設置されている→ 電気式(エコキュートや電気温水器)の可能性が高いです
エコキュートや電気温水器は、お湯を大きなタンクに貯めておく仕組みのため、床置き型の大きな円筒形や角形のタンクが設置されているのが特徴なんですね。
ただし、設置形状だけで判断するのは少し注意が必要で、機種や設置環境によって例外もあります。
あくまでもラベル確認と組み合わせて使うのがおすすめですよ。
⑤ 分電盤の専用ブレーカーを確認してみましょう
家の中の分電盤(ブレーカーボックス)を開けてみると、各回路に名前やラベルが書かれていることが多いです。
「給湯器」「エコキュート」「温水器」などと書かれた専用のブレーカーがあれば、電気式の給湯器を使っているサインになります。
また、電気式の給湯器には大きな電力が必要なため、太い電源ケーブルが引かれていることも多いんですよ。
分電盤はリビングや洗面台の近くにあることが多いので、一度確認してみるといいかもしれませんね。
具体的なケースで見てみましょう

「なんとなくわかったけど、実際のケースでイメージしてみたい」という方のために、具体的なシチュエーションを3つご紹介しますね。
ケース① 賃貸マンションに引っ越したばかりの場合
引っ越しをしたばかりで、お風呂やキッチンのお湯がどこから来ているのか気になるさん、いませんか?
まず、給湯器の本体を探してみましょう。
マンションの場合はベランダや廊下の壁に取り付けられていることが多いです。
本体を見つけたら、側面や前面パネルのラベルを確認してみてください。
「都市ガス」や「LPガス」と書いてあればガス給湯器、「エコキュート」や「電気温水器」と書いてあれば電気式ですよ。
ラベルが読み取りにくいときは、取扱説明書や物件の設備表に記載されている型番を確認するのも有効な方法です。
管理会社に問い合わせるのも、確実で安心な方法のひとつですよ。
ケース② 戸建て住宅で光熱費を見直したい場合
「電気代とガス代、どっちを節約できるか知りたい」と思ったとき、まずは今使っている給湯器の種類を把握することが大切ですよね。
戸建て住宅では、給湯器が家の外壁に設置されていることが多いです。
本体を確認して、ガス管が接続されているかどうかチェックしてみましょう。
また、庭や駐車場の脇などに大きなタンクが設置されていれば、エコキュートや電気温水器の可能性が高いですよ。
分電盤に「エコキュート」「給湯」などのブレーカーがあれば、電気式で間違いないでしょうね。
ガス給湯器の場合は近くにガスメーターも設置されているはずなので、そちらも確認してみてください。
ケース③ 給湯器が壊れて修理・交換を検討している場合
突然お湯が出なくなって「どこに連絡すればいいの?」と焦った経験はありませんか?
そんなとき、給湯器が電気かガスかがわかると、連絡先も判断しやすくなりますよ。
まず、本体ラベルの型番をスマートフォンで撮影しておきましょう。
型番を調べるだけで、機種の詳細情報が確認できることもありますよ。
ガス給湯器であれば、ガス会社や給湯器専門の修理業者に連絡を。
電気式であれば、メーカーや電気設備業者に相談するのがスムーズですよ。
修理・交換のときにも、「うちはガス給湯器です」「エコキュートです」と最初から伝えられると、業者さんとのやりとりがスムーズになりますよね。
まとめ:5つのポイントを順番に確認するだけでOKです

給湯器が電気かガスかを見分けるのは、難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はシンプルなんですよ。
今回ご紹介した5つのポイントを、もう一度整理してみますね。
- ① 本体ラベル・銘板を確認する:「都市ガス」「LPガス」→ガス式、「エコキュート」「電気温水器」「ヒートポンプ」→電気式
- ② ガス管・ガス栓の有無を確認する:本体にガス管が接続されていればガス式の可能性が高い
- ③ 排気口・排気筒があるかどうか確認する:排気口があればガス式の可能性が高く、なければ電気式かもしれません
- ④ 設置形状・サイズを確認する:壁掛けのコンパクトな本体→ガス式、大きなタンク→電気式の可能性が高い
- ⑤ 分電盤の専用ブレーカーを確認する:「給湯器」「エコキュート」などのブレーカーや太い電源ケーブルがあれば電気式のサイン
複数のポイントを組み合わせて確認することで、より正確に判断できるようになりますよ。
特に本体ラベルの確認が最も確実とされていますので、まずはそこから試してみてくださいね。
賃貸にお住まいの方は、ラベル確認と合わせて管理会社への問い合わせ・取扱説明書の確認も有効な方法ですよ。
「うちの給湯器はどっちかな?」と思ったときは、ぜひこの記事を参考に、一つひとつ確認してみてくださいね。
きっとスッキリ解決できるはずですよ。
もし確認してみてもよくわからなかったり、不安なときは、無理に自分で判断しようとせず、ガス会社・電力会社・管理会社などの専門家に相談するのが一番安心ですよ。
プロに聞けば、すぐに教えてもらえますので、遠慮なく問い合わせてみてくださいね。