
アパートに引っ越してきたばかりのとき、「そういえば給湯器ってどこにあるんだろう?」と気になったことはありませんか?
お湯が出なくなって初めて焦って探し始めたり、点検や交換の話が出て「そもそも本体を見たことがない…」と気づいたりすることって、意外と多いんですよね。
実はアパートの給湯器は、住んでいる人が普段ほとんど目にしない場所に設置されていることがほとんどなんです。
この記事では、アパートの給湯器がどこにあることが多いのか、どうやって探せばよいのかを、わかりやすく一緒に確認していきましょう。
読み終わるころには「あ、あそこか!」とスッキリするはずですよ。
アパートの給湯器は「屋外の目立たない場所」にあることがほとんど

結論からお伝えすると、アパートの給湯器は玄関横の外壁・パイプスペース(PS)の中・ベランダのいずれかに設置されているケースが大多数とされています。
室内のどこかに隠れているのでは…と思って家の中を一生懸命探してしまうこともあるかもしれませんね。
でも実際には、多くの場合は「外側」を確認すればすぐに見つかるんです。
まずは屋外・玄関まわりを重点的にチェックしてみるのが近道ですよ。
なぜ給湯器は屋外に設置されているの?

「なんでわざわざ外に置くんだろう?」と不思議に思う方もいるかもしれませんね。
実はここにはちゃんとした理由があるんですよ。
安全性と換気の問題があるから
ガスを使う給湯器は、燃焼のときに排気ガスが発生します。
そのため、換気が確保できる屋外や通気性の良い場所への設置が、安全面の基本とされています。
室内に設置すると一酸化炭素中毒などのリスクがあるため、現在のアパートではほぼ屋外設置が標準になっているとされているんですね。
1台でお風呂・洗面所・キッチン全部をまかなっているから
アパートでは一般的に、給湯器1台がお風呂・洗面所・キッチンの3カ所にお湯を供給する仕組みになっているとされています。
そのため、どの場所からも配管でつながりやすい玄関付近や建物の外壁に設置するのが効率的なんです。
住戸の中心部ではなく「外周部」に本体を置く理由がここにあるんですよね。
パイプスペース(PS)に集約されるようになったから
最近のアパートでは、給湯器・配管・水道メーターなどをまとめて収納できる「パイプスペース(PS)」と呼ばれる縦長の扉付きスペースが玄関付近に設けられていることが多くなっているとされています。
この構造が一般化したことで、給湯器が「扉を開けないと見えない場所」に収まるようになったんですね。
知らなければ「ただの扉」に見えてしまうのも、わかる気がしますよね。
アパートで給湯器を探すときの具体的なチェック場所

では実際に、どこをどんな順番で確認すればよいのでしょうか?
ここでは設置場所として多いパターンを3つ、具体的にご紹介しますね。
【場所その1】玄関横の外壁・パイプスペース(PS)の中
アパートでもっとも多いとされているのが、玄関ドアのすぐ脇にある外壁か、玄関付近の縦長の扉(パイプスペース)の中への設置です。
玄関を出て左右の壁を見てみると、壁に直接取り付けられた箱型の機器が見つかることがあります。
また、「メーターボックス」「PS」などと書かれた縦長の扉がある場合は、その中に給湯器本体が収まっていることが多いとされています。
扉を開けると、水道メーターや配管と一緒に給湯器が設置されているんですね。
「あの細長い扉って開けていいの?」と思っていた方、実はあそこが有力な候補場所なんですよ。
パイプスペースってなに?
「パイプスペース(PS)」とは、建物の配管・メーター・設備機器を集約して収納するための縦長のスペースのことです。
集合住宅では玄関付近に設けられることが多く、扉を開けると給湯器・水道メーター・ガスメーターなどがまとめて確認できるようになっているとされています。
外から見ると「収納の扉」や「点検口」のように見えることも多いので、気づかないままになっているケースもよくあるんですよね。
【場所その2】ベランダ・バルコニーの壁面
玄関側に見つからなかった場合は、ベランダやバルコニーの端の壁もチェックしてみましょう。
小型のボックス型給湯器がベランダの壁面に取り付けられているケースも多いとされています。
ベランダに出てみたとき、端の方にカバーが付いた機器のようなものがあれば、それが給湯器かもしれませんね。
「なんかよくわからないカバーがあるな」と思っていたら、実は給湯器だったというケースもよくあるようですよ。
カバーやパネルで覆われていることもあるので、「ただの設備カバー」に見えてしまうのが、気づきにくい原因のひとつとされています。
【場所その3】室内(古い物件・電気温水器の場合)
築年数の古いアパートや、一部の小規模な物件では、キッチン収納の奥・脱衣所の壁面などに室内設置されているケースもまれにあるとされています。
屋外で見つからなかった場合は、室内の収納スペースも確認してみると良いかもしれませんね。
また、ガス給湯器ではなく「電気温水器(貯湯式)」が使われているアパートでは、話が少し変わってきます。
電気温水器は大きなタンク型の機器で、洗面所の収納内部や玄関付近のクローゼット奥、バルコニーの片隅などに設置されていることが多いとされています。
「なんかやたら大きな収納があるな」と思ったら、中に電気温水器のタンクが入っている可能性もありますよ。
ガス給湯器か電気温水器かを見分けるには?
どちらのタイプかわからないときは、分電盤(ブレーカーのある箱)を確認してみましょう。
「電気温水器」と書かれた専用のブレーカーがあれば、電気温水器が設置されている可能性が高いとされています。
ガス給湯器の場合は、ガスメーターが給湯用として機能しているかどうかを確認する方法もあるとされていますよ。
どうしても見つからないときの探し方5ステップ

「外も室内も確認したけど、どうしても見つからない…」という方のために、改めて探し方の手順を整理しておきますね。
焦らず一つひとつ確認していけば、きっと見つかるはずですよ。
- ステップ1:まずは玄関の外側(ドア脇・共用廊下側の壁)を見回す
- ステップ2:玄関付近の縦長の扉(パイプスペース)を開けて確認する
- ステップ3:ベランダ・バルコニーの端の壁や設備カバーをチェックする
- ステップ4:室内(洗面所収納・キッチン収納・クローゼット奥)も確認する
- ステップ5:それでも見つからなければ管理会社・大家さんに連絡して確認する
ステップ5は「最終手段」に思えるかもしれませんね。
でも実は、管理会社さんに問い合わせると「給湯設備図面」や「機器台帳」を確認してもらえることがあるとされています。
遠慮せずに相談してしまうのが一番早い解決策になることもあるんですよ。
「リモコンから10m以内」というヒントも活用しよう
実は、給湯器を探すときに使えるちょっとしたヒントがあります。
給湯器本体はリモコンから概ね10m以内の距離に設置されているのが一般的とされているんです。
浴室やキッチンにリモコンパネルがついているなら、そのリモコンがある壁の「外側」や「隣接するパイプスペース側」が有力な候補になりますよ。
「リモコンのすぐそばの外壁あたりにあるはず」と思いながら探すと、スムーズに見つかるかもしれませんね。
アパートの給湯器の場所、まとめるとこうなります
改めてポイントを整理しておきますね。
- アパートの給湯器は屋外(玄関横・パイプスペース・ベランダ)に設置されているケースが主流とされています
- 玄関付近の縦長の扉(パイプスペース)の中に隠れていることが多く、見落としやすいポイントです
- ベランダの壁面にあるカバー付きのボックス型機器も給湯器の可能性が高いです
- 古い物件や電気温水器の場合は室内の収納スペースや洗面所まわりも確認してみましょう
- どうしても見つからないときは管理会社・大家さんへの問い合わせが確実です
給湯器の場所って、住み始めてすぐには気にならないけれど、いざというときに「知っておいてよかった」と感じるものですよね。
故障のとき・交換の話が出たとき・点検のときなど、さまざまな場面で役に立つ知識なんですよ。
この記事を読んで、「あ、たぶんあそこだな」と思い当たる場所があった方は、ぜひ一度実際に確認してみてくださいね。
今のうちに給湯器の場所と型番を把握しておくと、いざトラブルが起きたときにもスムーズに対応できるので、とっても安心ですよ。
今日のちょっとした確認が、将来の自分を助けてくれるかもしれませんね。