
お風呂に入ろうと思ったら給湯器のリモコンが真っ暗で、お湯が全然出ない…そんな経験、ありますよね。
「もしかして故障?」「修理費いくらかかるんだろう」と不安になってしまう気持ち、とってもよくわかります。
でも実は、給湯器がつかない原因の多くはブレーカーが落ちているだけというケースも少なくないとされています。
この記事では、給湯器がつかないときにまず確認すべきブレーカーの話から、復旧手順、それでも解決しない場合のチェックポイントまで、一緒に順番に確認していきましょう。
この記事を読み終えたあとには、「何をすればいいか」がきっとはっきりしていますよ。
給湯器がつかないときは、まずブレーカーを確認してみましょう

給湯器がまったく動かない・リモコンに何も表示されないというとき、真っ先に疑ってほしいのがブレーカーが落ちていないかという点です。
「給湯器ってガスで動くんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんね。
実はガス給湯器であっても、本体の制御・点火・リモコンの表示には100Vの電源が必要とされています。
つまり、ガスが正常に来ていても、電気が止まっていれば給湯器は動かないんですね。
ブレーカーが落ちていると、給湯器への電気供給がストップしてしまうため、リモコンの電源すら入らない状態になってしまいます。
「急にお湯が出なくなった」「停電のあとから給湯器だけ動かない」という状況は、まさにこのパターンかもしれません。
難しい修理や高額な費用が必要になる前に、まずはブレーカーを確認してみましょう。
なぜ給湯器のブレーカーは落ちてしまうの?

ブレーカーが落ちることには、いくつかの理由があるとされています。
「なんで突然落ちたんだろう?」と思っているさんも多いのではないでしょうか。
原因がわかると、次の対処もしやすくなりますよね。
原因① 一度にたくさんの家電を使った(過電流)
エアコン・電子レンジ・食洗機などを同時に使うと、回路に流れる電流が一気に増えることがあります。
このとき、安全装置としてブレーカーが自動的に落ちる仕組みになっているんですね。
これは給湯器の故障ではなく、電気系統を守るための正常な動作ともいえます。
冬場に暖房・給湯・調理を同時にフル稼働させているときなどは、特にこのケースが起きやすいとされています。
原因② 落雷・停電のあとのリセット
落雷や急な停電があったあとに、安全装置としてブレーカーが落ちてしまうことがあるとされています。
「昨日の夜に雷が鳴っていて、翌朝からお湯が出なくなった」という場合は、きっとこのパターンかもしれませんね。
外からの大きな電気的ショックから機器を守るための仕組みなので、パニックにならなくて大丈夫ですよ。
原因③ 漏電や機器の異常
給湯器本体や配線に何らかの異常が起きているときも、安全のためにブレーカーが落ちることがあるとされています。
この場合は、単純にブレーカーを入れ直すだけでは解決しないこともあります。
ブレーカーを入れ直してもすぐにまた落ちてしまう場合は、漏電や機器の重大な不具合の可能性が高いとされているので、無理に繰り返さず専門業者に相談するのが安心ですよ。
ブレーカーを確認・復旧させる手順を一緒に確認しましょう

「じゃあ実際にどうすればいいの?」というさんのために、具体的な手順を一緒に見ていきましょう。
難しい作業は何もないので、安心してくださいね。
ステップ1:分電盤(ブレーカーボックス)を開ける
まず、自宅の分電盤を開けてみましょう。
分電盤は玄関付近や廊下、洗面所の壁などに設置されていることが多いですよ。
中を見ると、いくつかのスイッチ(ブレーカー)が並んでいるのが確認できると思います。
ステップ2:給湯器専用ブレーカーを探す
「給湯器」「温水器」「ボイラー」などと書かれた専用ブレーカーを探してみてください。
そのスイッチが下がっていたり、中間の位置にずれていたりしていませんか?
あわせて、一番大きなスイッチである主幹ブレーカーも落ちていないか確認しましょう。
主幹ブレーカーが落ちていると、家全体の電気が止まってしまうので、給湯器以外のものもつかなくなっているはずです。
ステップ3:ブレーカーをリセットする
落ちているブレーカーを見つけたら、次の手順でリセットしてみましょう。
- まず一度、完全にOFF(下)側に倒す
- そのまま20〜30秒ほど待つ(制御基板をリセットするための時間とされています)
- ゆっくりとON(上)側に切り替える
- 2〜3分待ってから、給湯器のリモコンの電源ボタンを押してみる
リモコンの画面が点灯して、エラーコードなども消えていれば、無事に復旧している可能性が高いですよ。
きっとほっとしますよね。
ブレーカーを入れ直しても給湯器がつかない場合の確認ポイント

ブレーカーを正常に戻したのに、それでも給湯器がつかない…というさんもいるかもしれませんね。
そんなときは、他のポイントも一緒に確認してみましょう。
確認ポイント① 電源プラグは抜けていない?
給湯器本体の電源プラグが抜けていたり、延長コードが抜けていたりしていないかを確認してみましょう。
屋外に設置してある給湯器の場合、別系統のブレーカーが落ちているだけというケースもあるとされています。
見落としがちなポイントですが、意外と多い原因のひとつかもしれませんよ。
確認ポイント② リモコンの電源はONになっている?
リモコン自体の電源スイッチがOFFのままになっていることがあります。
「ブレーカーを入れ直したのにリモコンがつかない」という場合は、リモコンの電源ボタンを一度長押ししてみてください。
リモコン本体が故障しているケースもあるとされているので、点灯しない場合はリモコン側の問題も疑ってみましょう。
確認ポイント③ ガス・水は正常に来ている?
電気の問題が解決していても、ガスや水の供給に問題があるとお湯は出ません。
以下の点も合わせて確認してみてくださいね。
- ガス栓がしっかり開いているか
- ガスメーターの安全装置が作動して止まっていないか
- 水の元栓が閉まっていないか
特に地震のあとなどは、ガスメーターの安全装置が自動で作動して、ガスが止まってしまっていることがあるとされています。
「地震があったあとからお湯が出ない」という場合はここを確認してみましょう。
確認ポイント④ 冬場は配管の凍結も疑ってみて
特に寒い冬の朝は、配管が凍結してしまっていてお湯が出ないケースもあるとされています。
給湯器自体はついているのに水もお湯も出ないという場合は、凍結が原因かもしれませんね。
この場合は自然解凍を待つか、メーカーの案内に従って対処するのが安心ですよ。
こんなケースは早めに専門家に相談しましょう
「ブレーカーを確認したけれど解決しなかった」「ブレーカーがすぐにまた落ちてしまう」というさんは、もしかしたら給湯器本体や電気系統に深刻な問題が起きているかもしれません。
特に以下のような状況は、素人判断でブレーカーを繰り返し入れ直すのは危険とされているので、早めに専門業者への相談をおすすめします。
- ブレーカーを入れてもすぐにまた落ちてしまう
- 焦げたようなにおいや異音がする
- 給湯器本体から水漏れがある
- エラーコードが消えずに表示されたまま
- 給湯器の設置から10年以上が経過している
給湯器の寿命は一般的に10〜15年程度とされています。
長年使っているものでエラーが頻発しているなら、修理よりも交換を検討したほうが経済的な場合もあるかもしれませんね。
まとめ:給湯器がつかないときはブレーカーの確認から始めよう
給湯器が突然つかなくなったとき、まず確認してほしいポイントをおさらいしましょう。
- 分電盤を開けて、給湯器専用ブレーカーや主幹ブレーカーが落ちていないか確認する
- 落ちていたら、一度OFFにして20〜30秒待ってからONに入れ直す
- 2〜3分待ってリモコンを操作して確認する
- それでも解決しない場合は、電源プラグ・リモコン・ガス・水の供給を確認する
- ブレーカーがすぐ落ちる・においや異音がある場合は専門業者に相談する
ガス給湯器でも電気がなければ動かない、というのは意外と知られていないことですよね。
「もしかしてブレーカーかも?」と思ったさんが、この記事を読んでスムーズに対処できたら、とても嬉しいです。
「お湯が出ない」というのは毎日の生活に直結する困りごとなので、焦る気持ちはとてもよくわかります。
でも、まずは深呼吸して、一つひとつ確認していけば、きっと解決の糸口が見えてきますよ。
ブレーカーのリセットという簡単な操作で解決するケースも多いとされているので、ぜひ一度試してみてくださいね。
それでも不安が残るときは、無理をせず専門家に頼ることも大切な選択肢のひとつですよ。