
朝、お風呂に入ろうと思ったら給湯器のリモコンに見慣れない数字が表示されていて、お湯が全く出なくなった経験はありませんか?
特に寒い季節だと、お湯が使えないというのは本当に困りますよね。
ノーリツの給湯器で「930」というエラーコードが表示されたら、それは給湯器が完全に停止している状態なんですね。
でも大丈夫です。
この記事を読めば、エラーコード930が何を意味しているのか、なぜ起きるのか、どう対処すればいいのかがしっかりわかりますよ。
きっと焦っている方も多いと思いますが、一緒に落ち着いて状況を整理していきましょうね。
エラーコード930の正体:中和器の寿命です

ノーリツ給湯器のエラーコード930は、「中和器の寿命」によって給湯器が停止した状態を表すエラーコードなんですね。
ノーリツの公式FAQでも、このエラーは「機器内に内蔵された中和器の寿命を表すエラーで、修理が必要」と明記されているんです。
このエラーが出ると、給湯器は完全に機能を停止してしまい、お湯が一切出なくなってしまいます。
お風呂はもちろん、キッチンや洗面所でもお湯が使えなくなるので、日常生活に大きな影響が出てしまうんですよね。
このエラーは応急処置で一時的に復旧できる可能性はありますが、根本的な解決には専門業者による修理や部品交換が必要になりますので、早めの対応が大切ですよ。
なぜエラーコード930が出るのか?

中和器って何をする部品なの?
そもそも「中和器」って聞き慣れない部品ですよね。
中和器とは、エコジョーズなどの高効率ガス給湯器に搭載されている、酸性の排水を中和するための部品なんですね。
エコジョーズは効率よくお湯を沸かすために、通常の給湯器よりも低い温度で燃焼ガスを利用しているんです。
その過程で結露水(ドレン水)が発生するのですが、この水は酸性になっているんですね。
酸性の水をそのまま排水してしまうと、配管を傷めたり環境に悪影響を与えたりする可能性があるため、中和器の中にある炭酸カルシウムなどの中和剤を通して、中性に近づけてから排水する仕組みになっているんです。
中和器の寿命が来るとどうなる?
中和器の中の中和剤は、使用するたびに少しずつ溶けて減っていくんですね。
これは消耗品なので、長年使っていればいつかは寿命が来るものなんです。
中和剤が一定量を下回ると、もう中和性能が保てなくなってしまいます。
そうなると安全性や法令への適合という観点から、給湯器は自動的に運転を停止するように設計されているんですね。
これがエラーコード930が表示される理由なんです。
エラー920との関係性
もしかしたら、930が出る前に「920」というエラーコードを見た方もいらっしゃるかもしれませんね。
実はこの2つのエラーには段階があるんです。
- エラー920:中和器の寿命が近づいている「予告」段階。まだお湯は使えます
- エラー930:中和器の寿命が来て、給湯器が完全に停止した状態
エラー920が表示されてから、さらに約50時間程度使用を続けると、中和剤が完全に消耗してエラー930になるとされているんですね。
ですから、もし920を見かけたら「まだ大丈夫」と思わずに、早めに修理の手配をすることをおすすめしますよ。
エラーコード930が出たときの具体的な対処法

まずは落ち着いて状況確認をしましょう
エラーが出るとつい焦ってしまいますよね。
でも、まずは落ち着いて以下の情報を確認してみてください。
- リモコンに表示されているエラーコードが本当に「930」かどうか
- 給湯器の型番(本体に貼られているシールに記載されています)
- 給湯器を設置してから何年経っているか
- ガス臭い、異音がする、異臭がするなどの異常がないか
もしガス臭さや異音、異臭がある場合は、すぐにガスの元栓を閉めてガス会社かメーカーに連絡してくださいね。
一時的なリセットを試してみる
応急処置として、給湯器の電源をリセットしてみる方法があります。
リモコンの運転スイッチを一度切って、数秒待ってからもう一度入れ直してみてください。
これでエラー表示が一時的に消えて、お湯が使えるようになるケースもあるんですね。
ただし、これはあくまでも応急処置であって、根本的な解決にはなりません。
中和器の寿命というハードウェアの問題なので、必ず専門業者に修理を依頼する必要がありますよ。
専門業者に修理を依頼する
エラー930が出たら、できるだけ早く修理を依頼しましょう。
連絡先としては以下のような選択肢がありますよ。
- ノーリツのお客様サポートセンター(公式サイトに連絡先があります)
- 給湯器を設置した工務店やリフォーム会社
- 契約しているガス会社
- 給湯器専門の修理業者
連絡する際には、先ほど確認した情報(エラーコード、型番、設置年数など)を伝えるとスムーズですよ。
公式FAQでも「修理が必要です。ご訪問にて症状を確認させて頂きます」と案内されているんですね。
修理内容はどんなもの?
一般的には、中和器本体の交換で対応することが多いとされています。
専門の技術者が訪問して、古くなった中和器を新しいものに交換してくれるんですね。
作業時間は状況にもよりますが、数時間程度で完了することが多いようです。
ただし、機種によっては電装基板の不具合が関係している場合もあるので、現場で技術者さんがしっかり診断してくれますよ。
気になる修理費用と本体交換の判断
中和器交換にかかる費用
中和器の交換費用は、部品代と作業費を合わせて約15,000〜25,000円前後という目安が紹介されているんですね。
ただし、これはあくまで目安であって、給湯器の機種や設置状況によって変わってきますので、正確な金額は見積もりを取ってみてくださいね。
ノーリツ公式の修理参考料金でも、中和器や電装基板の交換が想定されていますが、具体的な金額は機種ごとに異なるとされているんです。
給湯器本体の交換を検討すべきケース
もし給湯器を設置してから10年前後以上経っている場合は、修理ではなく本体交換も検討した方がいいかもしれませんね。
なぜかというと、中和器だけでなく他の部品も劣化している可能性が高いからなんです。
今回は中和器を交換しても、数ヶ月後に別の部品が故障して再び修理費用がかかる…というケースもあるんですよね。
給湯器の一般的な寿命は10〜15年程度とされていますので、使用年数が長い場合は、トータルコストで考えて本体交換の方がお得になることもありますよ。
本体交換の費用目安
給湯器本体の交換費用は、機種や号数、設置状況によってかなり幅があるんですね。
おおよその目安としては、約100,000〜300,000円程度とされています。
追いだき機能付きか、フルオートか、壁掛け型か据置型かなど、仕様によって価格が変わってくるんです。
複数の業者から見積もりを取って比較検討するのがおすすめですよ。
エラー920のうちに対処すべき理由
予告エラーを見逃さないで
先ほどもお伝えしましたが、エラー930の前には「920」という予告エラーが出るんでしたよね。
この920が表示されている段階では、まだお湯は使えるんです。
でも、ここで「まだ使えるから大丈夫」と放置してしまうのは危険なんですね。
エラー920が出てから約50時間使用すると、中和剤が完全に消耗して930になるとされているんです。
突然お湯が使えなくなる前に
930になってしまうと、給湯器は完全に停止してしまいます。
それが真冬の寒い日の夜だったら…想像しただけでも困りますよね。
920が出たら「まだ時間がある」というサインなので、このタイミングで修理業者に連絡しておくことをおすすめしますよ。
予約を入れておけば、都合のいい日時に来てもらえますし、慌てずに済みますからね。
冬場は修理が混み合います
もう一つ知っておいていただきたいのが、冬場は給湯器の修理依頼が集中する時期なんですね。
寒い季節はお湯をたくさん使いますし、給湯器にも負担がかかりやすいんです。
そのため、修理業者の予約が取りにくくなったり、部品の在庫が不足したりすることもあるんですよ。
ですから、エラー920が出たら先延ばしにせず、できるだけ早めに連絡することが大切なんですね。
注意:自己流リセットは推奨できません
ネット上の情報には要注意
インターネットで検索すると、エラー930を自分でリセットする方法を紹介している動画やサイトがあるかもしれませんね。
確かに、中和器のカウンターをリセットしてエラーを一時的に消すという方法も存在するようなんです。
でも、これはメーカーが推奨していない方法であり、おすすめできませんよ。
なぜ自己流リセットが危険なのか
中和器の寿命を無視してリセットしてしまうと、酸性のドレン水がそのまま排水されることになるんですね。
これには以下のようなリスクがあるんです。
- 配管が腐食して水漏れなどのトラブルが起きる可能性
- 環境への悪影響
- 法令違反になる可能性
- その後の故障や事故が起きても保証が受けられない
一時的にお湯が使えるようになったとしても、後で大きなトラブルにつながる可能性があるんですよね。
ですから、きちんと専門業者に依頼して、正規の方法で修理してもらうことが大切なんです。
まとめ:エラー930は早めの対応が鍵です
ノーリツ給湯器のエラーコード930は、中和器の寿命によって給湯器が停止した状態を示すエラーなんですね。
このエラーが出ると、お湯が一切使えなくなってしまうので、日常生活に大きな影響が出てしまいます。
原因は中和器内の中和剤が消耗しきったことで、応急的な電源リセットで一時的に復旧できる可能性はあるものの、根本的には中和器の交換が必要になりますよ。
修理費用は約15,000〜25,000円前後が目安とされていますが、給湯器の使用年数が10年以上の場合は、本体交換も視野に入れた方がいいかもしれませんね。
そして何より大切なのは、エラー920(予告段階)が出た時点で早めに対処することなんです。
930になって慌てるより、920のうちに余裕を持って修理の手配をしておく方が、ずっと安心ですよね。
今すぐできること、始めましょう
この記事を読んでいるということは、きっと今まさにエラーで困っている方が多いと思うんです。
大丈夫ですよ。
落ち着いて、一つずつ対処していけば必ず解決できますからね。
まずは給湯器の型番と設置年数を確認して、メモしておきましょう。
そして、ノーリツのサポートセンターか、信頼できる修理業者に連絡してみてください。
もしエラー920が出ている段階なら、まだお湯は使えますが、これは「今のうちに対処してね」というサインなんですね。
先延ばしにせず、今日、明日のうちに連絡を入れておくことをおすすめしますよ。
寒い季節にお湯が使えなくなる前に、ぜひ行動を起こしてみてくださいね。
あなたとご家族が快適に毎日を過ごせるよう、応援していますよ。