
給湯器のリモコンを交換したり、新しく設置したりするとき、「リモコン線の太さってどれを選べばいいんだろう?」って気になりますよね。
実は、給湯器の種類やメーカーによって推奨される電線の太さが違うんです。
間違った太さの線を使ってしまうと、通信エラーが起きたり、最悪の場合は給湯器が正常に動作しなくなることもあるかもしれません。
この記事では、給湯器リモコン線の太さについて、メーカー別の推奨サイズから、実際の現場でよく使われる定番サイズまで、わかりやすくお伝えしていきますね。
給湯器リモコン線の太さは0.3〜0.75㎟の2芯ケーブルが基本です

結論からお伝えすると、給湯器のリモコン線には主に0.3㎟、0.5㎟、0.75㎟の2芯ケーブルが使われています。
この中でも、実務上は0.5㎟×2芯が定番サイズとされていて、多くの給湯器メーカーで推奨されているんですね。
ただし、お使いの給湯器の種類やメーカーによって最適な太さが異なるので、必ずメーカーの施工説明書を確認することが大切なんです。
リモコン線は電力を送る線ではなく、主に通信用の低電圧回線として使われているので、太すぎても細すぎても通信トラブルの原因になってしまうかもしれませんよね。
給湯器の種類によって推奨される線の太さが違うんです

なぜメーカーの説明書を確認する必要があるかというと、給湯器の種類によって推奨される電線サイズが細かく分かれているからなんですね。
エコキュートの場合
エコキュートでは、メーカーによって推奨サイズが異なるとされています。
コロナ、日立、三菱などのメーカーでは0.3㎟×2芯が推奨されている一方で、パナソニックや東芝などでは0.5㎟×2芯が推奨されているんです。
同じエコキュートでも、メーカーによってこれだけ違いがあるって、ちょっと驚きますよね。
ガス給湯器の場合
リンナイ、パロマ、ノーリツなどのガス給湯器メーカーでは、0.5㎟×2芯が標準的な推奨サイズとされています。
ガス給湯器はほぼ全メーカーで0.5㎟に統一されているので、選びやすいかもしれませんね。
ただし、パイプシャフトに設置する場合など、設置環境によっては0.75㎟×2芯が推奨されることもあるんです。
石油給湯器の場合
石油給湯器も、メーカーによって0.3〜0.5㎟×2芯の範囲で推奨サイズが異なるとされています。
こうして見ると、給湯器の種類だけでなく、メーカーごとにも細かく指定があることがわかりますよね。
配線長の制限も重要なポイント
実は、線の太さだけでなく、配線の長さにも制限があるんです。
例えば、TOTOの工事説明書では、リモコン線は0.3㎟以上で長さは20m以内と指定されているとされています。
一方、三菱電機の場合は2芯式で0.3〜1.65㎟、配線長は50m以内と明記されているんですね。
同じ0.5㎟×2芯を使っていても、メーカーによって最大配線長が20mだったり50mだったりするので、この点も確認が必要なんです。
より線が一般的に使われる理由
給湯器のリモコン線には、より線(多芯線)が一般的に使われています。
より線は柔軟性があって曲げやすいので、壁の中を通したり、狭い場所での配線作業がしやすいんですね。
また、絶縁圧着端子が使えるのもより線の利点なんです。
実際の現場で使われているリモコン線の具体例

理論だけでなく、実際の現場でどんな電線が使われているのか気になりますよね。
プロの設備業者さんが選ぶ定番サイズ
プロの設備業者さんの間では、0.5㎟×2芯が最も汎用性が高いとされているんです。
多くのガス給湯器メーカーが0.5㎟を推奨していることもあって、「迷ったら0.5㎟」という感覚で使われることが多いようですね。
コスト面でも0.5㎟がバランスが良く、クレーム防止の観点からも安心できるサイズなんです。
DIYやリフォーム現場でよく使われるケーブル
ホームセンターなどでリモコン線を購入する場合、VCTF 0.75㎟×2芯がよく使われているとされています。
VCTFはビニルキャブタイヤコードの略で、柔らかくて扱いやすい2芯ケーブルなんですね。
0.75㎟は0.5㎟より少し太めですが、その分絶縁体も厚くて丈夫なので、屋外配線や浴室リモコンの延長にも使いやすいんです。
実際に、Q&Aサイトでも「VCTF 0.75×2芯は給湯器のリモコン通信線として一般的」という声が見られますよね。
パイプシャフト設置での特別な配慮
マンションなどでパイプシャフトに給湯器を設置する場合、0.75㎟×2芯が推奨されることがあるんです。
これは、他の配線との干渉を防止するために、絶縁体が厚い電線を使うという考え方なんですね。
設置環境によって最適な太さが変わるというのも、覚えておきたいポイントですよね。
電線の種類:VCTF以外の選択肢
VCTF以外にも、給湯器リモコン線として使える電線はいくつかあるんです。
ただし、メーカーによっては「純正ケーブルを使用すること」と指定している場合もあるので、注意が必要ですね。
例えば、パロマの給湯リモコン設置工事説明書では、2芯ケーブルで別売の純正ケーブルを使用し、長さ20m以内という条件が書かれているとされています。
接続方法も重要なポイント
実は、線の太さだけでなく、どうやって接続するかも大切なんです。
絶縁圧着端子(Y形端子)を使った接続が推奨されていて、これによって絶縁不良や接触不良を防ぐことができるんですね。
一般住宅向けの給湯器では、端子部のビス径が3〜5mm程度なので、それに合わせたY形端子(例:TMEX-1.25モデル)を選ぶといいとされています。
絶縁圧着端子はより線でのみ使用可能なので、もし単線を使う場合は差込コネクタや閉端子を使う必要があるんです。
施工時の注意点
メーカーの説明書には、細かい施工条件が書かれていることが多いんですね。
例えば、「圧着部を確実にかしめる」「共かしめする場合は0.3㎟に限定」といった条件があるとされています。
こうした細かい条件を守ることで、長期間安定して使える配線になるんです。
まとめ:メーカー指定を守りつつ、実務的には0.5㎟が定番です
給湯器リモコン線の太さについて、いろいろとお伝えしてきましたが、ポイントをまとめますね。
- 基本は0.3㎟、0.5㎟、0.75㎟の2芯ケーブルが使われる
- 実務上の定番サイズは0.5㎟×2芯
- エコキュートはメーカーによって0.3㎟または0.5㎟
- ガス給湯器はほぼ全メーカーで0.5㎟が標準
- DIY現場ではVCTF 0.75㎟×2芯もよく使われる
- 配線長の制限(20m以内、50m以内など)も必ず確認
- 絶縁圧着端子を使った確実な接続が推奨される
最も重要なのは、お使いの給湯器メーカーの施工説明書に書かれた仕様を守ることなんです。
同じ「給湯器」でも、種類やメーカーによって推奨サイズが異なるので、必ず確認してから購入・施工するようにしましょうね。
もし給湯器のリモコン線を交換したり新設したりする予定があるなら、まずはメーカーの説明書をチェックすることから始めてみてください。
そして、迷ったときは0.5㎟×2芯のVCTFケーブルを選んでおくと、多くのケースで対応できるかもしれませんね。
ただ、ご自身で施工される場合でも、電気工事や配管工事には専門知識が必要な場合もありますので、不安な場合はプロの業者さんに相談されることをおすすめしますよ。
適切な太さの線を選んで、快適な給湯生活を送ってくださいね。