
お風呂に入ろうとしたら給湯器のリモコンに見慣れない数字が表示されていた、なんて経験はありませんか?
「これって故障なの?」「業者を呼ばなきゃいけないの?」と、急に不安になってしまいますよね。
特にリンナイの給湯器をお使いの方は、エラーコードの種類が多くて「どれが深刻でどれは自分で直せるの?」と迷ってしまうかもしれませんね。
この記事では、リンナイ給湯器の主要なエラーコードとその原因、そして自分でできる初期対応をわかりやすくまとめました。
この記事を読み終えるころには、エラーが出ても焦らず落ち着いて対処できるようになっていますよ。
まず結論:リンナイ給湯器のエラーは「確認する順番」が大切です

リンナイの給湯器にエラーが出たとき、まず大切なのは「焦らず、確認する順番を守ること」です。
エラーの多くは、ガス・電源・水まわり・フィルターといった基本的な部分を順番に確認するだけで解消できることがあります。
もちろん、センサーや基板などの部品が原因の場合は専門業者への依頼が必要ですが、まずは自分でできることから試してみましょう。
東京ガスなどのガス事業者も、まずは電源・ガス・水・リモコン表示の確認を推奨しています。
この順番を知っておくだけで、無駄に業者を呼ばずに済むケースも少なくないんですね。
そもそもなぜエラーコードが表示されるの?

リンナイの給湯器は、機器が何らかの異常を検知したときに、本体やリモコンにエラーコード(数字)を表示する仕組みになっています。
これは「故障のサイン」でもありますが、同時に「何が問題なのかを教えてくれるヒント」でもあるんですね。
エラーコードが出る主な原因
エラーが発生する原因は、大きく次のように分けられます。
- ガス供給の停止(ガス栓が閉まっている、ガスメーターが遮断されているなど)
- 給排気の閉塞(排気口がふさがれているなど)
- フィルターの詰まり
- 冬場の凍結による水量不足
- センサーや基板の故障
- 長期使用による部品の劣化
このように、原因は「ちょっとした確認ミス」から「部品の故障」まで幅広いんです。
だからこそ、エラーコードの意味を知っておくことがとても大切になりますよね。
エラーコードが出たときの基本的な初期対応
エラーが出たら、まずは以下の順番で確認してみてください。
- ① 運転スイッチを一度切って、入れ直す(リセット)
- ② ガス栓が開いているか確認する
- ③ ガスメーターが遮断されていないか確認する
- ④ 水栓(止水栓)が開いているか確認する
- ⑤ フィルターの詰まりがないか確認・清掃する
- ⑥ 給排気口がふさがれていないか確認する
この6ステップを試してみるだけで、意外と解決することもあるんですよ。
きっと「あ、これだったのか」と思う場面もあるかもしれませんね。
主要エラーコード別の原因と対処法

ここからは、リンナイ給湯器でよく表示される代表的なエラーコードを、原因と対処法とあわせて詳しく見ていきましょう。
エラー「111」「11」:点火不良
「111」や「11」は、給湯器が点火できなかったときに表示されるエラーです。
リンナイ給湯器でもっともよく見られるエラーのひとつで、原因はいくつか考えられます。
主な原因
- ガス栓が閉まっている
- ガスメーターが地震などで自動遮断されている
- ガス供給が一時的に停止している(ガス会社側の問題)
- 点火装置自体の不具合
まず試してほしいこと
- ガス栓が開いているか確認する
- ガスメーターの復帰操作を行う(メーターについている赤いボタンを押す)
- ガスコンロなど他のガス機器が使えるか確認する
- 上記を確認しても改善しない場合は、業者または販売店へ連絡する
ガスコンロが使えているのに給湯器だけ点火しない場合は、点火装置自体の不具合かもしれませんね。
その場合は、ユーザーさんご自身での対応は難しいので、専門業者への相談をおすすめします。
エラー「290」:中和器の詰まり異常
「290」は、リンナイ公式FAQでも「中和器詰まり異常」として案内されているエラーです。
エコジョーズ(高効率給湯器)に搭載されている中和器が詰まった状態を意味します。
中和器って何?
中和器とは、エコジョーズが燃焼時に発生するドレン水(酸性の水)を中和して排出するための部品です。
この部品が詰まると「290」のエラーが表示されます。
対処法
残念ながら、中和器の詰まりはユーザーさんご自身での対応が難しく、専門業者への点検・修理依頼が必要になります。
放置すると給湯器の運転に支障をきたすこともあるので、早めに相談しましょうね。
エラー「032」:循環不良・排水栓の閉め忘れ
「032」は、お風呂のお湯はりや追い焚きに関するエラーで、浴槽まわりの状態が原因のことが多いです。
「まず浴槽を見てみる」ことが対処の第一歩なんですね。
主な原因と確認ポイント
- 浴槽の排水栓が開いたままになっている(お湯が張れない)
- 循環フィルターが詰まっている
- 浴槽内の水量が不足している
対処法
- 浴槽の排水栓がきちんと閉まっているか確認する
- 循環フィルターを取り外して清掃する
- 浴槽に水または湯を一定量以上入れてから再試行する
「あ、排水栓が開いてた」というのは、実は意外と多いパターンなんです。
まずはシンプルな確認から始めてみましょう。
エラー「632」:ふろ水流スイッチの故障
「632」は、ふろ水流スイッチ(お湯の流れを感知するセンサー)の故障を示すエラーです。
まず試せること
- 浴槽栓がきちんと閉まっているか確認する
- 循環フィルターを清掃する
- 浴槽に十分な量のお湯が入っているか確認する
フィルター清掃や浴槽栓の確認で改善しない場合は、スイッチ自体の故障の可能性があります。
その場合は、業者さんへの依頼が必要になりますよ。
エラー「722」:ふろ側の炎検出部品の不具合
「722」は、リンナイ公式FAQでも案内されている、ふろ側の炎を検出する部品(フレームロッドなど)の不具合を示すエラーです。
このエラーは、ユーザーさんご自身での復旧がかなり難しいケースです。
エラーが出た場合は、速やかにリンナイのお客様センターまたは給湯器の修理業者へ連絡することをおすすめします。
無理に操作を続けると、状況が悪化してしまう可能性もありますからね。
エラーコード早見表:一目でわかる原因と対応

ここまで解説してきた内容を、一覧でまとめておきますね。
エラーが出たときにぱっと見返せると便利ですよ。
| エラーコード | 内容 | まず確認すること | 業者依頼の目安 |
|---|---|---|---|
| 111 / 11 | 点火不良 | ガス栓・ガスメーター | 自分で対処後も改善しない場合 |
| 290 | 中和器詰まり異常 | — | すぐに業者へ |
| 032 | 循環不良・排水栓確認 | 排水栓・フィルター清掃 | 清掃後も改善しない場合 |
| 632 | ふろ水流スイッチ故障 | 浴槽栓・フィルター清掃 | 清掃後も改善しない場合 |
| 722 | 炎検出部品の不具合 | — | すぐに業者へ |
10年以上使っている給湯器は「修理か交換か」も考えてみて
リンナイの給湯器を10年以上お使いの方は、エラーが出たタイミングで「修理か交換か」を改めて考えてみることも大切かもしれませんね。
給湯器の寿命は一般的に10〜15年程度とされています。
10年を超えると部品の劣化が進み、エラーが頻発するようになるケースもあるんです。
修理費用が高額になりそうなとき、または同じエラーが繰り返されるときは、思い切って新しい機器への交換を検討してみることも選択肢のひとつですよ。
最新の給湯器はエネルギー効率が高く、光熱費の節約にもつながることがありますので、きっと長い目で見るとお得になるかもしれませんね。
この記事のまとめ
リンナイ給湯器のエラーが出たとき、大切なポイントをまとめておきますね。
- エラーコードは給湯器からのSOSサイン。焦らず、まずコードの意味を確認しましょう
- 111/11(点火不良)はガス栓・ガスメーターを最初に確認
- 290(中和器詰まり)・722(炎検出部品の不具合)は早めに業者へ相談
- 032・632は浴槽栓・フィルター清掃など、まず自分でできることから試す
- エラーの初動は「運転スイッチのリセット→ガス・水・フィルター確認」の順番が基本
- 10年以上使用している場合は、修理か交換かも視野に入れて判断する
エラーコードは、一見すると怖く感じるかもしれませんが、「何が起きているのかを教えてくれる便利な情報」でもあるんですね。
この記事を参考に、落ち着いて対応してみてください。
それでも「自分では難しそう」「何度エラーが繰り返される」と感じたら、無理せずリンナイのお客様センターや信頼できる業者さんに相談するのが一番です。
プロに頼ることは決して恥ずかしいことではありませんよ。
給湯器が快適に使えるようになることを、一緒に願っています。
ぜひ今日から、できることから一つずつ試してみてくださいね。