
毎月の電気代やガス代、気になりますよね。
特に最近は光熱費が高騰していて、少しでも節約できる方法を探している方も多いのではないでしょうか。
実は、給湯器の設定温度を少し見直すだけで、年間数千円レベルの節約につながる可能性があるんですね。
「たった1℃や2℃の違いで本当に変わるの?」と思われるかもしれませんが、毎日使うお湯だからこそ、積み重なると大きな差になってくるんです。
この記事では、給湯器の設定温度と電気代・ガス代の関係について、分かりやすくお伝えしていきますね。
読み終わる頃には、ご自宅の給湯器をどう設定すれば良いか、きっと見えてくると思いますよ。
給湯器の設定温度を見直すと光熱費が下がります

結論から言うと、給湯器の設定温度を適切に調整することで、年間数百円から数千円の光熱費削減が期待できるとされています。
東京ガスの情報によると、お湯の設定温度を42℃から40℃に下げるだけで約9%の省エネになるというデータがあるんですね。
また、資源エネルギー庁の試算では、設定温度を40℃から38℃に下げて手洗いなどをした場合、年間約1,430円のガス代節約になるともされています。
「そんなに変わるの?」と驚かれるかもしれませんが、たった2℃の違いが、年間で考えると大きな差になるんですね。
ただし、給湯器の種類(ガス給湯器かエコキュートか)や、お使いの蛇口のタイプによって、最適な設定温度は変わってきます。
これから詳しく見ていきましょうね。
なぜ設定温度で光熱費が変わるのか

給湯器は温度を上げるほどエネルギーを使います
給湯器は、水を温めてお湯にする機械ですよね。
当然ですが、高い温度まで温めようとすればするほど、多くのエネルギー(ガスや電気)が必要になるんです。
例えば、水を40℃まで温めるのと、60℃まで温めるのでは、必要なエネルギー量が大きく違ってきます。
これは、お鍋でお湯を沸かすことを想像していただくと分かりやすいかもしれませんね。
ぬるま湯を作るのと、熱々のお湯を作るのでは、火にかけている時間も、使うガスの量も違いますよね。
給湯器も同じ仕組みなんです。
ガス給湯器と電気給湯器では少し違います
一般的なガス給湯器の場合、光熱費の大部分はガス代が占めています。
電気代は、点火装置やリモコンの表示、制御系統に使われる程度で、月あたり約200円前後とされているんですね。
ですから、ガス給湯器をお使いの方は、主にガス代の節約を考えると良いかもしれません。
一方、エコキュートなどの電気給湯器は、電気だけでお湯を沸かすため、設定温度が電気代に直結します。
エコキュートの場合、設定温度を2℃下げると、1カ月あたり約50〜150円の節電になるというデータもあるんですね。
年間で考えると、きっと大きな違いになってきますよね。
蛇口のタイプで最適な設定温度が変わります
もう一つ大切なポイントがあります。
それは、蛇口側で温度調整ができるかどうかなんです。
単水栓(お湯と水の蛇口が別々のタイプ)をお使いの場合は、給湯器本体の設定温度を40℃前後にするのが推奨されています。
一方、サーモスタット混合栓やシングルレバー混合栓(蛇口側で温度調整できるタイプ)の場合は、給湯器本体は50〜60℃に設定して、蛇口側で水と混ぜて適温にする方が効率的とされているんですね。
これって意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
具体的にどう設定すれば良いの?

季節によって変えてみましょう
設定温度は、季節に合わせて調整するのがおすすめです。
夏場と冬場では、水道水の温度も違いますし、快適に感じる温度も変わってきますよね。
夏場(6〜9月頃)の設定温度
- お風呂・シャワー:38〜40℃程度で十分な場合が多いです
- エコキュートの貯湯温度:50〜55℃程度がバランスが良いとされています
夏は暑いので、ぬるめのお湯でも気持ち良く感じますよね。
この時期は少し低めに設定しても、快適さを損なわずに節約できるかもしれません。
冬場(11〜3月頃)の設定温度
- お風呂・シャワー:42℃前後に設定する家庭が多いようです
- エコキュートの貯湯温度:60〜65℃程度が推奨されています
冬は寒いので、やっぱり温かいお湯が恋しくなりますよね。
無理に低い温度にすると、風邪をひいてしまうかもしれませんから、快適さとのバランスが大切ですね。
春・秋(中間期)の設定温度
- お風呂・シャワー:40℃前後が目安です
- エコキュートの貯湯温度:50〜60℃程度が良いでしょう
季節の変わり目は、こまめに温度を調整してみると良いかもしれませんね。
エコキュートは「低めが良い」とは限りません
これは意外に思われるかもしれませんが、エコキュートの場合、40〜42℃の低温設定を常用すると、かえって非効率になるという指摘があるんです。
なぜかというと、エコキュートは夜間の安い電力でまとめてお湯を沸かす仕組みなんですね。
低い温度で貯湯すると、日中にお湯を使うたびに微妙な沸き増しが発生してしまい、結果的に電力ロスが大きくなってしまうとされています。
50℃程度で高めに貯湯しておいて、水で薄めて使う方が、トータルでは電気代を抑えやすいという考え方もあるんですね。
また、50〜60℃ならレジオネラ菌などの雑菌対策にも良いとされていますから、衛生面でも安心かもしれません。
「温度を下げれば良い」と単純に考えてしまいがちですが、給湯器の種類によって最適解が違うんですね。
やってはいけないNG習慣
光熱費を上げてしまう、やりがちな習慣もいくつかあるんです。
追い焚きの多用
お風呂のお湯が冷めたら、毎回追い焚きしていませんか?
実は、最初から適温のお湯をためる方が効率的とされているんです。
ただし、残り湯がまだ温かい場合は、追い焚きを活用する方が節約になるケースもありますので、状況に応じて判断すると良いですね。
低温でチョロチョロ出し続ける
お湯を少量ずつ、長時間出し続けるのも、実は非効率なんです。
特にエコキュートの場合、微妙な沸き増しが何度も発生してしまい、機械に負荷がかかりやすいとされています。
必要な量をまとめて使う方が、光熱費的にも機械の寿命的にも良いかもしれませんね。
季節が変わっても設定を見直さない
一度設定したら、そのままになっていませんか?
季節ごとに少し調整するだけで、快適さを保ちながら節約できますから、年に数回は見直してみると良いかもしれません。
まとめ:給湯器の設定温度で賢く節約しましょう
給湯器の設定温度を見直すことで、年間数百円から数千円の光熱費削減が期待できるんですね。
ポイントをまとめると、こんな感じです。
- 設定温度を1〜2℃下げるだけで節約効果があるとされています
- ガス給湯器はガス代、エコキュートは電気代がメインの削減対象です
- 蛇口のタイプによって最適な設定温度が違うので確認しましょう
- 季節ごとに設定を見直すと、快適さと節約を両立できます
- エコキュートは低温すぎる設定が逆効果になることもあります
- 追い焚きの多用や低温でのチョロ出しは避けた方が良いでしょう
温度を下げれば良いというわけではなく、給湯器の種類と使い方に合わせて最適な温度を見つけることが大切なんですね。
快適さを損なわずに、上手に光熱費を抑えていきたいですよね。
今日から始められる小さな一歩
この記事を読んで、「やってみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
まずは、ご自宅の給湯器のリモコンをちょっと確認してみませんか?
今の設定温度がどうなっているか、見てみるだけでも良いんです。
そして、もし夏なのに冬と同じ設定のままだったら、1〜2℃下げてみる。
それだけで、もしかしたら来月の光熱費が少し変わってくるかもしれませんよね。
大きな変化じゃなくても、毎日の小さな積み重ねが、1年後には大きな違いになってくるんです。
無理せず、できる範囲で、一緒に賢く節約していきましょうね。
あなたのご家庭にぴったりの設定温度が見つかりますように。