
寒い朝に給湯器のリモコンに「710」や「71」というエラーが表示されて、お湯が出なくなった経験はありませんか?朝の忙しい時間帯にお湯が使えないと、本当に困ってしまいますよね。
実は、給湯器の710エラーは寒い日や朝晩の冷え込みと深い関係があるんですね。
この記事では、なぜ寒い時期に710エラーが出やすいのか、その原因と対処法を詳しくご紹介します。自分でできる簡単なリセット方法から、修理が必要なケースの見分け方まで、わかりやすく解説していきますので、きっとあなたのお悩み解決のヒントになると思いますよ。
給湯器710エラーが寒い日に出る主な原因

給湯器の710エラーが寒い日に出る原因は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、電装回路や制御基板といった給湯器本体の故障です。2つ目は、寒さ・凍結・湿気などの環境要因によるものなんですね。
特に寒い朝だけエラーが出て、昼間は正常に動くという場合は、環境要因が関係している可能性が高いと言われています。
なぜ寒い日に710エラーが起きるのか

電装基板と寒さの関係
給湯器のエラー710(71)は、メーカーによって多少呼び方が違いますが、基本的には燃焼制御回路や電装基板まわりの異常を知らせるサインなんですね。
ノーリツでは「燃焼制御回路異常」や「ガス電磁弁駆動回路故障」、リンナイでは「電子ユニット異常」、パロマでは「元リレー回路異常」と説明されています。
これらの電子部品は、気温の変化に敏感なんです。寒い朝は基板が冷え切っていて、一時的に動作が不安定になることがあるんですね。昼間に気温が上がると正常に戻るというケースも多いんです。
凍結と燃焼不安定
寒冷地や冬場の冷え込みが厳しい地域では、給湯器の配管が凍結することがありますよね。
配管が凍結すると、水の流れが悪くなったり、完全に止まってしまうこともあります。そうすると燃焼が不安定になり、710エラーが表示されることがあるんですね。
また、配管が凍結していなくても、朝晩の低水温によって給湯器内部の温度センサーが正常に機能せず、燃焼制御がうまくいかなくなるケースも報告されています。
湿気と悪天候の影響
意外かもしれませんが、雨の日や湿度が高い日にも710エラーが出やすいという報告があるんです。
給湯器の電装部品は湿気に弱く、雨や雪の日に湿気が侵入すると、基板が誤作動を起こすことがあります。特に屋外設置型の給湯器で、経年劣化によって防水性能が落ちている場合は注意が必要ですね。
実際にあった寒い日の710エラー事例

事例1:寒い朝だけエラーが出るケース
ある家庭では、冬の朝だけ710エラーが表示され、昼間は問題なくお湯が使えるという症状がありました。
このケースでは、リセット操作で一時的に復旧するものの、翌朝また同じエラーが出るという繰り返しだったんですね。最終的には電装基板の交換が必要になり、修理費用は約3万円ほどかかったそうです。
寒い朝だけという条件付きでも、何度も繰り返す場合は基板自体に問題があることが多いんですね。
事例2:雨の日と寒い日に集中するケース
別の事例では、雨の日や気温が低い日に集中して710エラーが発生していました。
調査の結果、屋外設置の給湯器のカバー部分に小さな亀裂があり、そこから湿気が侵入していたことが判明したんです。防水処理と基板のクリーニングで改善したという報告があります。
こういったケースでは、給湯器本体の劣化が進んでいる可能性もあるので、修理か交換かの判断が必要になってきますね。
事例3:凍結防止ヒーターの故障
寒冷地に設置された給湯器で、凍結防止ヒーターが故障していたために配管が凍結し、710エラーが頻発したケースもあります。
この場合は、ヒーターの交換と配管の保温強化で問題が解決しました。給湯器本体だけでなく、周辺の凍結対策設備も定期的にチェックすることが大切なんですね。
自分でできる710エラーの対処法
リセット操作を試してみる
710エラーが出たら、まず最初に試してほしいのがリセット操作です。
- リモコンの電源をOFFにする
- 約10秒待つ
- 再度電源をONにする
または、給湯器本体の電源プラグを抜いて、10秒ほど待ってから差し直す方法もありますよ。
一時的な誤作動の場合は、これで復旧することがあるんですね。ただし、リセット後にすぐ使えるようになっても、同じ条件で再発する場合は故障の可能性が高いので注意してください。
配管の凍結を確認する
寒い朝にエラーが出た場合は、配管が凍結していないか確認してみましょう。
- 給水配管を触ってみて、異常に冷たくないか
- 水道の蛇口をひねって、水が出るか
- 給湯器周辺に霜や氷がついていないか
もし凍結が疑われる場合は、無理に給湯器を動かさず、自然解凍を待つか、配管にぬるま湯をかけて解凍するのが安全ですよ。決して熱湯をかけないようにしてくださいね。配管が破損する危険があります。
給湯器周辺の環境を確認する
屋外設置の給湯器の場合、以下の点もチェックしてみてください。
- 給湯器に雪が積もっていないか
- 排気口や吸気口が塞がれていないか
- カバーに破損や隙間がないか
雪や障害物を取り除くだけで改善することもあるんですね。
修理や交換が必要なケースの見分け方
何度もリセットが必要な場合
リセット操作で一時的に復旧しても、毎日のように同じエラーが出る場合は、基板や電装部品の故障が考えられます。
特に寒い日だけでなく、気温に関係なくエラーが出るようになったら、早めに専門業者に相談した方がいいかもしれませんね。
使用年数が長い給湯器
給湯器の一般的な耐用年数は10年程度と言われています。
10年以上使っている給湯器で710エラーが出た場合は、修理よりも交換を検討した方が経済的なケースが多いんですね。修理費用が2万〜4万円かかる場合もあり、その後も別の部品が故障するリスクがあるためです。
他のエラーも併発している場合
710エラーだけでなく、他のエラーコードも頻繁に出るようになったら、給湯器全体の劣化が進んでいる可能性があります。
複数の不具合が同時に起きている場合は、部分的な修理では根本的な解決にならないことが多いので、専門家の総合的な診断を受けることをおすすめしますよ。
寒い時期の給湯器710エラー予防策
凍結予防の徹底
寒冷地や冬場は、以下の凍結対策を行いましょう。
- 配管に保温材を巻く
- 凍結防止ヒーターが正常に作動しているか確認する
- 長期不在時は水抜きを行う
- 外気温が氷点下になる日は、少量の水を流しっぱなしにする
これらの対策で、凍結による710エラーのリスクを大幅に減らせるんですね。
定期的なメンテナンス
給湯器は年に1回程度、専門業者による点検を受けることをおすすめします。
特に冬が来る前の秋頃に点検を受けておくと、寒い時期のトラブルを未然に防げますよ。点検では、電装部品のチェックや配管の状態確認、防水性能の確認などを行ってくれます。
設置環境の改善
屋外設置の給湯器は、できるだけ風雨や雪の影響を受けにくい場所に設置するのが理想的です。
すでに設置済みの場合でも、風よけカバーや屋根の設置で環境を改善できることがあります。業者に相談してみるといいかもしれませんね。
給湯器710エラーと寒さの関係まとめ
給湯器の710エラーが寒い日に出る原因は、電装基板の不具合、配管の凍結、低水温による燃焼不安定、湿気の影響など、複数の要因が考えられるんですね。
寒い朝だけエラーが出る場合でも、繰り返し発生するなら故障のサインかもしれません。
まずはリセット操作を試し、凍結の確認や給湯器周辺の環境チェックを行ってみてください。それでも改善しない場合や、何度も同じエラーが出る場合は、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
修理費用は2万〜4万円程度が目安ですが、使用年数が長い給湯器の場合は交換も視野に入れて検討するといいですよ。
予防策としては、冬が来る前の点検、凍結対策の徹底、設置環境の改善などが効果的です。
寒い日でも安心してお湯が使えるように、日頃からのメンテナンスと早めの対応を心がけたいですね。給湯器は毎日の生活に欠かせない設備ですから、大切に使っていきましょう。もし今まさに710エラーでお困りなら、この記事の対処法をぜひ試してみてくださいね。きっと解決の糸口が見つかると思いますよ。