
朝、お風呂に入ろうとしたら給湯器のリモコンが点滅していて、驚いた経験はありませんか?
「え、壊れちゃったの?」「修理代がかかるのかな…」と不安になりますよね。
でも、安心してください。給湯器の点滅は、多くの場合故障ではなく、点検時期のお知らせや一時的な状態のサインなんです。
実は、メーカーごとに決められた簡単な操作で解除できることがほとんどなんですね。
この記事では、給湯器の点滅の意味と、メーカー別の解除方法について詳しくご紹介します。
読み終わる頃には、落ち着いて対処できるようになっているはずですよ。
給湯器の点滅は自分で解除できることが多い

まず結論からお伝えすると、給湯器リモコンの点滅は、多くの場合リモコン操作で一時的に解除することができます。
特に「888」や「88」といった数字が点滅している場合、これは故障ではなく「点検時期のお知らせ機能」が作動しているサインとされています。
この表示は、給湯器を長年使ってきたご家庭なら誰でも経験する可能性があるものなんですね。
ただし、点滅の内容やメーカーによって解除方法が違うので、まずはご自宅の給湯器がどのメーカーなのか、どんな点滅をしているのかを確認することが大切です。
給湯器が点滅する理由とその種類

点滅にはいくつかのパターンがある
給湯器の点滅って、実は意味がいくつかあるんですね。
同じ「点滅」でも、数字が表示されているか、文字が表示されているか、ランプだけが点滅しているかによって、意味がまったく違うんです。
主なパターンとしては、次のようなものがあります。
- 数値表示(88・888・その他エラーコード):点検時期のお知らせや、何かしらの異常を知らせるサイン
- 文字表示(OFFなど):給湯器の動作状態を示すサイン
- ランプのみ点滅(赤・緑など):運転状態や待機状態を表すサイン
それぞれの点滅には、ちゃんと理由があるんですね。
「888」や「88」は点検時期のお知らせ
最も多くの方が経験するのが、「888」や「88」という数字が点滅しているケースです。
これは、リンナイ、ノーリツ、パロマなど多くのメーカーで採用されている「点検時期お知らせ機能」が作動したサインなんですね。
給湯器の使用年数や燃焼時間が、メーカーが設定した基準値に達すると、内部のカウンターが自動的にこの表示を出すようになっているんです。
つまり、故障ではなく「そろそろ点検を受けてくださいね」という、安全のための予防保守の合図なんですね。
給湯器も10年前後使っていると、この表示が出ることが多いとされています。
その他の点滅パターン
例えば、ノーリツの給湯器では「OFF」という文字が点滅することがあります。
これは、給湯栓(蛇口)が開いている状態でお湯はりボタンを押したときなどに表示される、機器の状態を示すサインなんですね。
また、特定のエラーコード(数字2桁や3桁)が表示される場合もあって、これは機器の具体的な不具合を示していることもあります。
ですから、まずはどんな点滅なのかをしっかり確認することが重要なんです。
メーカー別の具体的な解除方法

リンナイ製給湯器の場合
リンナイの給湯器で「88」や「888」が点滅している場合、解除方法は比較的シンプルです。
東京ガスや東邦ガスなどの公式サイトでも案内されている方法なんですね。
具体的な手順は次のとおりです:
- リモコンの「運転スイッチ」を確認します
- 5秒以内に運転スイッチを5回押します
- 「88」や「888」の表示が消えれば解除完了です
タイミングが大切なので、5秒以内に5回押すというところを意識してみてください。
ただし、これはあくまで一時的な解除であって、点検が不要になったわけではないことを覚えておいてくださいね。
ノーリツ製給湯器の場合
ノーリツの給湯器も、基本的にはリンナイと似た操作で解除できるとされています。
「888」表示の解除方法:
- リモコンに「888」が表示されている状態を確認
- 5秒以内に運転スイッチを5回ON/OFF
- 表示が消えれば解除完了
また、ノーリツ特有の「OFF」点滅については、別の対処が必要なんですね。
「OFF」点滅の解除方法:
- すべての給湯栓(蛇口)を閉める
- リモコンの「お湯はりボタン」を押す
- 音声で「お湯はりの設定を解除しました」とアナウンスされるまで約30秒待つ
- お湯はりボタンが消灯していれば完了
もし給湯栓がどこにあるかわからない場合は、給湯器本体の給水元栓を閉めて同じ操作をする方法もあります。
パロマ製給湯器の場合
パロマの給湯器は、少し操作が違うんですね。
解除手順:
- 「運転」をONにする
- 給湯温度を最低温度に設定する
- 給湯温度の▲(上)と▼(下)のボタンを同時に押す
- 表示が消えれば解除完了
パロマは他メーカーと操作方法が異なるので、注意が必要ですね。
パーパス製給湯器の場合
パーパスの給湯器も、独自の解除方法があります。
解除手順:
- 「888」が点滅している状態で「設定」ボタンを押す
- 給湯温度の下矢印(▼)を押しながら、電源ボタンを2秒以上押す
- 表示が消えれば解除完了
少し複雑に感じるかもしれませんが、落ち着いて一つずつ操作すれば大丈夫ですよ。
取扱説明書の確認が最も確実
ここまでメーカー別の方法をご紹介しましたが、実は型番によって微妙に操作が異なることもあるんですね。
ですから、最も確実なのは、ご自宅の給湯器の取扱説明書を確認することなんです。
取扱説明書が見つからない場合は、メーカーの公式サイトからダウンロードできることも多いので、型番を控えて検索してみてください。
リモコンや給湯器本体に型番が記載されていますよ。
解除する前に知っておきたい大切なこと
点滅の解除は「一時的な対処」であること
ここまで解除方法をお伝えしてきましたが、実はとても大切なことがあるんです。
それは、「888」などの点検サインを消すことは、あくまで一時的な対処にすぎないということなんですね。
表示を消しても、給湯器が10年近く経過している事実は変わりませんし、内部の劣化状況も変わらないんです。
多くの業者さんのサイトでも、「自分で消すことはできるけれど、点検を受けることが推奨される」と注意喚起されています。
安全に使い続けるためには、やはり専門家による点検が必要なんですね。
自分で対処できる範囲と業者を呼ぶべき場合
「888」表示のような点検サインは、操作で一時的に消すことができます。
でも、次のような場合は、自分で解除せずに専門業者に連絡した方が安全です。
- エラーコードが表示され、お湯が全く出ない
- 異音や異臭がする
- 給湯器から水漏れしている
- 何度解除しても同じ表示がすぐに戻る
- 給湯器を15年以上使用している
こういった状況では、内部で深刻な問題が起きている可能性もあるんですね。
無理に使い続けると、かえって危険なこともあるので、専門家に相談することをおすすめします。
給湯器の寿命と交換のタイミング
給湯器の寿命は、一般的に10年から15年程度とされています。
「888」表示が出るということは、そろそろ給湯器の交換時期が近づいている可能性が高いんですね。
もちろん、点検を受けて問題なければまだまだ使える場合もあります。
でも、もし点検で「交換を検討した方がいい」と言われたら、それは安全のための大切なアドバイスだと受け止めてくださいね。
突然壊れて困るよりも、計画的に交換した方が費用面でも精神面でも楽だったりします。
まとめ:点滅は怖くないけど、点検は大切
給湯器の点滅について、ここまでいろいろとお伝えしてきましたね。
まとめると、次のようになります。
- 「888」や「88」の点滅は故障ではなく、点検時期のお知らせ
- メーカーごとに決められた操作で一時的に解除できる
- リンナイ・ノーリツは「運転スイッチを5秒以内に5回押す」方法が多い
- パロマやパーパスは独自の操作方法がある
- 解除しても点検は必要。安全のために専門家に相談を
点滅を見つけても、まずは慌てずに、どんな表示なのか、どこのメーカーなのかを確認してみてください。
そして取扱説明書やメーカーサイトで正しい解除方法を調べて、落ち着いて操作すれば大丈夫ですよ。
あなたと家族の安全のために
給湯器の点滅は、実は給湯器があなたに「気にかけてほしい」と伝えているメッセージなのかもしれませんね。
一時的に表示を消すことはできますが、せっかくのお知らせを無視してしまうのはもったいないと思いませんか?
毎日お世話になっている給湯器ですから、長く安全に使うためにも、この機会に一度点検を検討してみてはいかがでしょうか。
ガス会社やメーカー、地域の信頼できる業者さんに相談すれば、丁寧に対応してもらえるはずです。
あなたとご家族が、これからも安心してお湯を使えるように。
まずは今日、給湯器のリモコンをもう一度確認してみてくださいね。