
給湯器って毎日使っているものだからこそ、突然壊れたら困りますよね。
特にノーリツの給湯器をお使いの方で、「この給湯器、いつまで使えるんだろう?」「そろそろ交換時期かな?」と心配されている方も多いのではないでしょうか。
そんなときに役立つのが「燃焼時間」という情報なんですね。
実は給湯器のリモコンから、機器がどれくらいの時間燃焼してきたかを確認できるんです。
この記事では、ノーリツ給湯器の燃焼時間を確認する方法から、その数値をどう判断すればいいのかまで、わかりやすくお伝えしていきますね。
ノーリツ給湯器の燃焼時間はリモコンで確認できます

結論から言うと、ノーリツ給湯器の燃焼時間はリモコンのメンテナンスモードから確認できます。
多くの機種では、給湯温度の上下ボタン(▲・▼)を同時に数秒間長押しすることでメンテナンスモードに入り、「メンテNo.04」という項目で燃焼時間が表示されるんですね。
ちなみに「燃焼時間」とは、バーナーに火がついて実際にお湯を加熱していた累計時間のことを指します。
給湯器の内部カウンターが記録している使用時間の目安で、機器の劣化状況を知る重要な情報なんですよ。
表示された数値に10を掛けると実際の燃焼時間(時間単位)になる場合が多いとされています。
例えば、画面に「052」と表示されていたら、520時間燃焼してきたということになりますね。
ただし、機種によって操作方法や表示の仕方が異なる場合もあるので、お手元の取扱説明書を確認することが大切ですよ。
なぜ燃焼時間を確認する必要があるのでしょうか

給湯器の劣化状況を把握できるから
燃焼時間を確認することって、なぜ大切なのでしょうか?
それは、給湯器内部の劣化具合を知る目安になるからなんですね。
給湯器は燃焼することでお湯を沸かしているので、燃焼時間が長いほど機器の各部品が使われてきたことになります。
熱交換器やバーナーなどの重要な部品は、長時間の燃焼によって少しずつ劣化していくものなんですよね。
燃焼時間が長いと故障リスクが高まる可能性があるため、交換時期を検討する材料として使えるんです。
実際、ノーリツの勉強会資料では「給湯燃焼時間が3,000時間を越えると故障しやすい目安」として紹介されているんですよ。
計画的な交換準備ができるから
急に給湯器が壊れてしまうと困りますよね。
特に冬場にお湯が出なくなったら、お風呂にも入れないし、生活に大きな支障が出てしまいます。
燃焼時間を確認しておけば、「そろそろ交換時期かもしれないな」と準備できるんですね。
余裕を持って複数の業者さんから見積もりを取ったり、予算を準備したりすることができるので、安心感が違うと思いませんか?
点検や修理の判断材料になるから
もし給湯器に何か不具合が出たとき、燃焼時間の情報があると業者さんも状況を把握しやすくなります。
「使用年数は10年だけど、実際の燃焼時間はそれほど長くない」といった情報は、修理するか交換するかの判断に役立つんですね。
きっと修理業者さんも、より適切なアドバイスをしてくれるはずですよ。
燃焼時間の具体的な確認方法を見ていきましょう

基本的な操作手順
それでは、実際にノーリツ給湯器の燃焼時間を確認する手順を見ていきましょうね。
多くの機種で共通している方法をご紹介しますが、機種によって異なる場合もあることを覚えておいてくださいね。
- リモコンの給湯温度調節ボタン(▲と▼)を同時に押します
- 3秒から5秒ほど長押しし続けてください
- 画面に「メンテ」や「メンテNo.」などの表示が出たら成功です
- ▲または▼ボタンで「No.04」まで移動します
- 表示された数値が燃焼時間の情報です
この操作、最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れればすぐにできるようになりますよ。
メンテナンス番号の見方について
ノーリツ給湯器のメンテナンスモードでは、いくつかの情報番号が用意されているんですね。
代表的なものとしては、以下のような情報が確認できます:
- No.03:通電時間 - 給湯器に電源が入っていた累計時間(表示値×100時間)
- No.04:給湯燃焼時間 - 実際に燃焼していた累計時間(表示値×10時間)
- No.91:故障履歴 - 過去のエラーコード履歴
No.03の通電時間で給湯器の「年齢(設置からの経過時間)」を把握し、No.04の燃焼時間で「どれだけ実際に働いてきたか」を確認することで、より正確な劣化状況が分かるんですね。
表示数値の読み方について
画面に表示された数値をそのまま燃焼時間と考えてはいけない点に注意が必要なんですね。
多くの場合、表示値に10を掛けた数字が実際の燃焼時間(時間単位)になります。
例を挙げてみましょうか:
- 表示が「025」の場合→250時間の燃焼時間
- 表示が「100」の場合→1,000時間の燃焼時間
- 表示が「150」の場合→1,500時間の燃焼時間
- 表示が「300」の場合→3,000時間の燃焼時間(交換検討の目安)
ただし、機種によっては100を掛ける場合や、そのままの数値が時間を表す場合もあるそうです。
わからないときは、取扱説明書を確認するか、メーカーや業者さんに問い合わせてみるのが確実ですね。
機種ごとの違いに注意が必要です
ノーリツの給湯器は、本体とリモコンの組み合わせで構成されているんですね。
そのため、古い機種やシンプルな給湯専用機では、燃焼時間の表示機能自体がない場合もあるんです。
もし操作してもメンテナンスモードに入れない場合は、次のことを確認してみてください:
- 本体前面のラベル(銘板)で品番(型式)を確認する
- 取扱説明書またはメーカーサイトで「メンテナンス情報モニター」の項目を探す
- 操作説明が見つからない場合は、メンテナンスモード非対応の可能性もある
リモコン非搭載の機種もあるため、確認できない場合は無理せず業者さんに相談するのが安全ですよ。
メンテナンスモードから抜ける方法
燃焼時間を確認した後は、メンテナンスモードから通常モードに戻す必要がありますよね。
多くの機種では、運転スイッチを一度切ってから再度入れることで通常モードに戻ります。
もしくは、何も操作せずに1〜2分放置しておくと、自動的に通常モードに戻る機種もあるんですね。
焦らずに対応すれば大丈夫ですよ。
燃焼時間から何が分かるのか具体的に見てみましょう
ケース1:燃焼時間が比較的短い場合
例えば、設置してから8年経っているのに燃焼時間が500時間程度だった場合を考えてみましょうか。
これは使用頻度がかなり少ない状態と言えるかもしれませんね。
このような場合、部品の劣化は比較的少ないと考えられます。
ただし、使用年数が10年を超えている場合は、使っていなくても経年劣化は進んでいる可能性があるんですね。
ゴム部品の硬化や電子部品の劣化は、使用時間に関わらず進むこともありますから。
ケース2:燃焼時間が標準的な場合
設置から10年で1,500〜2,000時間程度の燃焼時間は、一般的な使用頻度と言えるでしょう。
4人家族で毎日お風呂に入り、キッチンや洗面所でもお湯を使う生活だと、このくらいの燃焼時間になることが多いようです。
この場合、設置から10年前後であれば交換を検討する時期に差し掛かっているかもしれませんね。
まだ問題なく動いていても、予防的に交換を考え始めてもいいタイミングかもしれません。
ケース3:燃焼時間が長い場合
設置から10年で3,000時間を超えるような燃焼時間の場合は、かなり使用頻度が高い状態ですね。
大家族だったり、営業用途で使っていたりすると、このような数値になることがあります。
このケースでは、内部部品の劣化がかなり進んでいる可能性が高いんですね。
実際、ノーリツの資料でも3,000時間超えは故障しやすい目安とされているので、もしまだエラーが出ていなくても、早めの交換を検討した方が安心かもしれません。
突然故障してしまうと、修理部品の在庫がなくて数日お湯が使えないなんてことにもなりかねませんから。
燃焼時間以外にもチェックしたいポイント
給湯器の設置年数も重要です
燃焼時間だけでなく、給湯器の設置年数も大切な判断材料になるんですね。
一般的に、給湯器の寿命は10年前後と言われています。
たとえ燃焼時間が短くても、設置から12〜15年経過している場合は、電子部品やゴム部品の経年劣化が進んでいる可能性がありますよ。
「まだ使えるから大丈夫」と思っていても、突然故障するリスクは高まっているかもしれませんね。
ノーリツでは「設計標準使用期間」を定めており、この期間を超えて点検せずに使用すると、経年劣化による事故リスクが高まると説明しています。
燃焼時間と設置年数、両方を総合的に見て判断することが大切なんですね。
エラー表示や異音にも注意しましょう
燃焼時間や設置年数に関わらず、以下のような症状が出ている場合は要注意ですよ:
- 頻繁にエラーコードが表示される
- 運転中に異音がする
- お湯の温度が安定しない
- 点火に時間がかかるようになった
- リモコンの表示が消えることがある
こういった症状があれば、燃焼時間に関わらず早めの点検が必要かもしれませんね。
ガス機器は安全性が最優先ですから、不安を感じたらすぐに業者さんに相談することをおすすめしますよ。
代表的なエラーコードと燃焼の関係
給湯器のエラーコードの中には、燃焼に関するものがいくつかあるんですね。
メンテナンスモードで燃焼時間を確認する際、過去の故障履歴(No.91)も一緒に見ておくと、より詳しい状態が分かりますよ。
燃焼関連のエラーコード例:
- 900/901:燃焼に異常が生じている(ガス漏れなどを確認し、解消しなければ点検を依頼)
- 113・120:燃焼の不具合(ガスメーター、元栓などの確認が必要)
長時間運転系のエラー:
- 011(01):給湯を連続60分以上運転
- 012:追い焚きを連続90分以上運転
これらのエラーが頻繁に出る場合は、燃焼時間の増加とも関連している可能性があるため、総合的な点検をおすすめします。
点検お知らせ表示もチェックしてみて
ノーリツの給湯器の中には、一定期間使用すると「88」や「888」といった点検お知らせ表示が出る機種があるんですね。
これは故障ではなく、点検時期が来たことをお知らせする機能なんです。
この表示が出たら、専門業者さんに点検を依頼するタイミングと考えていいでしょう。
点検の結果、まだ使えると判断されれば継続して使えますし、交換が必要なら計画的に準備できますよね。
ノーリツの「あんしん点検」サービスも活用できます
ノーリツでは、長期間使用した給湯器向けに「あんしん点検」というサービスを提供しているんですね。
このサービスでは、プロの技術者が累計運転時間・着火回数・燃焼時間などを専門機器でチェックしてくれるんですよ。
自分でメンテナンスモードから確認するのも良いですが、専門家の目で総合的に診断してもらうことで、より正確な状態把握と適切なアドバイスが受けられます。
特に設置から10年前後経過している場合や、燃焼時間が長い場合は、こうした公式サービスを利用してみるのも一つの方法ですね。
安全に給湯器を使い続けるために
定期的なメンテナンスの大切さ
給湯器って設置したらそのまま放置しがちですが、本当は定期的なメンテナンスが大切なんですよね。
年に一度でも、プロの目で点検してもらうことで、小さな不具合を早期発見できる可能性があります。
「まだ使えるから大丈夫」ではなく、「安全に使い続けるための投資」と考えてみてはいかがでしょうか。
結果的に給湯器の寿命を延ばすことにもつながるかもしれませんよ。
自己判断せず専門家に相談を
燃焼時間の確認方法をお伝えしましたが、その数値をどう判断するかは難しいこともありますよね。
特にガス機器は安全性が何より大切ですから、判断に迷ったら専門業者さんに相談することをおすすめします。
信頼できる業者さんなら、燃焼時間や使用年数、機器の状態を総合的に判断して、適切なアドバイスをしてくれるはずですよ。
複数の業者さんに意見を聞いてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ:燃焼時間は給湯器の健康状態を知る大切な指標です
ノーリツ給湯器の燃焼時間は、リモコンのメンテナンスモードから確認できることをお伝えしました。
多くの機種では、給湯温度の▲▼ボタンを同時に長押しして、「メンテNo.04」で確認できるんでしたね。
燃焼時間は給湯器の劣化状況を知る重要な指標です。
一般的に3,000時間を超えると故障しやすい目安とされているので、この数値を参考に交換時期を検討できます。
ただし、燃焼時間だけでなく、設置年数やエラー表示、異音なども合わせて総合的に判断することが大切なんですね。
一般的に給湯器の寿命は10年前後とされていますから、その時期が近づいてきたら燃焼時間を確認して、交換の検討を始めてもいいかもしれません。
機種によって操作方法が異なる場合もあるので、取扱説明書の確認も忘れずにしてくださいね。
必要に応じて「あんしん点検」などの公式サービスも活用すると、より安心ですよ。
給湯器の確認、今日からでも始めてみませんか
この記事を読んで、「うちの給湯器、そういえばどのくらい使ってるんだろう?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
燃焼時間の確認は、慣れれば数分でできる簡単な作業です。
今日この後、ちょっと時間があるときにでも、リモコンを操作して確認してみてはいかがでしょうか。
もし燃焼時間が長かったり、設置から10年近く経っていたりする場合は、早めに業者さんに相談してみることをおすすめしますよ。
突然の故障で困る前に、計画的に準備できたら安心ですよね。
給湯器は毎日の生活に欠かせない大切な設備です。
きっとあなたとご家族の快適な暮らしを、これからも支えてくれるはずですよ。