
給湯器のリモコンに突然「888」という表示が出てきて、びっくりされた方も多いんじゃないでしょうか。
「これって故障!?」「お湯が使えなくなるの!?」と不安になってしまいますよね。
でも実は、この「888」表示は故障を意味するものではないんですね。
とはいえ、このまま放置していいものなのか、それとも何か対応が必要なのか、気になるところだと思います。
この記事では、ノーリツ給湯器の「888」を自分で消す具体的な方法と、本当に消すだけで大丈夫なのか、安全に使い続けるために知っておきたいポイントを一緒に見ていきましょう。
ノーリツ給湯器の888は運転ボタン5回押しで消せます

結論から先にお伝えしますね。
ノーリツ給湯器のリモコンに表示される「888」は、運転(電源)ボタンを5秒以内に5回連続でON/OFFすることで、一時的に消すことができます。
この操作自体はとてもシンプルなので、多くの方がご自分で対応されているようなんですね。
ただし、ここで大切なポイントがあります。
この「888」表示は、給湯器が約10年使用されたタイミングで点検時期をお知らせするものなんです。
つまり、消すこと自体は簡単にできても、それは一時的な対応であって、根本的な解決にはならないということなんですね。
ノーリツの公式案内では、表示が出たら点検を受けることが推奨されています。
とはいえ、すぐには業者さんを呼べない状況もあると思いますし、まずは表示を消したいという気持ちもわかります。
ですので、この記事では自分で消す方法と、その後どうすべきかを両方お伝えしていきますね。
なぜ888が表示されるのか

888は故障ではなく点検のお知らせ
まず最初に安心していただきたいのは、「888」表示は故障コードではないということなんです。
これは「長期使用製品安全点検制度」という法律に基づいた、点検時期のお知らせ表示とされています。
給湯器を使い始めてから約10年程度経過したタイミングで、この表示が出るようになっているんですね。
きっと多くの方が「10年も経ったのか」と驚かれるかもしれませんね。
毎日使っているとあっという間で、気づいたらそんなに時間が経っていたということも珍しくないようです。
10年は給湯器の大切な節目
なぜ10年なのかというと、この時期になると給湯器の内部部品が経年劣化してくるリスクが高まってくるからなんですね。
10年前後という期間は、ガス漏れや排気不良など、安全に関わる問題が起こりやすくなる時期とされています。
だからこそ、メーカー側も「そろそろ点検を受けてくださいね」というサインを出してくれているわけなんです。
表示が出たからといってすぐに使えなくなるわけではありませんが、私たちの安全のために設けられた仕組みなんですね。
放置するとどうなるのか
「888」が表示されていても、お湯は普通に使えることがほとんどです。
ですから「特に問題ないし、このまま使い続けよう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただし、見えない部分で劣化が進んでいる可能性があるということは、頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれません。
実際、10年以上使用した給湯器では、突然の故障が増えてくる傾向にあるとも言われているんですね。
具体的な消し方と注意点

基本の消し方:運転ボタン5回押し
それでは、実際の消し方を詳しく見ていきましょう。
多くのノーリツ製リモコンで有効とされている方法は、以下の手順です。
- リモコンに「888」(または「88」)が表示・点滅していることを確認する
- その状態で、運転(電源)ボタンを5秒以内に5回連続でON/OFFする
- 正常に操作できれば、888表示が消えて時計や温度表示に戻る
この操作、意外とシンプルですよね。
「5秒以内に5回」というのがポイントで、ゆっくり押していると反応しないこともあるようです。
リズミカルに、テンポよく押していくのがコツかもしれませんね。
うまく消えない場合は?
上記の方法を試しても表示が消えない場合もあるかもしれません。
そんな時は、以下のような可能性が考えられます。
- ボタンを押すタイミングが早すぎる、または遅すぎる
- お使いの機種によって操作方法が異なる
- リモコンの型番によって別の手順が必要
実は、ノーリツ以外のメーカーや一部の機種では、ボタンの同時押しなど別の操作が必要なこともあるんですね。
例えば、給湯温度の「+」「-」ボタンを同時に長押しする方法や、「音量」と「追いだき」ボタンを同時に5秒以上押す方法などもあるとされています。
もし基本の方法でうまくいかない場合は、取扱説明書を確認するか、ノーリツのサポートに問い合わせてみるのが確実かもしれませんね。
消した後はどうなるのか
ここが本当に大切なポイントなんです。
自分で888表示を消しても、それは一時的な対応に過ぎず、一定期間が経過すると再び表示されてしまうんですね。
ノーリツの公式説明でも、利用者自身による解除はあくまで一時的なもので、根本的な解決にはならないと明言されています。
修理業者の方の説明によると、1年後など一定期間後に再び表示されることが多いそうなんです。
ですから、「消せたから安心」ではなく、「一時的に消したけれど、本来は点検が必要」という認識を持っておくことが大切かもしれませんね。
正式な対処方法:あんしん点検について
メーカー推奨は点検を受けること
ノーリツの公式案内では、888表示が出たら「あんしん点検」と呼ばれる有償点検を受けることが推奨されています。
自分で解除せずに、まずはコンタクトセンターへ連絡するよう案内されているんですね。
これは決して押し売りというわけではなく、長期使用による事故を防ぐための法定点検に相当するものなんです。
点検では、内部の劣化状態やガス漏れの有無、排気が正常に行われているかなど、安全に関わる重要なチェックをしてもらえます。
点検を受けると何をしてくれるのか
あんしん点検を受けると、サービスエンジニアの方が訪問して、給湯器の状態を詳しく確認してくれます。
点検項目としては、以下のような内容があるとされています。
- ガス漏れのチェック
- 燃焼状態の確認
- 排気の状態チェック
- 各種安全装置の動作確認
- 内部部品の劣化状態の確認
そして、点検が完了すると、エンジニアの方が888表示を解除してくれるんですね。
この解除は正規の方法で行われるため、次の点検時期(次のサイクル)までは再表示されないようになるそうです。
費用と時間はどれくらい?
気になるのは費用と時間ですよね。
あんしん点検の費用は、概ね1万円前後とされています。
所要時間は機種や状態によって変わってきますが、1時間前後を目安に考えておくと良いかもしれませんね。
1万円前後で安全確認と表示解除ができると考えると、決して高くはないのかもしれません。
特に、10年以上使っている給湯器であれば、一度しっかり見てもらう価値はあるんじゃないでしょうか。
888表示は交換を考える目安でもあります
10年超えの給湯器は故障も増える時期
888表示が出るということは、給湯器が10年前後使われているということですよね。
この時期になると、実は故障の頻度も高まってくる傾向にあるとされているんです。
点検を受けても、「部品の劣化が進んでいて、近いうちに修理が必要になるかもしれません」と言われることも少なくないようですね。
点検か交換か、3つの選択肢
888表示が出た時、私たちには大きく分けて3つの選択肢があります。
- 点検を受けて、そのまま使い続ける
- 自分で表示を消して、そのまま使い続ける
- このタイミングで新しい給湯器に交換する
それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご自身の状況に合わせて判断することになりますよね。
「まだまだ問題なく使えそう」なら点検を受けて継続使用、「最近ちょっと調子が悪いこともあったな」という場合は交換を検討する、という考え方もあるかもしれません。
新しい給湯器のメリット
もし交換を選択した場合、新しい給湯器には以下のようなメリットがあります。
- 省エネ性能が格段に向上している
- 光熱費の削減が期待できる
- 最新の安全機能が搭載されている
- 故障の心配が当面ない
- メーカー保証が付いている
10年前と比べると、給湯器の性能は大きく進化しているんですね。
特に省エネ性能は向上していて、長い目で見ると光熱費の削減効果も期待できるかもしれません。
888表示が出たタイミングは、給湯器の見直しを考える良い機会とも言えるんじゃないでしょうか。
まとめ:安全を第一に考えた選択を
ノーリツ給湯器の「888」表示について、ここまで一緒に見てきました。
簡単におさらいすると、運転ボタンを5秒以内に5回押すことで一時的に消すことはできます。
でも、それは本来の対処法ではなく、メーカーが推奨しているのは「あんしん点検」を受けることなんですね。
888表示は「故障」ではなく「点検時期のお知らせ」ですが、10年使った給湯器は見えない部分で劣化が進んでいる可能性があります。
点検費用は概ね1万円前後、所要時間は1時間前後とされています。
また、このタイミングは給湯器の交換を検討する目安でもあるんですね。
「点検を受けて使い続けるか」「交換するか」は、給湯器の状態や使用年数、ご予算などを総合的に考えて判断することになります。
どの選択肢を選ぶにしても、安全を第一に考えた判断をしていただければと思います。
給湯器は毎日の生活に欠かせないものですよね。
だからこそ、888表示が出たら「ちょっと立ち止まって考えてみる」良い機会かもしれませんね。
一時的に表示を消すこと自体は問題ありませんが、「いつかは点検や交換が必要」ということは、心に留めておいていただけたらと思います。
迷った時は、まずはノーリツのコンタクトセンターや、信頼できる設備業者さんに相談してみるのも良いかもしれません。
専門家の意見を聞いた上で、ご自身に合った選択をしていただければ幸いです。
給湯器が安全に、そして快適に使い続けられることを願っています。