ノーリツ給湯器の時計点滅と632エラー、どう対処する?

ノーリツ給湯器の時計点滅と632エラー、どう対処する?

ノーリツの給湯器リモコンを見たとき、時計のところが点滅していたり、「632」という数字が表示されていたりして、「これって故障?」とドキッとしたことはありませんか?
特にお風呂の追いだきをしようとしたタイミングでこういった表示が出ると、「今夜のお風呂はどうしよう…」と不安になりますよね。

実はこの「時計の点滅」と「エラー632」、それぞれ別の原因・別の対処法があるんですね。混同してしまうと対処の方向性がずれてしまうこともあるので、この記事では一つひとつ丁寧に整理してお伝えします。
この記事を読めば、リモコンの表示が何を意味しているのかがわかって、自分で試せることと業者さんにお願いすることの判断ができるようになりますよ。

まず「時計の点滅」と「エラー632」は別のサインです

まず「時計の点滅」と「エラー632」は別のサインです

ノーリツ公式FAQによると、リモコンの時計欄に表示が点滅している場合と、エラーコード「632」が表示されている場合は、それぞれ別の現象として案内されています。

どちらも「点滅している」という見た目は似ているかもしれませんが、意味はまったく異なります。
まずは「自分のリモコンには何が表示されているのか?」を落ち着いて確認することが、解決への第一歩なんですね。

時計が点滅しているときの意味と対処法

時計が点滅しているときの意味と対処法

「0:00」が点滅しているとき

ノーリツ公式FAQによると、リモコンの時計欄に「0:00」が点滅している場合は、時計がまだ設定されていない状態を示しています。

給湯器を新しく設置したばかりのときや、長期間使っていなかったときなどに見られることがあるかもしれませんね。
故障ではないので、焦らずに時計を設定するだけでOKですよ。

「-:--」が点滅しているとき

「-:--」が点滅している場合は、停電などによって時刻がリセットされた状態として、ノーリツ公式から案内されています。

台風や停電のあとにリモコンを見たら、こういった表示になっていた、という経験をお持ちの方もいるかもしれませんね。
この場合も、時計を再設定することで解消されます。

時計の設定は台所リモコンから行います

ノーリツ公式によると、時計合わせは台所リモコンで行い、浴室リモコンのみでは設定できないとされています。

操作ボタンの位置や手順はリモコン・機種ごとに異なるため、お手元の取扱説明書を確認するのが確実です。
「説明書どこに置いたっけ…」という方は、ノーリツ公式サイトで型番検索するとPDFで確認できる場合もあるので、一度試してみてくださいね。

それでも時計の点滅が止まらないときは?

時計を設定しても点滅が続く場合は、もしかしたらエラーコードが時計欄に表示されているのかもしれません。

ノーリツ公式FAQでは、エラーの数字が時計欄に表示される機種もあると案内されています。
たとえば時計欄に「6:32」と表示されていた場合、「:」をはずして数字をつなげて読むと「632」というエラーコードになる、という読み方もあるんですね。

「あれ、エラーコードだったの?」と気づく方もいるかもしれません。
表示をよく確認して、次のエラー632の解説もチェックしてみてくださいね。

エラー632が表示されているときの意味と対処法

エラー632が表示されているときの意味と対処法

エラー632は「浴槽の水が循環しない」サインです

ノーリツ公式FAQによると、エラー632は浴槽の水が正常に循環していないときに表示されるエラーコードです。

追いだきをしようとしたらエラーが出た、という状況で見られることが多いかもしれませんね。
ただ、エラーが出たからといってすぐに「給湯器が壊れた!」と結論づけなくて大丈夫ですよ。
自分で確認できることがいくつかあるので、一緒に見ていきましょう。

まず浴槽の水位を確認してみましょう

ノーリツ公式FAQが最初に確認するよう案内しているのが、浴槽の水位です。

浴槽の中にある循環アダプター(お湯が出入りする丸い口のようなもの)より、5cm以上お湯や水がある状態でないと、お湯を循環させることができないんですね。

「あ、そういえばお湯が少なかったかも…」という方は、お湯や水を足してから再度追いだきを試してみてください。
これだけで解消することも、きっとあるはずです。

循環アダプターのフィルターを確認してみましょう

浴槽の水位が十分あるのにエラーが出る場合は、循環アダプターのフィルターが詰まっている可能性があります。

毎日お風呂を使っていると、髪の毛や皮脂、石けんのカス、湯垢などがフィルターに少しずつたまっていきます。
フィルターが詰まると水の流れが悪くなり、循環がうまくいかなくなってしまうんですね。

フィルターは取り外してシャワーや流水で洗い流せることが多いですよ。
「そういえばしばらく掃除していなかったかも…」という方は、ぜひ一度確認してみてくださいね。

冬場は配管凍結にも注意が必要です

気温がグッと下がった朝などに632エラーが出た場合は、追いだき配管が凍結している可能性もあるとノーリツ公式FAQで案内されています。

配管が凍結するとお湯が通れなくなるため、循環できずにエラーが出てしまうんですね。
気温が上がれば自然に解凍されることもあるので、無理に操作し続けずに少し様子を見てみるのもひとつの選択肢かもしれません。

自分で試せる対処法・具体的な3つのケース

自分で試せる対処法・具体的な3つのケース

ケース①:追いだきをしようとしたら632エラーが出た

この場合はまず浴槽の水位を確認します。
循環アダプターより5cm以上お湯があるかどうかを目視で確認して、少なければお湯や水を補充しましょう。

次に循環アダプターのフィルターを外して、汚れていないか確認してみてください。
詰まっていた場合は流水で洗い流し、元に戻してから再度追いだきを試してみてくださいね。

ケース②:朝起きたら時計が「-:--」と点滅していた

前の日の夜に停電があった場合などに、このような表示になることがあります。
台所リモコンの時計設定ボタンを使って、現在の時刻を再設定してみてください。

お手元に取扱説明書があれば、時計設定のページを開いて手順通りに操作するのがいちばん確実ですよ。
操作方法は機種によって異なるので、説明書の確認が大切なんですね。

ケース③:時計欄に「6:32」のような数字が点滅していた

「時計の表示がおかしい」と思ったら、実はエラーコードが時計欄に出ていた、というケースもあります。
ノーリツ公式FAQによると、時計欄に表示された数字の「:」をはずしてつなげて読むと、エラーコードになる機種もあるとされています。

「6:32」→「632」というように読むんですね。
もし時計ではなくエラーコードだったとわかれば、先ほどご紹介したエラー632の対処法を試してみてください。

自分で試してもエラーが直らないときは修理相談を

水位の確認、フィルターの掃除、凍結の確認、時計の再設定……これらを試しても改善しない場合は、給湯器の内部に問題がある可能性があります。

ノーリツ公式FAQによると、エラー632が改善しない場合に考えられる部品として、水流スイッチ・追いだき循環ポンプ・電装基板が挙げられています。
これらは内部の部品なので、専門の技術者さんに診てもらう必要があります。

修理の参考料金としては、ノーリツ公式FAQにガス給湯器で18,000〜55,000円程度(税込)という目安が記載されていますが、実際の費用は訪問診断の内容によって変わります。
「修理か買い替えかどっちがいいんだろう?」と迷う場合は、給湯器の使用年数(一般的に10〜15年が交換の目安とされることが多いですね)も参考にしながら、ノーリツのサービスセンターや販売店さんに相談してみるといいかもしれませんね。

この記事のまとめ

ノーリツ給湯器の時計点滅と632エラーについて、大切なポイントを整理しておきますね。

  • 「0:00」の点滅は時計未設定のサイン→台所リモコンで時計を設定する
  • 「-:--」の点滅は停電後などのリセットのサイン→台所リモコンで時計を再設定する
  • 時計欄に「6:32」のような数字が出ている場合はエラー632かもしれない→数字をつなげて読んで確認する
  • エラー632は浴槽の水が循環しないときのサイン→水位確認・フィルター掃除・凍結確認を試す
  • 水位は循環アダプターより5cm以上必要
  • 上記を試しても改善しない場合は修理相談が必要

「時計の点滅」と「エラー632」は別々のサインですが、どちらも焦らずに表示の内容をよく確認することが大切なんですね。

「今夜のお風呂が心配で急いでいる」というお気持ち、きっとよくわかります。
でも、一つひとつ順番に確認してみると、意外とご自身で解決できることも多いですよ。

まずはリモコンの表示をもう一度よく見て、「時計の話なのか、エラーコードの話なのか」を確認するところから始めてみてくださいね。
この記事が、みなさんの「困った!」を解決するお役に立てれば、とても嬉しいです。
もし自分では解決が難しいと感じたときは、無理をせずにノーリツのサービスセンターや専門の業者さんに相談することも、立派な判断ですよ。