
「寒くなってきたし、給湯器の水抜きをしなきゃ…でも、水抜き栓ってどこにあるんだろう?」
そんなふうに、給湯器をじっと眺めて首をかしげた経験、ありませんか?
きっと多くの方が同じように感じているんですよね。
給湯器の水抜き栓は、探し方を知らないとなかなか見つけられないもの。
でも、正しい場所さえわかれば、難しい作業ではないんです。
この記事では、給湯器の水抜き栓がどこにあるのかを、住宅タイプや機種ごとの違いも含めて丁寧に解説していきます。
この記事を読み終わったあとには、「あ、あそこにあったんだ」とスッキリ理解できて、凍結の心配をせずに寒い冬を乗り越えられるようになりますよ。
給湯器の水抜き栓は「本体の下部」にあることが多いです

結論からお伝えすると、給湯器の水抜き栓は、本体の下部(底面あたり)に設置されていることが最も多いです。
具体的には、給水管が給湯器に入っていく根元の付近を覗いてみると、ネジ状またはつまみ状の栓が見つかることが多いんですね。
ただし、機種によっては側面についていたり、マンションではパイプスペース(PS)と呼ばれる収納スペースの中にあったりするケースもあります。
「まず給湯器の下を確認して、見つからなければ取扱説明書と設置場所を見直す」という手順で進めるのが、一番スムーズかもしれませんね。
なぜ水抜き栓の場所がわかりにくいのか?

「そもそも、なぜ水抜き栓はわかりにくい場所にあるんだろう?」と思いませんか?
ここでは、その背景と理由を一緒に整理してみましょう。
水抜き栓は「普段使わない」から意識しにくい
水抜き栓は、日常的に操作するものではなく、主に冬の凍結防止や長期不在時の対策として使うものです。
つまり、年に数回しか使わないパーツなので、設置場所を知らなくて当然かもしれませんね。
また、給湯器本体のデザイン上、水抜き栓はあまり目立たない位置に配置されていることが多く、パッと見ただけではどれが水抜き栓なのか判断しにくいことがあります。
「これかな?それともこっちかな?」と迷ってしまうのは、多くの方が経験することなんですね。
機種によって位置や形が違う
給湯器のメーカーや機種によって、水抜き栓の位置や形状はさまざまです。
大まかな傾向はありますが、完全に統一されているわけではないんですね。
- ネジ式(マイナスドライバーなどで回すタイプ)
- つまみ式(指でつまんで回すタイプ)
- レバー式(レバーを横に倒すタイプ)
形が違えば、「栓っぽく見えない」こともあるため、知らないと通り過ぎてしまうかもしれませんね。
だからこそ、取扱説明書で事前に形状を確認しておくことがとても大切なんです。
住宅タイプによっても設置場所が変わる
一戸建てかマンションかによっても、水抜き栓の位置は変わってきます。
一戸建ての場合は給湯器本体の周辺にあることが多いですが、マンションやアパートでは共用のパイプスペース(PS)内に設置されているケースが目立ちます。
PSは玄関横の扉の中にあることが多く、「給湯器本体には水抜き栓らしきものが見当たらない…」と感じた方は、PSの中を確認してみるとよいかもしれませんね。
住宅タイプ別・水抜き栓の場所を具体的に確認しよう

「わかった、でも実際にはどこを見ればいいの?」というところが、一番気になりますよね。
ここでは、住宅タイプや設置パターン別に、具体的な確認ポイントをご紹介します。
一戸建て住宅の場合:まず給湯器の下部をチェック
一戸建て住宅に設置された給湯器の場合、本体の下部・給水管の根元付近に水抜き栓があることが最も多いです。
確認の手順としては、以下のような流れになります。
- 給湯器の正面に立ち、本体の下を覗き込む
- 給水管(水色や青色のパイプが多い)が本体に入る部分の周辺を探す
- ネジ状やつまみ状の小さなパーツがあれば、それが水抜き栓の可能性が高い
給水管の下にネジがある場合は、水抜き栓である可能性がとても高いです。
見つからない場合は、側面も確認してみてください。
機種によっては、本体の横側(側面)に付いているケースもあるんですね。
マンション・集合住宅の場合:パイプスペース(PS)内を確認
マンションや集合住宅にお住まいの方の場合、給湯器本体の周辺ではなく、パイプスペース(PS)の中に水抜き栓が設置されているケースが多いです。
PSとは、水道管やガス管などが通っている縦長の収納スペースのことで、多くの場合は玄関や廊下の脇に扉がついています。
その中を確認すると、水抜き栓やバルブが見つかることがあるんですね。
ただし、注意が必要なのは、PSが共用部扱いになっている場合。
その場合は、勝手に操作せずに管理会社や管理組合に相談することをおすすめします。
「触っていいのかな?」と不安に思ったら、まず管理会社に問い合わせてみるのが安心ですよね。
屋内設置・浴室リモコン横の場合:壁面・配管周りも確認
給湯器が屋内(洗面台下・浴室横など)に設置されているケースでは、壁面に埋め込まれた配管の途中や、給湯器本体の側面に水抜き栓がある場合があります。
屋内設置の場合はスペースが狭いことも多く、少し奥まった場所に隠れていることがあるので、懐中電灯などを使って丁寧に確認してみるとよいかもしれませんね。
水抜き栓を見つけたら:基本的な水抜きの手順

水抜き栓の場所がわかったら、次は実際の水抜き手順も確認しておきましょう。
「場所はわかったけど、どうやって操作するの?」という方も多いかもしれませんね。
基本的な手順はシンプルで、以下の流れで行います。
水抜きの基本手順
- 給湯器の電源を切る(ガス給湯器の場合はガスも止める)
- 給水元栓(止水栓)を閉める
- 家の中の蛇口をすべて開けて、残った水を逃がす
- 水抜き栓を開けて、配管内の水を排出する
- 水が完全に出なくなったことを確認する
この「給水元栓を閉める→蛇口を開ける→水抜き栓を開ける」という順番を守ることが大切です。
順番を間違えると、水抜きがうまくできなかったり、水が飛び出したりすることがあるので、焦らず一つひとつ確認しながら進めてくださいね。
水抜き栓が固くて回せない場合は?
水抜き栓が長期間使われていない場合、固くなって手では回せないことがあります。
そんなときは、プライヤーなどの工具を使うことが案内されている場合もあります。
ただし、無理な力をかけると栓や配管を破損させてしまう可能性があるので、「硬いな」と感じたら少しずつ慎重に回すようにしてください。
どうしても動かない場合は、無理をせず専門業者に相談するのが安心かもしれませんね。
水抜き後の再使用時の注意
水抜きが終わって再び給湯器を使いたいときは、今度は逆の手順で戻していきます。
- 水抜き栓を閉める
- 蛇口をすべて閉める
- 給水元栓を開ける
- 給湯器の電源を入れる
この順番を守れば、スムーズに元の状態に戻せますよ。
もしかしたら最初は少し空気が混じった水が出ることがありますが、しばらく流していると落ち着いてきますので、心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
水抜き栓が見つからないときの対処法
「下も側面も確認したけど、どうしても見つからない…」という場合もあるかもしれませんね。
そんなときは、以下の方法を試してみてください。
- 取扱説明書を確認する:最も確実な方法です。型番を調べてメーカーの公式サイトからPDFをダウンロードすることもできます
- 給湯器本体の型番で検索する:「○○(型番) 水抜き栓 位置」で検索すると、同じ機種の情報が見つかることがあります
- 管理会社・メーカーに問い合わせる:マンションや賃貸の場合は管理会社に、給湯器の操作に関してはメーカーのサポートに問い合わせると丁寧に教えてもらえますよ
「こんなこと聞いていいのかな?」と遠慮してしまうかもしれませんが、凍結による給湯器の故障は修理費用がかかることも多く、事前に確認しておくことがとても重要なんですね。
わからないことは早めに確認するのが、結果的に一番安心です。
まとめ:給湯器の水抜き栓は「まず下部」を確認しよう
この記事でお伝えしたことを、最後にまとめてみますね。
- 給湯器の水抜き栓は、本体の下部(給水管の根元付近)にあることが最も多い
- 機種によっては側面にある場合もあるため、下で見つからなければ側面も確認する
- マンション・集合住宅では、パイプスペース(PS)内に設置されているケースが多い
- PSが共用部の場合は、勝手に操作せず管理会社に確認する
- 形状はネジ式・つまみ式・レバー式などさまざまで、取扱説明書での確認が最優先
- 水抜きの手順は「給水元栓を閉める→蛇口を開ける→水抜き栓を開ける」の順番が基本
- 固くて動かない場合や見つからない場合は、無理をせず専門業者やメーカーへ相談する
給湯器の水抜き栓は、知っていれば決して難しいものではないんですね。
大切なのは、寒くなる前に場所を把握して、いざというときにすぐ動けるよう備えておくことです。
「凍結してしまってから慌てる」よりも、「事前に確認しておいて安心して冬を迎える」方が、ずっと気持ちが楽ですよね。
ぜひ今日、お家の給湯器の下を一度覗いてみてください。
きっと「あ、ここにあったんだ」とスッキリした気分になれますよ。
一緒に、安心できる冬の準備を始めてみましょう。