
朝シャワーを浴びようとしたら、給湯器の燃焼ランプがつかなくてお湯が出ない……。
そんな経験、きっと焦りますよね。
「壊れたのかな?」「修理に来てもらわないといけない?」と不安になる気持ち、よくわかります。
でも実は、燃焼ランプがつかない原因の多くは、自分で確認・解決できるケースも少なくないんですね。
この記事では、ノーリツ給湯器の燃焼ランプがつかない原因を順番に整理して、「まず何を確認すればいいか」を一緒に見ていきたいと思います。
読み終えた頃には、「これを確認してみよう」と落ち着いて次の行動が取れるようになっていると思いますよ。
燃焼ランプがつかないときは、まず6つの原因を疑ってみましょう

ノーリツの給湯器でいう燃焼ランプは、給湯器が燃焼中であることを示す表示です。
このランプがつかないということは、給湯器が点火できていない、もしくは安全上の理由で燃焼を止めている状態が考えられます。
原因は大きく分けると、「電源・ガス・水・凍結・給排気・部品不良」の6つに整理できます。
焦らず、一つずつ確認していきましょう。
燃焼ランプがつかない6つの原因を詳しく見てみましょう

①電源が入っていない・リモコンの異常
意外に多いのが、電源まわりのトラブルです。
リモコンの電源が切れていたり、ブレーカーが落ちていたりするだけで、燃焼ランプはつきません。
確認してほしいポイントはこちらです。
- リモコンの画面が点灯しているか
- 給湯器専用のブレーカーが落ちていないか
- コンセントが抜けていないか(屋外コンセントの場合)
リモコン自体が無反応なら、まずはブレーカーを確認してみてくださいね。
意外とこれだけで解決することもあるんですね。
②ガス栓が閉まっている・ガスが止まっている
ガスが供給されていなければ、当然ながら点火できません。
引越し直後や、ガスの工事があった後などは特に確認しておきたいポイントですよね。
- 給湯器のガス栓が開いているか
- ガスメーターがエラーで止まっていないか(メーターのランプが点滅していないか)
- 他のガス機器(コンロなど)が使えるかどうか
ガスメーターが安全装置を作動させて止まっている場合は、メーターの復帰ボタンを押すことで再開できることがあります。
ただし、ガス漏れのニオイがする場合は絶対に操作せず、ガス会社にすぐ連絡してください。
③水の供給に問題がある
給湯器は、一定の水量が流れることを検知して初めて点火する仕組みになっています。
水圧が不足していたり、断水していたりすると、燃焼が始まらないことがあるんですね。
- 蛇口をひねって水(水道水)が出るか確認する
- 給湯器への給水バルブが開いているか確認する
- 給水フィルターに詰まりがないか確認する
水は普通に出るのにお湯だけ出ない場合は、給湯器側の問題の可能性が高まりますね。
まずは「水が出るかどうか」から確認するのが基本です。
④冬場の配管凍結
寒い季節に「水もお湯も一切出ない」という場合は、配管が凍結している可能性が高いです。
気温が氷点下になった翌朝などに起こりやすいんですね。
凍結しているときは無理に操作しようとせず、気温が上がって自然に解凍されるのを待つのが基本的な対処法とされています。
急いで解凍したい場合は、配管にタオルをあてて、ぬるめのお湯(約40℃)をゆっくりかける方法が一般的に知られています。
熱湯をかけると配管が破損することがあるので注意が必要です。
また、凍結が解消されたあとも水漏れがないか確認してみてくださいね。
⑤給排気口の詰まり・換気不足
給湯器の排気口や吸気口が詰まっていると、不完全燃焼防止の安全装置が働いて燃焼が止まることがあります。
特に屋外設置型の給湯器では、落ち葉や鳥の巣などが原因になることも少なくないんですね。
- 排気口・吸気口に異物が詰まっていないか目視で確認する
- 室内設置型の場合は換気が十分にされているか確認する
- 給湯器の近くに物が置かれていて通気を妨げていないか確認する
目視で確認できる範囲でよいので、給湯器まわりを一度チェックしてみてくださいね。
⑥センサーや点火系統の部品不良
水量センサーや点火系統の部品が不具合を起こすと、蛇口を開けても給湯器が「使用されている」と認識できなくなることがあります。
この場合は、残念ながら自分での対応は難しく、専門業者への相談が必要になってきますね。
ノーリツの公式FAQでも、燃焼不良や点火不良についてはエラーコードの確認が重視されています。
リモコンにエラーコードが表示されている場合は、その番号をメモして問い合わせの際に伝えると、スムーズに対応してもらいやすくなりますよ。
自分でできる確認手順を具体的に見てみましょう

具体例①「朝起きたらリモコンの画面が真っ暗」
こんな状況、もしかしたら経験したことがある方もいるかもしれませんね。
リモコンの画面が全く反応しない場合、まず疑うべきはブレーカーやコンセントまわりです。
確認の手順はこちらです。
- 分電盤を開けて、給湯器のブレーカーが落ちていないか確認する
- ブレーカーが落ちていた場合は、一度リセットしてから再度電源を入れてみる
- それでも画面が点かない場合は、リモコン本体の不具合の可能性があるので業者へ相談する
ブレーカーを確認するだけで解決できることは意外と多いので、まずはここから始めてみてくださいね。
具体例②「冬の朝にお湯も水も出ない」
真冬の寒い朝に、蛇口をひねっても水すら出てこない……これは配管凍結のサインかもしれませんね。
気温が氷点下になった日の翌朝に起こりやすいです。
このときの対処法はこちらです。
- 給湯器本体の操作はせず、しばらく気温が上がるのを待つ
- 急ぐ場合は、給湯器まわりの露出している配管にタオルを巻き、40℃前後のぬるま湯をゆっくりかける
- 凍結が解消されたら、配管からの水漏れがないか確認する
- 繰り返し凍結する場合は、凍結防止帯の設置を業者に相談してみる
焦って熱湯をかけたくなる気持ちはよくわかりますが、配管破損につながる可能性があるのでぬるま湯を使うのが大切です。
焦らず、落ち着いて対応してくださいね。
具体例③「リモコンにエラーコードが表示されている」
燃焼ランプがつかないだけでなく、リモコンに「111」「120」などの数字が表示されている場合は、エラーコードが出ている状態です。
このエラーコードが、原因の手がかりになるんですね。
エラーコードが出ているときの対処法はこちらです。
- エラーコードの番号をメモ(または写真を撮っておく)
- ノーリツ公式サイトのFAQやエラーコード一覧で番号を調べる
- 一度電源を切って再起動し、エラーが解消されるか確認する
- 再起動後も同じエラーが出る場合や、頻繁にエラーが繰り返される場合は修理を依頼する
ノーリツの公式FAQでは、エラーコード別の案内が充実しており、機種ごとの表示確認が重要とされています。
エラーコードを把握しておくことで、修理の際もスムーズに話が進みやすくなりますよ。
こんなサインが出たら、すぐ専門業者に相談してください

自分で確認できることをひと通り試してみても改善しない場合や、以下のような症状が出ている場合は、無理に操作しないで専門業者に相談するのが安心です。
- ガスのニオイや焦げたようなニオイがする
- 異音(バンッ、ボン、キーンなど)がする
- 給湯器本体やその周辺にすすや焦げた跡がある
- 点火の音はするのに燃焼が始まらない(空打ちのような状態)
- エラーコードが何度も繰り返し表示される
特に異臭・異音・すすは安全に関わるサインです。
すぐにガス栓を閉めて、窓を開けて換気し、ガス会社またはノーリツのサポートセンターに連絡してください。
修理を依頼する目安はこちらです
「修理に頼むべきかどうか」の判断って、難しいですよね。
目安として以下のポイントを参考にしてみてください。
- 公式のエラーコードが表示されていて、再起動しても解消されない
- 同じエラーや症状が何度も繰り返している
- 点火音はするのに燃焼が始まらない状態が続く
- 給湯器の設置から10年以上が経過している
- 自分で確認できる6つの原因に当てはまらない
給湯器の一般的な寿命は10〜15年とされています。
長期間使用している機器で繰り返し不具合が出る場合は、修理よりも交換を検討するタイミングかもしれませんね。
ノーリツのサポートセンターや、お近くの給湯器業者に相談してみると、修理か交換かのアドバイスをもらえますよ。
まとめ:燃焼ランプがつかないときは、まずこの順番で確認しましょう
ノーリツ給湯器の燃焼ランプがつかない原因と対処法を整理してきました。
最後に、確認すべきポイントをまとめますね。
- 電源・リモコン・ブレーカーを確認する
- ガス栓・ガスメーターが正常か確認する
- 水(蛇口・給水バルブ・フィルター)の状態を確認する
- 冬場なら配管凍結の可能性を疑い、焦らずぬるま湯で対処する
- 排気口・吸気口に詰まりがないか目視で確認する
- エラーコードが表示されている場合はメモして公式FAQを確認する
- 改善しない場合や異臭・異音がある場合はすぐに専門業者へ相談する
燃焼ランプがつかないのは、確かに焦りますよね。
でも、多くのケースでは原因を一つずつ確認することで、自分で解決できたり、問題の所在を絞り込めたりすることが多いんですね。
まずは今日ご紹介した確認手順を、一緒に試してみてください。
それでも解決しない場合は、無理せず専門のサポートを頼ることも大切な選択ですよ。
安全で快適なお湯が使える日常が、早く戻ってくることを願っています。