
給湯器まわりの配管を見てみたら、保温材がボロボロになっていた…なんて経験はありませんか?
「これって交換しなきゃいけないのかな」「でも自分でできるのかな」と不安に思っている方も多いかもしれませんね。
実は、給湯器の保温材(断熱材)の交換は、基本的な手順さえ押さえれば一般の方でも十分取り組める作業とされています。
そのまま放置してしまうと、冬場の凍結や給湯器の故障にもつながりかねないので、早めに対処しておきたいところですよね。
この記事では、保温材の交換が必要なサインから、DIYでの基本手順、巻き方のコツ、使う材料の選び方まで、わかりやすくご紹介していきます。
この記事を読み終わる頃には、「よし、やってみよう!」と前向きな気持ちになれると思いますよ。
給湯器の保温材はDIYで交換できます

結論からお伝えすると、給湯器配管の保温材交換は、DIYで対応できる作業とされています。
「配管に保温材を巻いて、テープで固定する」というシンプルな作業が基本なので、特別な技術や資格がなくても取り組みやすいんですね。
ただし、ひとつ大切なことをお伝えしておきます。
今回ご紹介するのは、あくまでも「配管に巻かれた保温材・断熱材の交換・巻き直し」のみです。
ガス管の接続や給湯器本体の取り扱いは専門資格が必要なため、そこには絶対に手を触れないようにしましょう。
保温材の交換という範囲内であれば、ホームセンターで材料をそろえてチャレンジできますよ。
そもそもなぜ保温材の交換が必要なの?

「そんなに大事なものなの?」と思う方もいるかもしれませんね。
ここでは、保温材がどんな役割を果たしているのか、なぜ交換が必要になるのかを一緒に確認していきましょう。
保温材(断熱材)の役割とは?
給湯器の屋外配管(給湯・給水・追いだきなど)には、スポンジ状や発泡材のカバー、いわゆる「保温材」が巻かれています。
この保温材には、主に以下の3つの役割があるとされています。
- 冬場の凍結防止(配管内の水が凍るのを防ぐ)
- 配管の物理的な保護(衝撃や雨風から守る)
- 熱を逃がさないための省エネ効果
特に凍結防止という役割はとても重要で、保温材が劣化すると冬場の配管凍結や給湯器の故障につながる可能性があると言われています。
寒い地域にお住まいの方はもちろん、そうでない方も油断は禁物かもしれませんね。
劣化するとどうなるの?
屋外にある保温材は、紫外線・雨・風・気温の変化などにさらされ続けるため、経年劣化は避けられません。
具体的には、こんな状態になってきたら交換のサインとされています。
- 保温材がひび割れていたり、欠けていたりする
- 配管の金属部分(継ぎ手・ナットなど)がむき出しになっている
- 保温材を固定しているキャンバステープが剥がれている・裂けている
- 過去に配管が凍結したことがある
こうした症状が一つでも当てはまる場合は、早めの交換・巻き直しを検討してみてください。
「まだ大丈夫かな」と放置してしまうのが、一番もったいない状況につながるかもしれませんね。
DIYで対応できる範囲はどこまで?
保温材の交換がDIYで対応できるとされているのは、主に以下の箇所です。
- 給湯器下部の配管カバー内部にある配管まわり
- 屋外に露出した給湯管・水道管・追いだき配管
- 配管の継ぎ手・曲がり角・分岐部分
逆に、ガス管への接触や給湯器本体の交換・修理は、必ず専門業者に依頼してください。
保温材の交換範囲に絞れば、一般の方でも安心して取り組めますよ。
DIYで保温材を交換する具体的な方法

では、実際にどうやって保温材を交換すればいいのでしょうか。
ここからは具体的な手順や、使う材料の選び方、巻き方のコツをご紹介していきます。
まずは必要な材料を用意しよう
作業を始める前に、以下の材料をそろえておきましょう。
ほとんどがホームセンターで手に入りますよ。
保温材の種類と選び方
- 保温チューブ(スリット入りタイプ):差し込むだけで取り付けられるので、DIY初心者の方におすすめとされています。発泡ポリエチレン素材が一般的です。
- ロール状の保温材:配管に巻き付けるタイプで、曲がった部分や異形の配管にも対応しやすいとされています。
配管の太さに合わせて複数のサイズを用意しておくと、スムーズに作業できますよ。
さらに、細い保温材の上から一回り太い保温材を二重に巻くと、保温効果が高まるとされています。
テープの選び方
- キャンバステープ(非粘着型):業者がよく使うタイプで耐久性が高いとされています。
- 粘着型のキャンバステープやビニールテープ:ホームセンターで購入でき、DIYでは扱いやすいと言われています。
どちらでも問題ないとされていますが、DIY初心者の方には粘着型の方が扱いやすいかもしれませんね。
保温材の交換手順【5ステップ】
ステップ1:配管カバーを外す
給湯器の下半分についている配管カバーを外すと、配管部分が見えて作業がしやすくなります。
ドライバー1本で外せることが多いので、焦らず丁寧に進めていきましょう。
ステップ2:古い保温材・テープを撤去する
劣化した保温材やテープを丁寧に取り外し、配管を露出させます。
ボロボロになった保温材は意外とかんたんに取れることが多いですが、残った粘着部分なども丁寧に取り除いておくと、新しい保温材がきれいに取り付けられますよ。
ステップ3:新しい保温材を取り付ける
スリット入りの保温チューブであれば、切れ目に沿って配管をはさみ込むだけで装着できます。
ポイントは「隙間なく覆う」こと。
継ぎ手・ナットなどの金属部分も必ず保温材で覆うようにしましょう。
金属は外気温を伝えやすいため、ここを保温しないと効果が半減してしまうとされています。
曲がり角の部分は、保温材を斜め45度にカットしてフィットさせるとうまくいくことが多いとされています。
二股に分かれた部分は、細く切った保温材を個別に巻き、三角形の端材を使って隙間を埋めるような工夫も有効とされていますよ。
ステップ4:キャンバステープ・ビニールテープで固定する
保温材を取り付けたら、テープでしっかり固定します。
テープは「下から上に向かって」半分ずつ重ねながら、斜めにぐるぐると巻いていくのがコツとされています。
下から上に巻くのは、雨水が継ぎ目から入り込まないようにするためです。
継ぎ手や保温材の境目部分は特に念入りに巻いて、保温材が露出しないようにしましょう。
ステップ5:配管カバーを元に戻す
保温材とテープの取り付けが完了したら、最初に外した配管カバーを元に戻して作業完了です。
カバーがしっかりはまっているか確認してから終わりにしましょうね。
うまく仕上げるための3つのコツ
コツ1:隙間を絶対に作らない
保温材の交換で最も大切なのは「隙間なく巻く」ことです。
どんなに少しの隙間でも、そこから外気が入り込んで保温性能が大幅に落ちてしまうとされています。
焦らず、丁寧に仕上げていきましょう。
コツ2:金属の継ぎ手部分まで丁寧に覆う
配管の金属部分(継ぎ手・ナットなど)は、外気温をそのまま伝えやすい箇所です。
ここを保温材で覆わないと、凍結リスクが高くなってしまうと言われています。
見落としがちな部分ですが、しっかりチェックしながら作業を進めてみてくださいね。
コツ3:急がず丁寧に作業する
「丁寧に巻くほど、次に巻き直すまでの寿命が延びる」とされています。
多少時間がかかっても、きちんと仕上げることが長持ちにつながりますよ。
この記事のまとめ
給湯器の保温材交換について、ここまで一緒に見てきましたね。
最後に大事なポイントをまとめておきます。
- 給湯器配管の保温材交換は、DIYで対応できる作業とされています
- 保温材が破れ・欠け・ボロボロになっていたら交換のサイン
- 基本手順は「カバーを外す→古い保温材を撤去→新しい保温材を取り付ける→テープで固定→カバーを戻す」
- 隙間なく巻くこと・金属部分もしっかり覆うことが最大のポイント
- テープは下から上に向かって巻くと雨水の侵入を防ぎやすい
- ガス管や給湯器本体には絶対に手を触れず、専門業者へ依頼すること
保温材の劣化を放置してしまうと、冬場の凍結や給湯器の故障という思わぬトラブルにつながりかねません。
早めの対処が、快適な暮らしを守ることになりますよ。
「難しそう…」と感じている方も、ホームセンターで材料をそろえて、手順通りに進めていけばきっと大丈夫です。
もし「やっぱり自分では不安」と感じたら、無理をせず専門業者に相談してみることも、もちろんひとつの選択肢ですよ。
一緒に、給湯器まわりのメンテナンスを見直してみませんか?
きっと今よりずっと安心して冬を迎えられるようになりますよ。