給湯器の電源を切ると節約できる?

給湯器の電源を切ると節約できる?

「給湯器のリモコン電源って、使わないときは切っておいた方がいいのかな?」
そう思ったことはありませんか?
光熱費が気になる今、少しでも節約できることはやってみたいですよね。
この記事では、給湯器の電源を切ることで本当に節約できるのか、実際の金額はどのくらいなのか、そして電源ON/OFF以外に試してほしい節約術まで、一緒に確認していきましょう。
読み終わるころには「何をすれば一番お得なのか」がすっきりわかるはずですよ。

結論:電源を切ると節約になるが、金額は小さい

結論:電源を切ると節約になるが、金額は小さい

まず結論からお伝えしますね。
給湯器のリモコン電源を切ることは、理論上は節約になります。でも、その金額は年間数十〜数百円レベルにとどまるとされています。

「え、そんなに少ないの?」と思った方も多いかもしれませんね。
各社の試算では、電源をつけっぱなしにした場合とこまめに切った場合の差は、年間で約378〜456円程度とされています。
決して「やる意味がない」わけではありませんが、「電源を切るだけで電気代が大幅に減る」というイメージとは少しギャップがあるかもしれませんね。

とはいえ、「1円でも節約したい」という気持ち、すごくわかりますよ。
この記事では、その理由をもう少し詳しく解説しながら、電源ON/OFFよりも効果的な節約術もご紹介していきます。

なぜ節約額がそれほど小さいのか

なぜ節約額がそれほど小さいのか

給湯器は「待機電力」を消費している

ガス給湯器のリモコンをONにしている間、給湯器本体は「いつでもお湯を出せる状態」を維持するために、常に電気を使っています。
これが「待機電力」と呼ばれるものですね。

待機電力は機種によって異なりますが、数W程度(目安として7W前後)とされています。
1年間24時間つけっぱなしにすると、待機電力だけで年間1,000〜2,000円弱の電気代がかかるという試算もあるんですね。

「つけっぱなし」と「都度消し」の差はわずか数百円

「じゃあ1,000〜2,000円も節約できるの?」と思った方、少し待ってくださいね。
ここが少しわかりにくいポイントなんです。

実際には、私たちは給湯器を一日中まったく使わない日はほとんどないですよね。
朝の洗顔、食器洗い、夜のお風呂……毎日何度もお湯を使いますよね。
そのたびに電源をONにすれば、「つけっぱなし」との差はぐっと縮まります。

複数の試算によると、「電源ONのまま」と「こまめにOFF」にした場合の年間コストの差は、約378〜456円程度とされています。
これが、「節約にはなるけど金額は小さい」と言われる理由なんですね。

最新機種ほど待機電力が小さくなっている

もう一つ知っておきたいのが、給湯器の進化についてです。
最近の機種は省エネ性能が高く、待機電力がかなり小さくなっているとされています。
つまり、新しい給湯器を使っている方ほど、電源ON/OFFの差はさらに小さくなっている可能性があるんですね。

電源を切る際に知っておきたい注意点

電源を切る際に知っておきたい注意点

コンセントは絶対に抜かないこと

節約のためにコンセントを抜いてしまおう、と考える方もいるかもしれませんね。
でも、これは絶対にやめてください

給湯器のコンセントを抜くと、故障リスクや安全上の問題が生じるおそれがあるとして、事業者によっては「絶対に抜かないでください」と明記しているほどです。
節約のために操作してよいのは、あくまでリモコンの電源ボタンだけなんですね。

頻繁なON/OFFは避けるのが無難

「じゃあ使うたびに毎回電源ボタンを押せばいい?」と思うかもしれませんが、実はあまりに頻繁なON/OFFも注意が必要とされています。
リモコンのボタンへの物理的な負荷が積み重なると、接触不良の原因になる可能性があるとも言われているんですね。

専門家やガス会社のコラムでは、「長時間使わないときはOFF、短時間で何度も使うときはつけっぱなし」というメリハリのある使い方を勧める声が多いですよ。

長期不在・災害時は「電源OFF+ガス栓閉止」を

旅行などで長期間家を空けるときや、地震・落雷・凍結が心配なときは、リモコンの電源をOFFにするだけでなく、ガス栓も閉止することを勧めているガス会社もあります。
こういった場面では、積極的に電源を切ることが安全面でも意味があるんですね。

電源を切ることで「ガス代の無駄」も減らせる

意外と知られていない「無意識のガス燃焼」

ここは、多くの方が見落としがちなポイントです。
給湯器の電源がONのまま、蛇口のレバーが「お湯側」に向いていると、水しか使っていないつもりでも給湯器が立ち上がり、ガスと電気を消費してしまうことがあるとされています。

「ちょっと手を洗うだけ」「食器をさっと水で流すだけ」という場面、毎日何度もありますよね。
そのたびに無意識に給湯器が動いていたとしたら……積み重なると、意外な量になるかもしれません。

水で済む場面では電源を切っておくと効果あり

食器洗いや軽い手洗いなど、実は水でも十分な場面では、給湯器の電源を切っておくか、少なくとも蛇口のレバーを水側に向けておくことで、ガス代の無駄を防げるとされています。

こうした「無意識のガス燃焼」を減らすことで、月間数十円〜それ以上の光熱費カットにつながる可能性があるという解説もあるんですね。
待機電力の節約よりも、こちらの方がインパクトが大きいかもしれませんよ。

具体的にどのくらい節約できる?3つのシーン別に見てみましょう

シーン①:日中仕事で家を空けている共働き家庭の場合

朝出かけて夕方帰宅するまで、約8〜10時間は給湯器を使わないですよね。
この時間帯に電源をOFFにしておくと、その分の待機電力をカットできます。

ただし、年間を通じたコスト差は数百円レベルとされているため、「節約の一環として習慣化する」程度の意識で取り組むのが現実的かもしれませんね。
劇的な変化は期待しにくいですが、「ちりも積もれば山となる」精神で取り組む価値はありますよ。

シーン②:洗い物や軽い手洗いが多い家庭の場合

小さなお子さんがいるご家庭など、一日に何度も手を洗ったり食器を流したりする機会が多い場合、「水で済む場面での給湯器の不要起動」が積み重なりやすいですよね。

こういった家庭こそ、「水で十分なときは電源をOFF」「レバーを水側に向けておく」習慣が光熱費削減につながりやすいとされています。
待機電力の節約だけでなく、ガス代の節約にもなる一石二鳥の方法ですね。

シーン③:旅行・帰省で数日間家を空ける場合

連休や年末年始に数日間家を空けるなら、電源をOFFにしてガス栓も閉じておくのがベストとされています。
この場合は、安全面での効果も大きいですね。

帰宅後は電源を入れ直せばすぐに使えるので、長期不在のときは必ず電源OFF+ガス栓閉止をセットで行う習慣をつけておくといいかもしれませんね。

本当に節約したいなら、電源以外にも目を向けてみて

給湯器の電源ON/OFFは「+αの節約」として考えるのがちょうどよく、本格的に光熱費を下げたいなら、以下のような方法の方が効果が大きいとされていますよ。

  • 給湯温度を下げる:キッチンはお風呂ほど高温が不要な場合も多いため、温度設定を少し下げるだけで節約につながるとされています。
  • シャワー時間を短くする・節水シャワーヘッドを使う:お湯を使う量そのものを減らすことが、ガス代削減に直結しますよ。
  • 追い焚き回数を減らす・お湯をためすぎない:入浴のタイミングをそろえる、お湯の量を適切にするだけでも変わってきますよね。
  • エコジョーズ・エコキュートなどの省エネ給湯器に交換する:機器そのものを見直すことで、年間数千〜数万円レベルの光熱費削減につながる可能性があるとされています。

電源のON/OFFが年間数百円の節約になるのに対して、これらは年間数千〜数万円レベルで光熱費が変わる可能性があると紹介されています。
もし「もっと本格的に節約したい」とお考えなら、まずはこちらから取り組んでみるのがおすすめかもしれませんね。

まとめ:給湯器の電源を切ると節約できる、でも「+αの意識」で

今回お伝えしたことを整理しますね。

  • 給湯器のリモコン電源を切ると、理論上は節約になります。
  • ただし、年間コストの差は約378〜456円程度とされており、劇的な節約は期待しにくいとされています。
  • コンセントを抜くのはNG。操作するのはリモコンの電源ボタンだけにしましょう。
  • 頻繁なON/OFFより、「長時間使わないときはOFF」のメリハリが大切ですよ。
  • 「水で済む場面での給湯器の不要起動」を減らすことも、ガス代節約に効果的とされています。
  • 本格的な節約を目指すなら、温度設定の見直しや省エネ機器への交換が効果的とされています。

「電源を切るだけで大きく節約できる」というのは少し難しいかもしれませんが、小さな積み重ねが家計の節約意識を育てていくことは間違いないですよね。

「数百円でも節約したい」「エネルギーを無駄にしたくない」という気持ちを大切に、できることから少しずつ取り組んでいきましょう。
まずは今日から、「長時間使わないときはリモコンをOFF」「水で済む場面は電源を切っておく」という小さな習慣を始めてみてはいかがでしょうか。
きっと、毎日の生活の中でちょっとした満足感も感じられると思いますよ。