
家の給湯器を見ていて、ふと「これって直圧式なのかな、それとも減圧式なのかな」と疑問に思ったことはありませんか?
シャワーの勢いが気になったり、給湯器の交換を検討していたりすると、この違いって本当に気になりますよね。
でも安心してください。実は給湯器の方式を見分けるのは、ポイントさえ押さえれば意外と簡単なんですね。
この記事では、一般の方でもすぐに確認できる見分け方を丁寧にお伝えしていきます。
型番の確認方法から、普段使っているシャワーの勢いでわかるチェック方法まで、いくつかの角度からご紹介しますので、きっとあなたのお家の給湯器がどちらのタイプなのか判断できるようになりますよ。
給湯器の直圧式と減圧式、一番確実な見分け方

給湯器本体に貼られている型番シールやメーカー銘板を確認して、取扱説明書やメーカーサイトで調べるのが最も確実な方法なんですね。
多くのメーカーさんは型番の説明書や仕様表に、はっきりと「水道直圧式」「減圧式」「貯湯式」といった表記をしているんです。
もし説明書が手元になくても大丈夫ですよ。
型番をメモして「型番名+取扱説明書」でインターネット検索すれば、PDF形式の説明書が見つかることが多いんですね。
なぜ直圧式と減圧式を見分ける必要があるの?

そもそも、どうして給湯器の方式を知っておく必要があるのでしょうか。
実はこの2つの方式、仕組みも使い心地も結構違うんですよね。
水道直圧式の特徴
水道直圧式は、水道の圧力をそのまま給湯器に送り込んでお湯を作る方式とされています。
水道とほぼ同じ圧力でお湯が出るので、シャワーの勢いが強くて快適なんですね。
特に2階のお風呂でシャワーを使うときも、水圧が落ちにくいというメリットがあるんです。
最近の新しいお家では、この直圧式が主流になりつつあるとされていますよ。
減圧式(貯湯式)の特徴
一方で減圧式は、給湯器の入口で減圧弁という装置を使って水道の圧力を下げてから、貯湯タンクでお湯を作る方式なんですね。
「貯湯式」「減圧貯湯式」とも呼ばれていて、石油給湯器の世界では減圧式と貯湯式はほぼ同じ意味で使われることが多いんです。
減圧弁で圧力を落としているため、全体的にシャワーの勢いは弱めになりがちなんですよね。
特に2階で使うときには「シャワーが弱い」「お湯が出にくい」と感じることがあるかもしれません。
どちらが良いという問題ではない
「じゃあ直圧式の方が絶対いいじゃん」と思われるかもしれませんね。
でも実は、そう単純ではないんです。
古い配管(鉄管やHT管など)を使っているお家では、減圧式を継続して使うことが推奨される場合があるんですよ。
直圧式に変えると水圧が一気に上がってしまい、老朽化した配管が破損したり水漏れしたりするリスクがあるからなんですね。
業者さんも慎重に案内しているポイントだとされています。
実際に見分ける7つの方法

それでは、具体的にどうやって見分ければいいのか、詳しく見ていきましょう。
いくつかの方法を組み合わせれば、きっとわかるはずですよ。
方法1:型番ラベルとメーカーサイトで確認する
先ほどもお伝えしましたが、これが最も確実な方法なんですね。
給湯器の本体(側面や前面)に品番シールや銘板が貼られているので、まずはそれを見つけてみましょう。
型番がわかったら、次のような手順で調べられますよ。
- 型番をスマホやパソコンで検索する
- メーカーの公式サイトで製品情報を見る
- 取扱説明書のPDFをダウンロードする
- PDFを開いたら「Ctrl+F」(Macなら「command+F」)で「直圧式」「減圧式」「貯湯式」と検索する
仕様表のところに必ず方式が書いてあることが多いので、試してみてくださいね。
方法2:シャワーの勢いや2階での使用感から判断する
実は普段の使い心地から、ある程度推測できるんですよ。
2階でもしっかり勢いのあるシャワーが出る場合は、直圧式の可能性が高いんですね。
反対に、1階のシャワーでも「ちょっと物足りないな」と感じていて、2階ではさらに弱くなる場合は、減圧式かもしれません。
水道圧そのままで給湯する直圧式は、どこで使ってもパワフルなんです。
減圧弁で圧力を落としている減圧式は、全体的に水圧が控えめになるんですよね。
方法3:給湯器の外観やサイズから推測する
外から見てわかる手がかりもありますよ。
直圧式は水を貯めずにそのまま加熱する「瞬間式」に近い構造なので、比較的コンパクトなことが多いんですね。
一方、減圧式(貯湯式)は内部に貯湯槽を持っているため、本体が大きめになりがちなんです。
特に古いタイプの石油給湯器で、大型のタンクが付いているものは、減圧貯湯式の可能性が高いとされています。
ただし外観だけでは確実に判断できないので、あくまで目安として考えてくださいね。
方法4:取扱説明書の文章から見分ける
説明書が手元にある方は、給湯方式の説明部分を読んでみましょう。
直圧式の説明書には、こんな表現がよく出てきますよ。
- 「水道圧力をそのまま利用して給湯します」
- 「高水圧でシャワーが快適」
- 「2階でも快適な水圧」
減圧式(貯湯式)の説明書には、こういった表現が見られるんですね。
- 「減圧弁で水道の圧力を減圧します」
- 「貯湯槽にためたお湯を供給します」
- 「安定した給湯」
PDF版の説明書なら、「水道直圧式」「減圧式」「貯湯式」というキーワードで検索してみると、すぐに見つかるかもしれませんね。
方法5:配管周りの減圧弁を確認する(中級者向け)
ちょっと専門的になりますが、配管を見てわかる方法もあるんです。
減圧式の給湯器には、水道から給湯器へつながる配管の途中に減圧弁という比較的大きめのバルブが付いていることが多いんですよ。
直圧式は水道メーターからほぼそのままの圧力で給湯器に入るので、特別な減圧弁が見当たらないケースが多いんですね。
ただし減圧弁の形状は製品によって違いますし、見慣れていないと判断が難しいかもしれません。
この方法は目安程度に考えて、確実に知りたい場合は他の方法と組み合わせてくださいね。
方法6:住宅の築年数や配管材から推測する
お家の築年数も、実はヒントになるんです。
築20〜30年以上の古い住宅で、鉄管やHT管といった古い配管材を使っている場合、減圧式・貯湯式が使われているケースが多いとされています。
当時は減圧式が主流だったんですよね。
また、古い配管のまま直圧式に変更してしまうと、配管が破損するリスクがあるため、交換時も減圧式を選ぶことが推奨されることがあるんです。
一方で新築や配管が新しいお家では、直圧式が主流になっているとされていますよ。
方法7:設置業者や管理会社に問い合わせる
自分で調べてもよくわからない場合は、素直にプロに聞いてしまうのも良い方法ですよね。
給湯器を設置した業者さんや、賃貸なら管理会社、持ち家なら建築時の工務店などに問い合わせれば、すぐに教えてもらえることが多いんです。
型番さえわかれば、電話一本で確認できるかもしれませんね。
見分け方を使った実際の確認例
ここまでいろいろな見分け方をご紹介してきましたが、実際にどう使えばいいのか、3つの具体例を見ていきましょう。
ケース1:シャワーの勢いから判断したAさんの場合
Aさんは築25年の一戸建てにお住まいです。
最近、2階のシャワーの勢いが弱いなと感じていたんですね。
1階のキッチンでお湯を使うときも、なんとなく水圧が物足りない感じがしていました。
「もしかして減圧式なのかな?」と思い、給湯器の型番を確認してメーカーサイトで調べてみたところ、やはり「減圧貯湯式」と書いてあったんです。
シャワーの勢いという日常の使用感から、正しく推測できた例ですね。
ケース2:新築で直圧式を確認したBさんの場合
Bさんは新築のマンションに引っ越したばかりです。
前の家では2階のシャワーが弱くて困っていたので、新居では気になって給湯器を確認してみたんですね。
本体に貼ってある銘板の型番をスマホで検索したところ、メーカーサイトに「水道直圧式」と明記されていました。
実際に使ってみると、どの階でもシャワーの勢いがしっかりあって快適だったそうですよ。
型番から確実に調べられた、とても良い例ですね。
ケース3:交換時に初めて知ったCさんの場合
Cさんは築30年以上の古い一戸建てに住んでいます。
給湯器が故障して交換することになり、業者さんと相談したときに初めて「今の給湯器は減圧式です」と教わったんですね。
業者さんからは「配管が古いので、交換後も減圧式をおすすめします。直圧式にすると配管が耐えられないかもしれません」とアドバイスされたそうです。
Cさんは最初「直圧式のほうが良さそう」と思っていたのですが、お家の状況によっては減圧式が適している場合もあるということを知って、納得して減圧式を選んだとのことでした。
プロの意見を聞くことの大切さがわかる例ですよね。
まとめ:給湯器の方式は型番確認が一番確実
給湯器が直圧式なのか減圧式なのかを見分ける方法を、たくさんご紹介してきましたね。
改めて整理すると、次のような方法がありました。
- 型番ラベルを確認してメーカーサイトや説明書で調べる(最も確実)
- シャワーの勢いや2階での使用感から推測する
- 給湯器の外観やサイズから目安をつける
- 取扱説明書の表現をチェックする
- 配管周りの減圧弁を確認する(中級者向け)
- 住宅の築年数や配管材から推測する
- 設置業者や管理会社に問い合わせる
この中でも、型番から調べる方法が最も確実で簡単なんですね。
普段の使用感や外観からでもある程度わかりますが、確実に知りたい場合は型番を確認してみてください。
また、直圧式が必ずしも優れているわけではなく、お家の配管の状態や築年数によっては減圧式のほうが適していることもあるんです。
特に古い配管の場合は、直圧式に変えると配管破損のリスクがあることも覚えておいてくださいね。
新築や配管が新しい家では直圧式が主流、築年数が古い家では減圧式がまだまだ現役という、二極化のトレンドもあるようですよ。
あなたのお家の給湯器、一度確認してみませんか?
給湯器のことって、普段はあまり気にしませんよね。
でも、毎日使うものだからこそ、自分の家の給湯器がどんな方式なのか知っておくと、何かと便利なんです。
交換のときに慌てずに済みますし、シャワーの勢いが弱いときの原因もわかりやすくなりますよね。
この記事でご紹介した方法なら、特別な道具も知識も必要ありません。
まずは給湯器本体の型番シールを見つけて、スマホで検索してみるだけでいいんです。
もし自分で調べるのが難しそうだなと感じたら、遠慮なく業者さんに聞いてみてくださいね。
きっと親切に教えてくれるはずですよ。
あなたのお家の給湯器が、快適な毎日を支えてくれますように。