
朝シャワーを浴びようとしたらお湯が出ない、給湯器のリモコンにエラー表示が出てしまった…そんな経験ありませんか?
「復帰ボタンを押せば直るって聞いたけど、そのボタンがどこにあるのかわからない」と、給湯器本体やリモコンを隅々まで探した方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、多くの方が探している「復帰ボタン」は、ノーリツの給湯器本体にはないんです。
この記事では、ノーリツ給湯器の復帰ボタンがどこにあるのか、正しい復帰操作の手順、そして注意点まで、わかりやすくご紹介していきますね。
これを読めば、急にお湯が出なくなった時でも、慌てずに対処できるようになりますよ。
復帰ボタンはガスメーターにあります

ノーリツ給湯器で「復帰ボタン」と呼ばれているのは、実は屋外のガスメーターに付いているボタンのことなんですね。
給湯器本体やリモコンをいくら探しても見つからないのは当然で、多くの場合、屋外に設置されたガスメーター本体についているボタンを指しているとされています。
これって意外と知らない方が多いんですよね。
私たちも最初は「給湯器に復帰ボタンがあるはず」と思い込んでしまいがちですが、実際にはガス供給を管理しているメーター側にあるんです。
なぜガスメーターに復帰ボタンがあるの?

ガスメーターは安全装置がいっぱい
現代のガスメーターには「マイコン」という安全装置が内蔵されているんですね。
このマイコンは、私たちの安全を守るために、様々な異常を自動で検知してくれる優れものなんです。
具体的には、こんな時にガスを自動的に止めてくれます。
- 地震が発生した時
- 大量のガスが流れ続けた時
- ガス圧力に異常な変動があった時
- ガス漏れの可能性を感知した時
これって本当に心強いですよね。
復帰ボタンは「安全確認後の再開スイッチ」
復帰ボタンは、ガスが遮断された後、安全が確認できた時にガス供給を再開するためのボタンなんです。
ボタンを押すと、メーター自身が約1〜3分かけて自動的にガス漏れの有無などをチェックしてくれるんですね。
そして問題がなければ、自動的にガスが再開され、給湯器のエラー表示も消えるという仕組みになっています。
ノーリツ公式も案内している方法
ノーリツの公式サポートでも、地震などでガスが止まった場合には、ガスメーターの復帰操作を行うよう案内されています。
復帰方法の詳細については「日本ガスメーター工業会」の情報を参照するよう推奨されているんですね。
つまり、メーカー側も「復帰ボタンはガスメーターにある」という前提で案内しているということなんです。
ガスメーター復帰ボタンの見つけ方と使い方

復帰ボタンはどこにある?
さて、実際に復帰ボタンを探してみましょう。
多くのガスメーターでは、本体の左上または正面付近に復帰ボタンがあるとされています。
ただ、すぐには見つからないかもしれませんね。
なぜなら、誤操作防止のために黒いキャップで覆われていることが多いからなんです。
小さな丸いキャップがあったら、それが復帰ボタンの目印ですよ。
正しい復帰操作の手順
それでは、実際の復帰操作の手順を一緒に見ていきましょうね。
どのガス会社でもおおむね共通している手順なので、覚えておくと便利ですよ。
ステップ1:すべてのガス機器を停止する
まず最初に、家の中のすべてのガス機器を停止させてください。
ガスコンロ、給湯器、ガス暖房など、ガスを使う機器は全部止めておく必要があるんですね。
可能であれば、元栓も閉めておくとより安全です。
ステップ2:復帰ボタンのキャップを外す
次に、ガスメーターの復帰ボタンについているキャップを手で回して外します。
多くの場合、左に回すと外れるようになっていますよ。
外すと、中に復帰用のボタンが見えるはずです。
ステップ3:ボタンを奥まで1回押す
ここが大切なポイントなんですが、復帰ボタンは奥までしっかり1回だけ押し込んでください。
赤いランプが点灯したら、すぐに手を離します。
何度も押したり、押し続けたりしないように注意してくださいね。
ステップ4:キャップを戻して待つ
ボタンを押すと、ランプや液晶の「ガス止」という表示が点滅し始めるはずです。
これは「今、安全チェック中です」というサインなんですね。
キャップを元に戻したら、約1〜3分間、そのまま待ちます。
この待ち時間に、メーターが自動的にガス漏れがないかチェックしてくれているんです。
ステップ5:復帰完了の確認
点滅していた「ガス止」の表示が消えたら、復帰完了です。
これでガスが再び使える状態になりましたよ。
給湯器のリモコンを確認して、エラー表示が消えていれば成功ですね。
絶対にやってはいけないこと
復帰操作中には、絶対に守ってほしい注意点があるんです。
復帰ボタンを押した後の1〜3分間の待機時間中は、室内で一切ガス機器を使用しないでください。
この間にお湯を出したり、コンロを点けたりすると大変なことになってしまうんですね。
なぜかというと、ガスメーターが「まだガスが流れている=もしかしてガス漏れ?」と判断して、また遮断してしまうからなんです。
せっかくの操作が台無しになってしまいますので、待機時間中は我慢してくださいね。
給湯器本体でできるリセット方法もあります
運転スイッチの入り切り
実は、ノーリツの給湯器本体でもできる簡易的なリセット方法があるんです。
ノーリツ公式では、給湯器が安全装置の作動などで止まった場合、運転スイッチを一度「切」にしてから再度「入」にすることを案内しています。
これで安全装置が解除されて、故障表示が消えればそのまま使用できるとされているんですね。
電源コンセントのリセット
もしあなたの給湯器がコンセント給電タイプなら、もう一つの方法もありますよ。
コンセントを一旦抜いて、10秒ほど待ってから差し直すという、いわゆる電源リセットですね。
これはパソコンやスマホのリセットと同じような感覚ですが、給湯器でも有効な場合があるんです。
給湯器本体のリセットとガスメーター復帰は別物
ここで大切なのは、給湯器本体のリセットと、ガスメーターの復帰ボタンは全く別物だということなんですね。
給湯器のエラーの原因がガスメーターの遮断にある場合は、いくら給湯器本体をリセットしても意味がありません。
逆に、給湯器本体の一時的な不具合であれば、運転スイッチの入切だけで解決することもあるんです。
どちらを試すかは、状況によって判断する必要がありますね。
具体的なケースで理解を深めましょう
ケース1:朝起きたらエラー111が表示されていた
よくあるのが、朝起きて給湯器を使おうとしたら「エラー111」という表示が出ていたというケースですね。
このエラー111は点火不良を示すエラーなんですが、実はガスが来ていないことが原因の場合が多いんです。
前日の夜は普通に使えていたのに、朝になって急に…というパターンですね。
この場合、夜中に小さな地震があって、ガスメーターの安全装置が作動した可能性が高いんです。
まずは屋外のガスメーターを確認して、「ガス止」の表示が出ていないかチェックしてみてください。
出ていれば、先ほどご紹介した復帰操作を行えば、きっと解決しますよ。
ケース2:地震の後にお湯が出なくなった
地震の後は、多くの方が同じ経験をされるかもしれませんね。
震度5弱以上の地震では、ほぼ確実にガスメーターの安全装置が作動するとされています。
でも、震度4以下の小さな揺れでも、地域によっては作動することがあるんですね。
この場合は間違いなくガスメーターが原因ですので、復帰ボタンの操作が必要になります。
ただし、復帰操作の前に必ず家の中を確認して、ガス臭くないか、ガス漏れの可能性がないかチェックしてくださいね。
もしガス臭い場合は、絶対に復帰操作をせず、窓を開けて換気し、ガス会社に連絡してください。
ケース3:復帰操作をしてもエラーが消えない
ガスメーターの復帰操作を正しく行っても、給湯器のエラーが消えない…そんなこともあるかもしれませんね。
この場合は、いくつかの原因が考えられます。
- ガスメーター自体が故障している
- ガス会社側で何らかの理由でガスを止めている
- 給湯器本体の故障(点火系統、中和器の寿命など)
- 配管の問題
ノーリツの公式案内でも、運転スイッチの入切やガスメーター復帰を行ってもエラー表示が消えない場合は、修理依頼をと案内されているんですね。
無理に何度も操作を繰り返すより、専門家に見てもらった方が安心ですよ。
安全のために知っておきたいこと
ガス臭いと感じたら絶対に復帰操作しない
これは本当に大切なことなので、しっかり覚えておいてくださいね。
もし少しでもガス臭いと感じたら、絶対に復帰ボタンを押してはいけません。
ガスメーターが遮断してくれたのは、何か異常があったからかもしれないんです。
すぐに窓を開けて換気し、ガス会社に連絡してください。
電気のスイッチも触らないように気をつけてくださいね。
復帰操作は慌てずゆっくりと
お湯が使えないと焦ってしまう気持ち、よくわかります。
でも、復帰操作は慌てず、ゆっくり、確実に行うことが大切なんですね。
特に待機時間の1〜3分は、スマホでタイマーをセットするなどして、しっかり待ちましょう。
「もう大丈夫かな」と途中でガスを使ってしまうと、また最初からやり直しになってしまいますからね。
定期的なメンテナンスも大切
給湯器は、私たちの生活に欠かせない大切な設備ですよね。
トラブルを減らすためには、定期的なメンテナンスも重要なんです。
ノーリツでは、法定点検や定期点検のサービスも提供されていますので、長く安心して使うためにも検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:復帰ボタンの正体と正しい使い方
ここまで読んでいただいて、ノーリツ給湯器の「復帰ボタン」についてわかっていただけたでしょうか。
大切なポイントをもう一度整理しておきますね。
- 復帰ボタンは給湯器本体ではなく、屋外のガスメーターにある
- ガスメーターの左上や正面付近の黒いキャップの中にある
- 復帰操作は「全ガス機器停止→キャップ外す→ボタンを1回押す→1〜3分待つ」の順番
- 待機中は絶対にガス機器を使わない
- 給湯器本体の運転スイッチ入切やコンセント抜き差しも試す価値あり
- ガス臭い場合は復帰操作せず、換気してガス会社へ連絡
- 復帰操作しても直らない場合は専門家に相談
これらを覚えておけば、いざという時も慌てずに対処できますよね。
最後に:あなたならできます
給湯器のトラブルって、本当に困りますよね。
特に寒い冬の朝や、疲れて帰ってきた夜にお湯が使えないと、パニックになってしまう気持ち、とてもよくわかります。
でも、この記事を読んだあなたなら、もう大丈夫ですよ。
復帰ボタンがどこにあるのか、どう操作すればいいのか、しっかり理解できたはずです。
次にエラーが出た時は、まず深呼吸して、落ち着いて屋外のガスメーターを確認してみてください。
きっと、この記事の内容を思い出しながら、自分で解決できるはずです。
そして、もし復帰操作をしても解決しなくても、それは恥ずかしいことではありませんからね。
専門家に相談することも、立派な「正しい判断」なんです。
あなたとあなたの家族が、いつも安全に、快適にお湯を使えますように。