家庭用の電気給湯器って実際どうなの?

家庭用の電気給湯器って実際どうなの?

「給湯器をそろそろ替えたいけど、電気式ってどうなんだろう?」「ガスじゃなくて電気の給湯器にするメリットって何?」そんなふうに気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、家庭用の電気給湯器にはいくつかの種類があって、用途や住まいの環境によって選び方が変わってくるんですね。
この記事では、電気給湯器の基本的なことから種類・選び方のポイント・代表的なメーカーの製品まで、できるだけわかりやすくまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、「自分の家にはどのタイプが合っているのか」がきっとスッキリするはずですよ。

家庭用電気給湯器は「用途に合った種類を選ぶ」のが正解です

家庭用電気給湯器は「用途に合った種類を選ぶ」のが正解です

結論からお伝えすると、家庭用の電気給湯器は「使う場所・使い方に合ったタイプを選ぶ」ことがいちばん大切なんです。
電気給湯器といっても、洗面所やキッチンの局所給湯に使う小型タイプから、お風呂も含めて家全体をカバーするタイプ、さらにガスと電気を組み合わせたハイブリッドタイプまで、実にさまざまな選択肢があります。
「電気給湯器」とひとくくりにしてしまうと選び方を間違えやすいので、まずはどこで・どんな用途で使いたいのかを整理することが、失敗しない選び方の第一歩ですよ。

なぜ種類によって選び方が変わるの?

なぜ種類によって選び方が変わるの?

電気給湯器は、仕組みや設置環境によって特徴が大きく異なります。
ここでは、なぜ用途に合った種類選びが重要なのかを、もう少し詳しく解説していきますね。

電気給湯器の基本的な仕組み

電気給湯器とは、水道水を電気の力で加熱してお湯を作る給湯機器のことです。
ガス給湯器と大きく異なるのは、火を使わないという点
火を使わないからこそ、閉め切った室内や地下など、ガス機器では設置が難しい場所にも対応できるというメリットがあるんですね。
また、ガス配管が通っていない住まいや、小さなスペースにも設置しやすいというのも、多くの家庭に選ばれている理由のひとつかもしれません。

家庭用電気給湯器の3つのタイプ

家庭用の電気給湯器は、大きく分けると以下の3タイプになります。

①小型電気温水器(局所給湯タイプ)

洗面所・手洗い・キッチンなど、特定の場所だけにお湯を出したいときに活躍するのが小型電気温水器です。
家庭用でいちばんよく選ばれているのが、じつはこのタイプだとされています。
LIXILのように、給湯配管工事不要でリフォームにも対応できる製品も展開されており、「今の家を大がかりに工事せずにお湯が使えるようにしたい」という方にとっては、とてもありがたい選択肢ですよね。
価格帯も比較的リーズナブルで、数千円台から購入できる機種もあるとされています。

②電気温水器(全体給湯タイプ)

浴室を含む家全体への給湯をカバーしたい場合は、タンクに大量のお湯を貯めておく「貯湯式電気温水器」が選ばれることが多いです。
三菱電機では、給湯専用タイプ自動風呂給湯タイプ(オート・フルオート)の2種類を展開しており、ライフスタイルに合わせた選択ができるようになっています。
貯湯式の場合は、タンクの容量がそのまま「一度に使えるお湯の量」に直結するので、家族の人数や入浴習慣に合わせた容量選びがとても大切なんですね。

③ハイブリッド給湯器(電気+ガス)

電気ヒートポンプとガスを組み合わせたタイプで、代表的なのがリンナイの「ECO ONE」です。
通常時は省エネ性の高い電気ヒートポンプで効率よくお湯を作り、お湯の使用量が多いときや気温が低いときはガスでサポートするという仕組みになっています。
「電気だけだとお湯切れが心配…」という方にとっては、ガス補助があることで安心感がぐっと高まりますよね。
また、ガスと電気の2系統を持つことで、災害時のリスク分散にもなるという点も近年注目されているポイントです。

選び方で失敗しないために確認すべき3つのこと

電気給湯器を選ぶときに、ぜひ事前に確認しておいてほしいポイントを3つまとめました。

① 設置環境・工事の条件

電気給湯器を設置するには、給水設備と電源が必要です。
機種によっては、排水の処理や膨張水の処置も必要になる場合があるとされています。
「どこに置けるか」「工事はどこまで必要か」を事前に確認しておくと、後になって「思っていたのと違う…」というトラブルを防げますよ。

② 給湯機能のグレード

電気給湯器には、大きく分けて次のような機能グレードがあります。

  • 給湯専用タイプ:シンプルにお湯を出すだけのタイプ。価格が抑えやすい。
  • オートタイプ:浴槽への自動お湯はりができる。追いだきは手動。
  • フルオートタイプ:お湯はり・追いだき・保温まで全自動。快適性が高い。

「快適さ優先か、コスト優先か」によって選ぶグレードも変わってきますよね。
家族みんなでしっかりお風呂を使いたい場合は、フルオートタイプがきっと重宝されるかもしれませんね。

③ 省エネ性能・節電機能

電気給湯器を選ぶ際に、省エネ性能はとても大きな比較軸になります。
なかでも近年の製品では、時間帯によってお湯の沸き上げ量を自動で調整する「沸き上げ制御機能」を備えたものも増えています。
電気代が気になるという方は、この節電機能があるかどうかをしっかり確認しておくといいでしょう。

具体的な製品・メーカーで見てみましょう

具体的な製品・メーカーで見てみましょう

ここからは、実際のメーカー製品を例にとりながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。
どのメーカーを選べばいいか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

① 三菱電機|給湯専用タイプ・自動風呂給湯タイプ

三菱電機は、家庭用電気温水器の分野でとても実績のあるメーカーです。
製品ラインナップは給湯専用タイプ自動風呂給湯タイプ(オート・フルオート)に大きく分かれており、「どこまでの機能が必要か」によってしっかり選べる体制が整っています。
「まずはリーズナブルに電気給湯器を導入したい」という方には給湯専用タイプが、「お風呂の自動化もしたい」という方には自動風呂給湯タイプがおすすめかもしれませんね。

② LIXIL|リフォームにも対応した小型電気温水器

LIXILは、住宅向け小型電気温水器において給湯配管工事が不要な製品を打ち出しています。
「今の家をリフォームして、洗面所やキッチンにお湯を引きたい」という方にとって、工事の負担が少ない点はとても魅力的ですよね。
「大がかりな工事はちょっと…」と悩んでいる方にも、ぜひチェックしてほしいメーカーです。

③ リンナイ ECO ONE|電気×ガスのハイブリッドで省エネ&安心

リンナイの「ECO ONE」は、電気ヒートポンプとガスを組み合わせたハイブリッド給湯器です。
省エネ性能の高さと、万が一の災害時のリスク分散を同時に実現できるという点で、近年特に注目を集めているとされています。
「電気代を抑えながら、いざというときの備えもしておきたい」という方には、ハイブリッドタイプはとても理にかなった選択肢かもしれませんね。
お湯切れの心配もガスでカバーできるので、大家族の方にも安心です。

【タイプ別まとめ比較】どのタイプが自分に合っている?

  • 一人暮らし・洗面所だけにお湯を引きたい → 小型電気温水器(LIXILなど)
  • 家族みんなでお風呂も快適に使いたい → 電気温水器フルオートタイプ(三菱電機など)
  • 省エネ+災害時の備えも重視したい → ハイブリッド給湯器(リンナイ ECO ONEなど)

このように整理してみると、ご自身の状況に合ったタイプが少し見えてきましたでしょうか。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、この記事の内容を簡単に振り返っておきましょう。

  • 電気給湯器は火を使わないため、設置場所の自由度が高く安全性が高い
  • 家庭用には「小型電気温水器」「電気温水器(貯湯式)」「ハイブリッド給湯器」の3タイプがある
  • 洗面所・キッチンの局所給湯なら小型電気温水器、お風呂まで含めるなら電気温水器(オート・フルオート)
  • 省エネ性や災害時の備えを重視するならハイブリッド給湯器が選択肢に入る
  • 選ぶ際は「設置環境」「給湯機能のグレード」「省エネ性能」の3点を必ず確認する
  • 価格帯は数千円台の小型機から高機能の住宅設備まで幅広く、用途に合わせた予算感が大切

電気給湯器はひとことで言っても種類がたくさんあって、最初は少し戸惑いますよね。
でも、「どこで使いたいか・どんな機能が必要か」を軸に考えていけば、きっと自分に合ったものが見つかるはずですよ。

さあ、あなたに合った電気給湯器を探してみませんか?

「我が家にぴったりの給湯器ってどれだろう?」と気になってきた方は、ぜひ一度、三菱電機・LIXIL・リンナイなどのメーカー公式サイトで製品ラインナップを確認してみてくださいね。
各メーカーのサイトには、用途別の選び方ガイドや、設置条件の確認フローが用意されていることが多いので、とても参考になりますよ。
「今の暮らしをもっと快適にしたい」「電気代を少しでも節約したい」という気持ちがあるなら、電気給湯器への切り替えを検討してみる価値は十分にあるかもしれませんね。
一緒に、自分にとってのベストな給湯器を見つけていきましょう。