
不要になった給湯器、そのまま処分しようとしていませんか?
実は、古くなった給湯器や故障してしまった湯沸かし器でも、スクラップとして買取してもらえることを知っている方はまだまだ少ないかもしれませんね。
「捨てるだけだと思っていたのに、お金になるの?」と驚かれる方も多いんです。
給湯器の内部には、銅・真鍮・ステンレス・鉄・アルミといった価値ある金属がたっぷり含まれていて、スクラップ業者さんに持ち込むことで買取してもらえるケースがあるんですね。
この記事では、給湯器スクラップの買取相場の目安から、少しでも高く売るためのポイント、赤釜・白釜の違い、丸ごと売る方法と分解して売る方法の比較まで、一緒にじっくり確認していきましょう。
読み終わるころには「どう動けばいいか」がきっとスッキリするはずですよ。
給湯器のスクラップ買取相場は「1kgあたり300〜440円前後、1台あたり数千円」が目安

結論からお伝えすると、給湯器スクラップの買取相場はおおむね1kgあたり300〜440円前後、丸ごと1台で持ち込む場合は1,000〜6,000円程度になることが多いとされています。
ただし、これはあくまでも目安です。
業者さんによって「kg単価」で計算するところもあれば「1台いくら」と固定している場合もあり、同じ給湯器でも査定額がかなり変わってくることがあるんですね。
また、給湯器の内部に使われている金属の種類や量によっても相場は変わってきます。
銅の含有量が多いほど高値になりやすいため、熱交換器や釜の材質がポイントになってくるんですね。
なぜ給湯器がスクラップとして売れるのか、その理由

「給湯器ってただの家電じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんね。
実は、給湯器の内部には私たちが思っている以上にたくさんの金属資源が使われているんです。
給湯器に含まれる主な金属と価値
給湯器のどこに、どんな金属が使われているのか、一緒に確認してみましょう。
- 銅(どう):熱交換器・配管部分に多く使われています。非鉄金属の中でも特に価値が高く、スクラップ相場の中でも上位に位置します。
- 真鍮(しんちゅう):バルブや継手部分に使用されることが多く、こちらも買取価格が期待できます。
- ステンレス:外装や一部の内部部品に使われており、鉄よりも高単価になる場合があります。
- 鉄・アルミ:外装パネルやフレームに使われていることが多く、重量があるため全体の価格に影響します。
これらの金属が複合的に含まれているため、給湯器1台でもそれなりのスクラップ価値が生まれるというわけなんですね。
故障品や古い給湯器でも買取できる理由
「もう壊れてるし、さすがに売れないよね…」と思っていた方もいるかもしれませんね。
でも、一部のスクラップ業者さんは「動作しなくても買取可」「破砕品でも可」と明記しているんです。
これはなぜかというと、スクラップ業者さんが求めているのは「動作するかどうか」ではなく、「中に含まれる金属の量と質」だからです。
たとえ外装がボロボロでも、内部の銅や真鍮がきちんと残っていれば、買取対象になることが多いんですね。
長年使って故障してしまった給湯器も、もしかしたら売れるかもしれませんので、まずは業者さんに相談してみる価値はありそうですよね。
赤釜と白釜で価格が変わる理由
2025年以降の情報では、スクラップ業者さんが「給湯器 赤釜」「給湯器 白釜」と分類して、それぞれ異なる単価を設定しているケースが見られるようになっています。
これって気になりますよね。いったいどういう違いなのでしょうか。
- 赤釜(あかかま):銅製の熱交換器を使っている給湯器のこと。銅の含有率が高いため、買取価格が高めに設定される傾向があります。
- 白釜(しろかま):ステンレス製やアルミ製の熱交換器を使っている給湯器のこと。赤釜と比べると銅の含有量が少なく、買取価格はやや低めになることが多いとされています。
自分の給湯器がどちらなのか、事前に確認しておくと業者さんとのやり取りがスムーズになるかもしれませんね。
わからない場合は、型番や製造年をメモして業者さんに相談してみるのも一つの方法ですよ。
具体的な買取パターンを比較してみましょう

実際にどんなシーンで、どれくらいの金額になるのか、具体的なパターンを見ていきましょう。
きっと自分のケースに近いものが見つかると思いますよ。
パターン①:丸ごと1台で持ち込む場合
最もシンプルな方法が、給湯器を解体せずにそのまま1台として持ち込む方法ですね。
この場合、業者さんが重量や状態を確認して査定してくれます。
相場感としては、1台あたり1,000〜6,000円程度という情報が複数の業者さんから示されています。
給湯器の大きさや重量、内部の金属含有量によって金額が変わるため、大型の給湯器のほうが高額になりやすい傾向がありますね。
手間がかからないのがこの方法の大きなメリット。
「とにかく手軽に済ませたい」という方さんにはピッタリかもしれませんね。
パターン②:分解して金属ごとに売る場合
少し手間はかかりますが、給湯器を解体して銅・真鍮・ステンレス・鉄・アルミと分別してから売る方法もあります。
この方法のほうが、丸ごと売るよりも高値になるケースがあるとされています。
なぜなら、金属ごとに買取単価が異なるため、高価な金属部分(特に銅や真鍮)をきちんと分けて持ち込むことで、まとめて売るときよりも合計金額が上がりやすいからです。
ただし、給湯器の解体には専門的な知識が必要な場合もありますし、怪我のリスクもあります。
無理に自分で分解しようとせず、安全に作業できる自信がある方だけ試してみてください。もしかしたら業者さんに分解を依頼できるケースもあるかもしれませんね。
パターン③:石油給湯器・電気温水器の場合
「うちはガスじゃなくて石油給湯器なんだけど、売れるの?」と思っている方さんもいるかもしれませんね。
石油給湯器や電気温水器も、もちろんスクラップとして売ることができます。
ただし、ガス給湯器と比べると内部の金属構成が異なるため、買取相場も変わってくることが多いとされています。
電気温水器は本体が大きくて鉄・ステンレスの量が多い一方、銅の含有量がやや少ないケースもあり、kg単価が若干低くなる場合もあるようです。
いずれにしても、捨てる前に一度スクラップ業者さんに相談してみるのがベストな選択かもしれませんね。
パターン④:故障した給湯器・古い給湯器の場合
「もう10年以上前のもので、最近壊れてしまって…」という給湯器も、実は立派なスクラップになり得ます。
前述のとおり、スクラップ業者さんが評価するのは「動くかどうか」よりも「金属の質と量」だからですね。
一部の業者さんは「破砕品でも可」と明記しているほどで、完全に壊れていても処分費用ゼロ、むしろ買取金額がもらえる可能性があるんです。
「処分代を払わないといけないのかな」と心配していた方さんにとっては、うれしいお知らせかもしれませんね。
少しでも高く売るために知っておきたいポイント

せっかく売るなら、できるだけ高く売りたいですよね。
ここでは、査定額をアップさせるために意識したいポイントをまとめておきますね。
複数の業者に見積もりを取る
業者さんによって価格の設定方法が「kg単価」「1台単価」「材質別単価」とバラバラなため、同じ給湯器でも査定額がかなり違うことがあります。
1社だけで決めてしまうのはもったいないかもしれませんね。
できれば2〜3社に問い合わせて比較してみると、より納得のいく売却ができるかもしれません。
付属部品や配管もまとめて持ち込む
給湯器本体だけでなく、取り外した銅管・真鍮バルブ・ステンレス継手なども一緒に持ち込むと、その分だけ買取額が上がる可能性があります。
「これも売れるの?」と思うものでも、遠慮せず業者さんに聞いてみてくださいね。
汚れや水抜きをしておく
査定時には重量がそのまま価格に影響することが多いですが、内部に水が残っていると正確な金属重量が出ない場合があります。
また、汚れがひどいと減額になるケースもあるとされているため、できる範囲で水抜きや軽い清掃をしておくと良いかもしれませんね。
給湯器スクラップ買取のまとめ
ここまで一緒に見てきた内容を、最後に整理しておきましょう。
- 給湯器スクラップの買取相場は1kgあたり300〜440円前後、1台あたり1,000〜6,000円程度が目安とされています。
- 業者さんによって計算方法が異なるため、複数社への見積もり比較が大切です。
- 内部の銅の含有量が高いほど高値になりやすく、赤釜のほうが白釜より高単価になる傾向があります。
- 丸ごと持ち込む方法と、分解して金属別に売る方法があり、分解したほうが高値になるケースがあるとされています。
- 故障品・古い給湯器でもスクラップ価値があるため、捨てる前に相談するのがおすすめです。
- 石油給湯器・電気温水器はガス給湯器と相場が異なる場合があります。
「ただ処分するだけ」と思っていた給湯器が、実はお金になるかもしれない。
そう思うと、なんだかちょっとワクワクしませんか?
まずは、お近くのスクラップ業者さんや金属買取業者さんに一度問い合わせてみることをおすすめしますよ。
「こんなもの持っていっていいのかな」と遠慮する必要はないんですね。
業者さんも丁寧に答えてくれるはずですし、査定だけなら無料で対応してもらえるところも多いですから、気軽に相談してみてくださいね。
不要になった給湯器が、誰かの手でまた別の形に生まれ変わる。
環境にも優しいスクラップリサイクル、きっと一歩踏み出してみる価値がありますよ。