
給湯器まわりから水が漏れていたり、長期で家を空けることになったり、冬の凍結が心配だったり…そんなとき「給湯器の給水元栓を閉めないといけないのかな?」と感じることってありますよね。
でも、給水元栓がどこにあるのか、どうやって閉めればいいのか、わからなくて不安になっている方も多いかもしれませんね。
この記事では、給湯器の給水元栓を閉める方法を、場所の探し方から実際の操作手順まで、一緒にわかりやすく確認していきます。
読み終わるころには「なんだ、思ったよりシンプルだった」と感じていただけるはずですよ。
給湯器の給水元栓を閉める基本は「右回り(時計回り)」

結論からお伝えすると、給湯器の給水元栓を閉めるときの基本的な操作は、「右回り(時計回り)に回す」です。
これはハンドル式・ドライバー式など、多くのタイプに共通しています。
レバー式の場合は少し違って、配管に対してレバーが垂直になった状態が「閉」です。
配管と平行なら「開」なので、90度ひねるだけで切り替えられるんですね。
操作自体はとてもシンプルですが、「給水元栓がどこにあるかわからない」「固くて動かない」など、戸惑うポイントがいくつかあります。
次のセクションで、もう少し詳しく一緒に確認していきましょう。
なぜ給水元栓を閉める必要があるの?

「給水元栓なんて、普段は触らなくてもいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも実は、いざというときにサッと操作できるかどうかで、被害の大きさが全然変わってくることもあるんです。
給水元栓を閉める主な場面
①水漏れが起きたときの応急処置
給湯器まわりで水漏れが起きたとき、まずやるべきことのひとつが給水元栓を閉めることです。
給湯器への水の供給を止めることで、漏水がそれ以上広がるのを防ぐことができます。
近年の解説記事でも、水漏れ時の応急処置として給水元栓を閉める手順が多く取り上げられるようになっています。
パニックになりやすい場面だからこそ、事前に場所と手順を把握しておくと安心ですよね。
②長期間家を空けるとき
旅行や出張など、数日以上家を空ける予定がある場合も、給水元栓を閉めておくことが勧められています。
家の中で水漏れが起きても気づけない状況を防ぐための、大切な備えのひとつなんですね。
③水抜きや凍結防止のとき
寒い冬、給湯器や配管の凍結が心配になることもありますよね。
給湯器の水抜きをする際には、給水元栓とガス栓の両方を閉める手順が案内されているケースが多いです。
東京ガスやTOTOなど、給湯器メーカー・住宅設備系の公式情報でもこの手順は共通して案内されています。
給水元栓の場所と閉め方を一緒に確認しよう

「そもそも給水元栓がどこにあるかわからない」という方、きっと多いと思います。
探し方のコツと、タイプ別の閉め方を順番に見ていきましょう。
給水元栓の場所の探し方
給水元栓は、給湯器本体の下部や側面にある配管に取り付けられていることが多いです。
給湯器につながる配管は複数ありますが、水側(給水側)の配管を探してみてください。
目印として役立つのが以下のポイントです。
- 「給水」と書かれたラベルや表示があるかどうか
- 配管や部品に青いライン・青いカバーがついているかどうか
- 給湯器本体の下部や側面の配管を目で追ってみる
給湯側(お湯が出る側)は赤いラインが目印になっていることが多く、青いラインが給水側のことが多いですよ。
もしラベルや色で判断が難しければ、給湯器の取扱説明書や、メーカーの公式サイトで機種別の配管図を確認するのがおすすめです。
タイプ別!給水元栓の閉め方
ハンドル式・ドライバー式の場合
ハンドルをつまんで、右回り(時計回り)にゆっくり回すと閉まります。
「回しきった感覚」があればOKです。
ドライバー式はマイナスドライバーを使って同じく右回りに回します。
無理に力をかけすぎると、バルブやネジを傷めてしまうおそれがあるので、固いと感じたら慌てず慎重に操作してくださいね。
レバー式の場合
レバー式は、配管に対してレバーが垂直(90度)になると「閉」の状態です。
配管と平行ならば「開」なので、ひとひねりで切り替えられます。
直感的でわかりやすいタイプですよね。
ただ、レバーの向きが機種によって微妙に違う場合もあるため、取扱説明書で事前に確認しておくと安心かもしれませんね。
閉める前後に確認しておきたいこと
給水元栓を閉めるときは、前後に以下を確認しておくと、より安全に操作できますよ。
- 閉める前:リモコンの電源をオフにして、給湯器の運転を止めておく
- 閉める前:電源プラグを抜いておくとさらに安心(誤作動防止)
- 閉めた後:お湯の蛇口をひねって水が出ないことを確認する
リモコンの電源オフや電源プラグを抜くといった「誤作動防止」の手順まで丁寧に案内するケースが最近増えているんですね。
少し手間に感じるかもしれませんが、給湯器を守るための大切なステップです。
場面別!給水元栓を閉める手順の具体例

実際にどんな状況で、どういう手順で操作するのかを具体的に見ていきましょう。
3つのケースで一緒に確認していきますね。
具体例①:給湯器まわりで水漏れが起きたとき
「あれ、給湯器のあたりが濡れている…」と気づいた場面です。
焦ってしまいますよね。でも、落ち着いて以下の手順で対処してみてください。
- リモコンの電源をオフにする
- 電源プラグを抜く(安全のため)
- 給水元栓を右回りに回して閉める(レバー式なら配管に対して垂直に)
- 蛇口をひねって水が出ないことを確認する
- メーカーや業者に連絡する
給水元栓を閉めることで、それ以上の漏水を防ぎながら、専門業者を待つことができます。
応急処置として、まず元栓を閉めることが最優先と覚えておいてくださいね。
具体例②:旅行や長期不在の前に
「来週から1週間旅行に行くけど、給湯器ってどうしたらいいんだろう?」と感じた場面です。
こういう疑問、なかなか周りに聞きにくいですよね。
- 出発前にリモコンの電源をオフにする
- 給水元栓を右回りに回して閉める
- 必要に応じてガス栓も閉める
- 蛇口をひねって水が出ないことを確認してから出かける
万が一、留守中に配管から水漏れが起きたとしても、給水元栓を閉めておけば被害を最小限に抑えやすくなります。
出発前の数分で、帰宅後の安心が大きく違ってきますよ。
具体例③:冬の凍結防止・水抜きをするとき
「今夜は氷点下になるらしい。給湯器が凍らないか心配…」という場面です。
寒冷地にお住まいの方や、急な寒波のときに気になりますよね。
- リモコンの電源をオフにする
- 給水元栓とガス栓の両方を閉める
- 給湯器の水抜き栓を開けて、配管内の水を抜く
- 蛇口を少し開けて、残っている水を出しきる
凍結防止の水抜きでは、給水元栓だけでなくガス栓も一緒に閉めることが、東京ガスやメーカー系の公式情報でも案内されていますよ。
水抜きの具体的な手順は機種によって違う場合もあるため、取扱説明書も合わせてチェックしてみてくださいね。
困ったときに役立つ!よくある疑問
給水元栓が固くて動かないときはどうする?
長期間動かしていない元栓は、固着していて回しにくいことがあります。
無理に力を入れて回すと、バルブやネジを傷めてしまうおそれがあるので、ゆっくりと少しずつ力をかけるようにしてみてください。
それでも動かない場合は、無理をせずに専門の業者やメーカーのサポート窓口に相談するのが安心ですよ。
「もしかしたら自分でできないかも」と感じたときは、プロに頼るのもとても賢い選択だと思います。
給水元栓と水道の元栓は違うの?
少しわかりにくいですよね。整理すると、こんなイメージです。
- 水道の元栓(止水栓):建物全体、または各フロアへの水の供給を止める栓。敷地内の地面にある「水道メーターボックス」内などにあることが多い
- 給湯器の給水元栓:給湯器だけへの水の供給を止める栓。給湯器本体まわりの配管についている
給湯器まわりのトラブルだけであれば、建物全体の水道を止める必要はなく、給湯器の給水元栓だけを閉めれば対処できることが多いですよ。
閉めたあと、どうやって開ければいい?
閉めた元栓を開けるときは、閉めた操作の逆をするだけです。
ハンドル式・ドライバー式なら左回り(反時計回り)に回します。
レバー式なら配管と平行になるように戻します。
開けたあとは、蛇口をひねってお湯や水がちゃんと出るかどうかを確認してくださいね。
まとめ:給湯器の給水元栓は「場所・閉める方向・手順」を覚えておこう
今回の内容を整理しますね。
- 給水元栓は給湯器本体の下部・側面にある配管についていて、青いラインや「給水」表示が目印
- 閉める方向は右回り(時計回り)が基本。レバー式は配管に対して垂直で「閉」
- 閉める前にリモコン電源オフ・電源プラグを抜くと安全
- 閉めたあとは蛇口で水が出ないことを確認する
- 固い場合は無理をせず、専門業者に相談する
- 凍結防止・水抜きのときはガス栓も一緒に閉める
「給水元栓ってどこにあるの?」「どうやって閉めるの?」という疑問は、実は多くの方が感じていることなんですよね。
でも、一度場所と操作方法を確認しておくだけで、いざというときに慌てずに対処できるようになります。
水漏れや凍結、長期不在のときなど、給水元栓を閉める場面はいくつもあります。
この記事を読んだ今日が、給湯器まわりの安心を増やすちょうどいいタイミングかもしれませんね。
まずは、実際に給湯器まわりの配管を一度のぞいてみるところから始めてみてください。
「ここにあったんだ」と確認できるだけで、きっと気持ちがずいぶん楽になると思いますよ。
ご自身の機種に合った手順は、メーカーの取扱説明書や公式サポートでも確認できるので、ぜひ合わせて活用してみてくださいね。