
「あれ、触っていないのに追いだきが始まってる…」「リモコンが勝手に反応してるみたい…」そんな経験をして、ドキッとしたことはありませんか?
給湯器のリモコンが誤作動すると、なんだか不気味に感じますし、何より「故障なのかな?」「このまま使い続けて大丈夫かな?」と心配になりますよね。
でも、安心してください。給湯器リモコンの誤作動には、ちゃんとした原因があって、多くの場合は原因を特定してから対処することができます。
この記事では、誤作動が起きる理由を丁寧に解説しながら、自分でできる確認の手順や、業者に相談すべきタイミングまで一緒に見ていきましょう。読み終わるころには、きっと「何をすればいいか」がクリアになっているはずですよ。
給湯器リモコンの誤作動、まず原因を知ることが大切です

給湯器のリモコンが誤作動するとき、その原因はざっくり4つに分けられます。
- 給湯器本体側の異常(通信エラー・基板故障など)
- リモコン自体の故障(液晶不良・ボタンの誤検知など)
- 配線の断線・接触不良
- 安全装置の作動(故障ではないケース)
「リモコンだけがおかしいのかな?」と思っていても、実は給湯器本体の通信異常や安全装置の作動が原因であることも多いんですね。
だからこそ、「リモコンを交換すれば直る」と早合点せずに、まずはどこに原因があるのかを丁寧に確認していくことが大切なんです。
誤作動が起きる理由を詳しく見てみましょう

それでは、それぞれの原因について、もう少し詳しくお話しします。一緒に確認していきましょうね。
① 電源系のトラブルが意外と多いんです
まず最初に確認したいのが、電源まわりです。
「そんな基本的なこと?」と思うかもしれませんが、実はこれが意外と見落とされやすいポイントなんですよね。
具体的には、以下のような状態になっていないか確認してみてください。
- 電源プラグがコンセントから抜けかけていないか
- ブレーカーが落ちていないか
- 節電モードや省エネ設定がオンになっていないか
節電モードや省エネ設定がオンになっていると、リモコンの表示が消えたり、反応が鈍くなったりすることがあります。
「誤作動かな?」と思ったら、まず電源まわりをチェックするのが鉄則です。
② リモコンと本体の「通信不良」が誤作動を引き起こすことも
家庭用の給湯器リモコンは、テレビのリモコンのような「電池式の無線タイプ」ではなく、ほとんどが有線式なんですね。
つまり、リモコンと給湯器本体が細いケーブルでつながっていて、そのケーブルを通じて信号のやりとりをしています。
このやりとり(通信)がうまくいかなくなると、こんな症状が出ることがあります。
- 表示画面が突然消える
- 一部のボタンだけ効かなくなる
- 操作していないのに追いだきや湯はりが始まる
特に「操作していないのに勝手に動く」という症状は、通信不良のサインであることが多いとされています。
「なんか変な動き方をしているな」と感じたときは、通信系のトラブルを疑ってみるといいかもしれませんね。
③ 配線の断線・接触不良は片側だけ不調になりやすい
「キッチンのリモコンは普通に動くのに、お風呂のリモコンだけおかしい」
そんなパターン、もしかして思い当たりませんか?
このように片側のリモコンだけ不調という場合は、そのリモコンにつながっている配線の断線や接触不良が疑われやすいんですね。
配線は壁の中を通っていることが多く、経年劣化で少しずつ傷んでいくこともあります。
また、設置からかなりの年数が経っている場合は、接続部分のゆるみが原因になっていることもあるかもしれません。
このケースでは、自分での確認が難しいので、専門の業者さんに見ていただくのが安心ですよね。
④ 液晶不良・基板故障はリモコン本体の問題
リモコン自体が物理的に壊れている場合も、誤作動の原因になります。
目安としては、以下のような症状が出ているときです。
- 表示画面がちらつく・乱れる
- 画面が真っ暗でつかない
- ボタンを押しても反応が鈍い・全く反応しない
- 押していないボタンが反応している
こういった場合は、リモコン内部の液晶や基板が故障している可能性が高いとされています。
リモコンだけを交換することで解決できるケースもありますが、給湯器本体の型番との互換性も確認が必要なので、メーカーや業者さんに相談するのが確実ですよね。
⑤ 安全装置の作動は「故障ではない」こともある
これ、意外と見落とされがちなポイントなんです。
給湯器には、過熱や異常を検知したときに自動的に動作を停止させる「安全装置」が搭載されています。
この安全装置が作動した場合、リモコンが操作できなくなったり、エラーコードが表示されたりします。
これ自体は故障ではなく、安全のための正常な動作なんですね。
でも、「壊れた!」と思って慌ててしまう方も多いようです。
エラーコードが表示されているときは、取扱説明書やメーカーのサポートページでコードの意味を確認するのが一番の近道ですよ。
また、落雷後に過電流保護が働いてリモコンが反応しなくなるケースも報告されています。
「台風や雷雨の後からおかしくなった」という場合は、このパターンかもしれませんね。
症状別!よくある誤作動の具体例と対処のヒント

ここからは、実際によくある誤作動のパターンを3つご紹介します。
「もしかして、うちと同じかも?」と思える例があるかもしれませんよ。
具体例① 追いだきや自動湯はりが勝手に始まる
「お風呂に入る予定もないのに、突然追いだきが始まった」という声、実はけっこう多いんですね。
このケースで考えられる原因はいくつかあります。
- リモコンのボタンが何かに触れて誤検知している
- リモコンと本体の通信が乱れ、誤った信号が送られている
- 基板の劣化により、入力信号に誤りが生じている
まず確認したいのは、リモコンの周囲に物が当たっていないかどうか。
タオルや洗面器がボタンに触れていると、誤って操作されてしまうことがありますよね。
それがなければ、通信系や基板のトラブルを疑って、業者さんに点検を依頼してみましょう。
具体例② お湯は出るのにリモコンだけ表示がおかしい
「お湯は普通に出るんだけど、リモコンの画面が変なんですよね」というケース。
このような場合、お湯が出ている=給湯器本体は動いているということになります。
つまり、本体ではなくリモコン本体か、リモコンと本体をつなぐ通信系に問題が起きている可能性が高いとされています。
具体的な症状としては、
- 画面の一部だけ表示がおかしい
- 温度表示が実際と違う数字を示している
- 音声案内が出たり出なかったりする
こういった場合は、リモコン本体の液晶不良や通信異常が考えられます。
リモコン交換で解決することもありますが、まずは業者さんに状況を伝えて判断してもらうのが安心ですよね。
具体例③ キッチンとお風呂、両方のリモコンが同時におかしくなった
「キッチンのリモコンもお風呂のリモコンも、同時におかしくなった」という場合、複数のリモコンで同時に異常が出るときは、給湯器本体側の不具合である可能性が高いとされています。
2つのリモコンが同時に別々の原因で壊れるのは考えにくいですよね。
どちらのリモコンも同じ本体につながっているので、本体側に問題が起きると両方に影響が出るんですね。
このケースは、リモコン交換では解決しないことが多く、給湯器本体の点検・修理が必要になってきます。
早めに専門の業者さんに連絡するのが一番です。
自分でできる確認ステップをまとめました

誤作動が起きたとき、業者さんを呼ぶ前に自分で試せることをまとめてみましょう。
あくまで初期確認として参考にしてみてくださいね。
- 電源プラグとブレーカーを確認する:コンセントがちゃんと刺さっているか、ブレーカーが落ちていないかチェック
- 節電モード・省エネ設定を確認する:意図せずオンになっていることがある
- エラーコードを確認する:表示されているコードを取扱説明書で調べる
- リモコン周囲に物が当たっていないか確認する:誤操作の原因になることがある
- 電源を一度切って再起動してみる:一時的な通信エラーが解消されることがある
これらを試しても改善しない場合や、エラーコードが消えない・ガス漏れの臭いがする・異音がするといった場合は、すぐに使用を中止して専門業者に連絡してください。
この記事のまとめ
給湯器のリモコンが誤作動する原因は、大きく分けて以下の4つでしたね。
- 電源系のトラブル(コンセント・ブレーカー・節電モード)
- リモコンと本体の通信不良
- 配線の断線・接触不良
- リモコン本体の液晶・基板故障
- 安全装置の作動(故障ではないケースも)
「片側のリモコンだけ不調なら配線系」「両方のリモコンが同時におかしいなら本体系」というように、症状のパターンで原因を絞り込んでいくのがポイントです。
まずは電源まわりと節電設定を確認して、それでも改善しなければ専門の業者さんに点検をお願いするのが、安心・安全な流れですよね。
給湯器は毎日使うものだからこそ、「なんかおかしいな」と感じたら早めに対処するのが、長く安全に使い続けるコツかもしれませんね。
まずは一歩、確認してみましょう
「給湯器のリモコンがおかしいな」と感じているみなさんに、ぜひ今日から一つだけ行動してみてほしいことがあります。
まずは、ブレーカーと電源プラグ、そしてエラーコードの確認から始めてみてください。
それだけで「あ、これが原因だったんだ」とわかることも、きっとありますよ。
それでも解決しない場合でも、大丈夫です。
給湯器のプロである専門業者さんは、こういった相談を毎日受けていますので、遠慮せずに連絡してみてくださいね。
一人で抱え込まずに、早めに相談することで、きっとスムーズに解決できるはずです。
毎日のお風呂やお湯が快適に使えるように、ぜひ一緒に解決の一歩を踏み出してみましょう。