給湯器は石油とガスどちらが得か?

給湯器は石油とガスどちらが得か?

給湯器を新しくするとき、「石油とガス、どっちにすればいいんだろう?」って悩みますよね。
毎日使うものだから、光熱費のことも気になるし、せっかく選ぶなら少しでもお得な方にしたいですよね。

実はこの疑問、「どちらが得か」はご家庭の状況や地域によって変わってくるんです。
でも安心してください。この記事では、初期費用・ランニングコスト・燃料の特徴など、知っておきたいポイントを一緒に整理していきます。

読み終わる頃には、「自分の家にはどっちが向いているか」がきっとスッキりするはずです。
一緒に見ていきましょう。

結論:都市ガスが使えるならガス、LPガス地域なら石油が有利になりやすい

結論:都市ガスが使えるならガス、LPガス地域なら石油が有利になりやすい

ズバリ結論からお伝えすると、都市ガスが使える地域ならガス給湯器、LPガス地域や灯油価格が安定している地域では石油給湯器が有利になりやすいとされています。

一般的な傾向としては、初期費用はガス給湯器のほうが安め、ランニングコストは石油給湯器のほうが安めになりやすいんですね。
ただし、これはあくまでも目安であって、お住まいの地域の燃料単価や使用量によって逆転することもあります。

「どちらが絶対に得」という答えはなく、ご自身の住環境と使い方に合わせて選ぶことが大切なんですね。

石油とガス、それぞれの給湯器の特徴を知っておこう

石油とガス、それぞれの給湯器の特徴を知っておこう

ガス給湯器はどんな仕組み?

ガス給湯器は、都市ガスまたはLPガス(プロパンガス)を使ってお湯を沸かす仕組みです。
近年はエコジョーズと呼ばれる高効率タイプが主流になっていて、従来は捨てていた排気熱を再利用することで、熱効率が95%超まで向上しています。

エコジョーズは、従来のガス給湯器と比べてガス使用量を年間で約13〜14%削減できるとされています。
毎日使うものですから、この差はじわじわ家計に響いてくるかもしれませんね。

石油給湯器はどんな仕組み?

石油給湯器は、灯油を燃料にしてお湯を沸かす給湯器です。
こちらも高効率タイプのエコフィールが登場しており、排気熱を活用することで熱効率を95%前後まで高めています。

エコフィールを使うと、灯油代を約13%節約できるとされています。
石油給湯器の場合は、灯油タンクに定期的に補充が必要なので、その手間も考えておく必要がありますね。

耐用年数の目安はどれくらい?

給湯器の寿命も、選ぶときに気になるポイントですよね。
一般的に、ガス給湯器の耐用年数は約10年石油給湯器は約10〜15年とされることが多いです。

石油給湯器のほうが少し長持ちする傾向があるとも言われていますが、使い方や環境によっても変わってきますので、あくまで目安として捉えておくといいかもしれませんね。

コストの違いを詳しく見てみよう

コストの違いを詳しく見てみよう

初期費用はガスのほうが安い傾向

給湯器を購入・設置するときにかかる初期費用は、一般的にガス給湯器のほうが安い傾向があります。
石油給湯器は本体価格や設置工事費がやや高めになることが多く、灯油タンクの設置が必要な場合はさらにコストがかかることもあります。

「最初の出費をなるべく抑えたい」という方には、ガス給湯器が選びやすいかもしれませんね。

ランニングコストは石油のほうが安い傾向(ただし変動あり)

一方、毎月の光熱費に関わるランニングコストは、石油給湯器のほうが安い傾向があるとされています。
一般的に、灯油は都市ガスと比べて熱量あたりの単価が安くなりやすいためです。

ただし、ここで注意したいのが灯油価格の変動が大きいという点です。
灯油の価格は国際的な原油価格の影響を受けやすく、シーズンや年によって大きく上下することがあります。

「ランニングコストが安い」と期待して石油給湯器を選んでも、灯油価格が急騰すると思ったほど節約できないこともあるかもしれませんね。
ガスも価格変動はありますが、都市ガスは比較的安定しているとも言われています。

都市ガスとLPガスでは話が変わってくる

ガス給湯器を選ぶ場合、都市ガスが使えるかLPガス(プロパンガス)しか使えないかで、コストが大きく変わってきます。

都市ガスはLPガスよりも料金が安いことが多く、都市ガス地域ではガス給湯器がコスト面で有利になりやすいです。
一方、LPガス地域ではガス代が高くなりやすいため、LPガスしか使えない地域では石油給湯器が有利とする比較が多く見られます。

まずは自分の地域が都市ガスエリアかどうかを確認するところから始めるといいかもしれませんね。

こんな家庭にはこちらがおすすめ、具体例で見てみよう

こんな家庭にはこちらがおすすめ、具体例で見てみよう

具体例①:都市ガスが使える都市部に住むAさんの場合

Aさんは都市ガスが通っている地域にお住まいで、4人家族。
毎日シャワーや湯船を使う生活をされています。

この場合、都市ガスを使ったエコジョーズタイプのガス給湯器が向いているかもしれませんね。
初期費用も比較的抑えられて、ランニングコストも都市ガスの安定した料金で管理しやすいです。

燃料の補充も自動的に供給されるので、手間も少なく済みますよね。
都市部の利便性と合わせて、使い勝手のよい選択と言えそうです。

具体例②:LPガスエリアの郊外に住む大家族Bさんの場合

Bさんは郊外の一戸建てにお住まいで、都市ガスは通っておらず、現在LPガスを利用中。
家族が5人で、お湯の使用量がとても多い家庭です。

こうしたケースでは、石油給湯器(エコフィール)への切り替えが有利になりやすいとされています。
LPガスは都市ガスより単価が高い傾向があるため、灯油に切り替えることでランニングコストを下げられる可能性があります。

使用量が多い大家族ほど、燃料単価の差が光熱費の差として大きく出やすいんですね。
ただし、灯油の定期配達の手配や灯油タンクの設置スペースも確認しておく必要がありますね。

具体例③:寒冷地に住むCさんの場合

Cさんは北海道や東北など、冬の寒さが厳しい地域にお住まいです。
冬場はお湯を大量に使うため、給湯コストがかなり気になっているとのことです。

寒冷地では、冬になると給水温度が低くなるためお湯を沸かすのに多くのエネルギーが必要になります。
そのため、燃料コストの差が他の地域よりも大きく出やすいとされています。

灯油価格が安定している地域であれば、エコフィールタイプの石油給湯器が長期的なコスト面で有利になるケースも多いようですね。
寒冷地ならではの事情も踏まえて検討してみると、より自分に合った選択ができそうです。

選ぶときに確認しておきたいポイントまとめ

石油とガス、どちらが得かを判断するための確認ポイントを整理しておきますね。

  • お住まいの地域に都市ガスが通っているか:通っていればガスが有利になりやすい
  • LPガスしか使えない地域か:その場合は石油給湯器が有利になりやすい
  • 家族の人数とお湯の使用量:使用量が多いほど燃料単価の差が大きく影響する
  • 灯油の配達や保管環境が整えられるか:石油給湯器は灯油タンクのスペースが必要
  • 初期費用と長期コストのバランス:最初の出費を抑えたいか、長期で節約したいか
  • 高効率機種(エコジョーズ・エコフィール)を選ぶこと:どちらを選ぶにしても高効率タイプが燃費面で有利

この6つのポイントを整理するだけでも、自分の家庭にどちらが向いているかがかなり見えてきますよね。

この記事のまとめ:結局どちらが得かはあなたの環境次第

改めてまとめると、給湯器の石油とガスの比較はこのようになります。

  • 初期費用:ガス給湯器のほうが安い傾向
  • ランニングコスト:石油給湯器のほうが安い傾向(ただし灯油価格の変動に注意)
  • 都市ガス地域:ガス給湯器が有利になりやすい
  • LPガス地域・寒冷地:石油給湯器が有利になりやすい
  • 耐用年数:ガスが約10年、石油が約10〜15年が目安
  • 高効率機種:エコジョーズ・エコフィールともに約13%の燃費改善効果がある

「どちらが絶対に得か」という一律の答えはなく、あなたのお住まいの地域・家族構成・使用量・燃料の入手環境によって最適な選択は変わってきます。

ただ一つ言えるのは、どちらを選ぶにしても高効率機種(エコジョーズ・エコフィール)を選ぶのが賢い選択だということです。
従来型と比べて燃料消費を抑えられるので、長期的に見ると大きな差になりますよね。

給湯器は毎日使うものだからこそ、少し時間をかけてでも自分の家庭に合ったものを選んでほしいなと思います。
この記事が、あなたの給湯器選びのお役に立てれば嬉しいですね。

もし「やっぱり自分の家はどっちが向いているか判断しにくい」と感じたら、給湯器の専門業者や地元のガス会社・石油配達業者に相談してみるのも一つの手ですよ。
きっと親身になって一緒に考えてくれるはずです。

給湯器選びがうまくいって、毎日の生活が少しでも快適になるといいですよね。
応援しています。