
給湯器からなんだか変な音がする…これって大丈夫なのかな?と気になっていませんか?
「ピー」という高い音、「ゴーッ」という低い音、「ボンッ」という爆発音のような音…音の種類はいろいろあって、どれが正常でどれが危ないのか、なかなかわかりにくいですよね。
この記事では、ノーリツ給湯器の騒音・異音について、音の種類別に原因と危険度をわかりやすく整理してお伝えします。
「すぐに業者を呼ぶべき音」なのか「仕様上の正常な音」なのかを判断できるようになれば、不安がスッキリ解消されますよ。
一緒に確認していきましょう。
ノーリツ給湯器の騒音は「正常な音」と「危険な音」の2種類がある

ノーリツ給湯器の騒音・異音は、大きく分けると「仕様上の正常な動作音」と「故障・不具合のサインとなる異音」の2種類に分かれるとされています。
すべての音がすぐに故障を意味するわけではないんですね。
ただし、中には一酸化炭素中毒や火災につながるリスクがある危険な音もあるとされています。
だからこそ「この音は何だろう?」と感じたときに、音の種類で判断できるかどうかがとても大切なんです。
なぜ給湯器からいろんな音が出るのか

そもそも、なぜ給湯器からいろいろな音が出るのでしょうか?
給湯器は、ガスを燃焼させてお湯を作る複雑な機械です。
その中にはファンモーター・循環ポンプ・燃焼バーナーなどのさまざまな部品が入っていて、それぞれが動くときに音を出すんですね。
正常な音が出る理由
正常な動作音が出る理由は、主に次の3つです。
- ファンモーターの回転音:燃焼に必要な空気を送り込むためのファンが回転するときの音
- 循環ポンプの作動音:追いだき機能付きの機種では、お湯を循環させるためのポンプが動く音
- 凍結予防装置の作動音:冬場に配管の凍結を防ぐため、自動でヒーターやポンプが動く音
これらは機械が正しく動いている証拠の音で、基本的には心配しなくて大丈夫とされています。
異音・騒音が出る理由
一方で、いつもと違う音や大きすぎる音が出る場合は、部品の劣化や燃焼バランスの乱れ、異物の混入などが原因になっていることがあるとされています。
長く使っていると給湯器の部品も少しずつ消耗していくので、音が変化してくることはよくあることなんですね。
冬場に特に音が気になる理由
冬になると急に「給湯器がうるさくなった」と感じる方も多いようです。
これはノーリツ公式のFAQでも説明されているのですが、冬季は凍結予防ヒーターや循環ポンプが自動で動作することが多いためとされています。
特に追いだき機能付きの機種では、浴槽の循環アダプターから約5cm以上の残り湯を残しておくことで、循環ポンプの音が小さくなる場合があるとノーリツ公式は案内しているんですね。
冬場に音が気になり始めたという方は、まずこれを試してみるのもいいかもしれませんね。
音の種類別に危険度を確認しよう【具体例】

それでは、実際によく聞かれる音の種類ごとに、原因と危険度を一緒に見ていきましょう。
きっとご自宅の給湯器の音と照らし合わせながら読んでいただけると思います。
【様子見でOKな音】正常な可能性が高いケース
「ブーン」「ウーン」という低いモーター音
ファンモーターの回転音や循環ポンプの作動音である場合が多く、正常な運転音の可能性が高いとされています。
特に冬場の夜中に突然「ウーン」という音がしてびっくりした、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
これは凍結予防装置が自動で動いているだけのことが多いので、過度に心配しなくてもよさそうです。
「ジュッ」という短い音
給湯器の内部に発生した結露が蒸発するときの音とされており、故障とは関係ない場合がほとんどだといわれています。
「あれ、今なんか音がした?」という程度のものであれば、まず心配しなくてよさそうですね。
【注意が必要な音】早めに確認したいケース
「ピー」「キーン」という高音・笛のような音
これはちょっと注意が必要な音かもしれません。
ガス圧や空気量のバランスが崩れていたり、ファンモーターなど燃焼系の部品に不具合が起きていたりする可能性があるとされています。
「ホラ貝のような音」「笛のような音」という表現で検索される方も多く、ノーリツ公式も燃焼不具合との関係を示唆しているとされています。
一時的なものであれば様子見のこともあるかもしれませんが、連続して鳴るようであれば点検を依頼するのが安心ですね。
「ゴー」「ゴォー」という大きな低音
排気口や吸気口への異物混入、あるいは吸排気経路に何らかの問題が起きているときに発生することがあるとされています。
もしこの音が急に大きくなったと感じるなら、燃焼不良につながっている可能性もあるため、早めに確認することをおすすめします。
【すぐに使用中止が必要な音】危険度が高いケース
「ボンッ」「ドンッ」という爆発音のような音
これは最も注意が必要な音のひとつとされています。
不完全燃焼や燃焼系装置の異常が疑われる音で、一酸化炭素中毒や火災のリスクがあるとされているんですね。
東京ガスなど大手ガス事業者のコラムでも「ボンッ」「ドンッ」のような爆発音がした場合には、直ちに使用を中止して専門業者や販売店に点検を依頼するよう強く推奨されています。
「たぶん大丈夫かな」と使い続けるのは、もしかしたら大変危険なことにつながってしまうかもしれません。
この音が聞こえたら、すぐに給湯器の使用を止めて連絡してみてくださいね。
「ボコンボコン」「ポコンポコン」という音
追いだき機能付きの給湯器で、循環パイプの折れ曲がりや水流の不具合が原因になることがあるとされています。
配管の循環が正常に行われていないサインである可能性があるため、放置せずに確認してもらうことが大切かもしれませんね。
近隣への騒音トラブルについても気をつけたい

給湯器の音は、自分だけでなく近隣の方にも聞こえることがあるんですよね。
特に集合住宅では、深夜や早朝の凍結予防運転の音がお隣に聞こえてしまうことも。
最近では、給湯器の騒音に関する近隣トラブルについての相談も増えているとされています。
もし「うちの給湯器がうるさくて迷惑をかけているかも」と感じているなら、設置位置の確認や防音対策について、メーカーや施工業者に相談してみるのもひとつの方法ですね。
騒音トラブルを防ぐためにできること
- 給湯器の設置位置が隣家の窓や寝室の近くになっていないか確認する
- 冬場の凍結予防運転は仕様上避けられないことを理解し、事前に近隣へ一声かけておく
- 給湯器自体が経年劣化で音が大きくなっている場合は、早めに点検・交換を検討する
- 防振ゴムや防音カバーなどの対策が有効な場合もあるとされているので、専門業者に相談してみる
小さな気遣いが、近隣との良好な関係を守ることにつながりますよね。
ノーリツ給湯器の騒音、まずはこれで判断してみよう
ここまで読んでいただいたみなさんなら、きっと「自分の家の給湯器の音はどちらだろう?」と照らし合わせていただけたのではないでしょうか。
最後に、ポイントをまとめて整理しますね。
- 「ブーン」「ウーン」などの低いモーター音・冬場の自動作動音:正常な動作音の可能性が高い。浴槽に残り湯を残すなど、まずできることを試してみましょう
- 「ピー」「キーン」などの高音・笛のような音:燃焼系の不具合が疑われる場合があるため、継続するようなら点検を依頼するのが安心
- 「ゴー」「ゴォー」という大きな低音が急に大きくなった:吸排気経路の異常が疑われるため、早めに確認を
- 「ボンッ」「ドンッ」などの爆発音:不完全燃焼のリスクがあるとされているため、すぐに使用を中止して専門業者へ連絡
- 「ボコンボコン」「ポコンポコン」という音:追いだき配管の循環不良が疑われるため、放置せずに点検を
給湯器の音の変化は、早期に気づいて対処することがとても大切とされています。
「なんか最近音が変わったな」という違和感を大切にしてあげてくださいね。
気になる音があるなら、まず一度確認してみましょう
「大げさかな」「すぐ壊れたわけじゃないし…」と感じることもあるかもしれませんね。
でも、給湯器の異音は早めに対処することで、大きな修理費用や安全リスクを未然に防げることもあるとされています。
まずはノーリツのお客様相談センターや、お近くの給湯器専門業者に「こんな音がするんですが」と気軽に相談してみることをおすすめします。
電話一本で不安がスッキリ解消されることも多いですよ。
あなたさんの毎日のお風呂タイムが、安心して気持ちよく過ごせるものであってほしいと思います。
気になる音を感じたら、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。