
給湯器の電源、ずっとつけっぱなしにしていて大丈夫かな……?
もしかしたら、そんなふうにふと気になったことがあるかもしれませんね。
「電気代やガス代が知らないうちにかさんでいたらどうしよう」「こまめに消した方がいいのかな」と、なんとなくモヤモヤしている方も多いのではないでしょうか。
わかりますよね、そのお気持ち。
この記事では、給湯器をつけっぱなしにしたときの電気代・ガス代の目安を具体的な金額でお伝えしながら、安全性や生活スタイル別のおすすめ運用まで、一緒に整理していきます。
読み終わる頃には、「あ、そんなに気にしなくてよかったんだ」とスッキリした気持ちになれるはずですよ。
給湯器をつけっぱなしにしても、増えるコストは月数十円〜200円程度とされています

結論からお伝えすると、給湯器の電源をつけっぱなしにしても、増えるのは電気代のみで、月に数十円〜200円程度、年間でも数百円〜2,000円程度が目安とされています。
ガス代については、お湯を出していなければほぼ0円とされており、「つけっぱなし=ガス代が爆増する」というのはよくある誤解なんですね。
安心してもらえるかもしれませんね。
なぜ、つけっぱなしでもそこまでコストが増えないのでしょうか?

「えっ、本当にそんなものなの?」と思った方もいるかもしれませんね。
ここからは、その理由をもう少し丁寧に解説していきます。
給湯器の「つけっぱなし」とは何を指しているの?
まず「つけっぱなし」という状態を整理しておきましょう。
多くの場合、これはリモコン(操作パネル)の電源がオンのまま、蛇口からお湯を出していない待機状態のことを指しています。
「ガスを燃やしながら待っている」というわけではなく、あくまでもリモコンの画面が点灯していて、内部センサーが動いている状態なんですね。
そのイメージを持っておくと、コストの話がぐっとわかりやすくなりますよ。
ガス代は「お湯を出したとき」だけかかる仕組みです
給湯器のガスの燃え方には、大切なポイントがあります。
それは、蛇口からお湯(水)が流れたときにはじめて点火し、ガスを燃焼させる仕組みになっているということです。
つまり、電源がオンになっていても、蛇口を開けなければガスは燃えません。
「電源をつけっぱなし=ガスが常に消費されている」というのは誤解で、実際にはお湯を使わない限りガス代は発生しないとされているんですね。
これは各ガス会社も同様の説明をしており、安心していただける情報かもしれませんね。
電気代が発生するのは「待機電力」の分だけです
では、何にコストがかかっているのかというと、それは待機電力です。
リモコンの液晶画面を表示したり、内部センサーを動かしたりするために、ごくわずかな電力を消費しています。
この待機電力はとても小さく、一般的な給湯器では数W(ワット)程度とされています。
そのため、電気代も非常に小さな金額に収まるというわけなんですね。
最新の給湯器は待機電力がさらに小さくなっています
もうひとつ嬉しいポイントがあります。
近年の新しいタイプのガス給湯器では、待機時の消費電力が以前のモデルよりもかなり小さくなってきているとされています。
省エネ技術の進化によって、同じ「つけっぱなし」でも、年間の電気代が数百円レベルにまで抑えられているケースも増えていると言われているんですね。
最新機種への買い替えを検討している方には、嬉しい情報かもしれませんね。
具体的にいくらかかるの?シーン別に見てみましょう

「だいたいの目安はわかったけれど、もっと具体的な金額が知りたい」という方も多いですよね。
ここでは、いくつかの試算例を一緒に見ていきましょう。
試算例①:待機電力6.5W、電気料金27円/kWhの場合
給湯器の待機電力が6.5W、電気料金が1kWhあたり27円と仮定した場合の試算があります。
- 1日あたり:約4.2円
- 1ヶ月あたり:約126円
- 1年あたり:約1,512円
1日4円程度と考えると、「あ、思ったより全然少ない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
年間でも1,500円程度とされており、家計へのインパクトは小さいと言えそうですね。
試算例②:2025年水準の電気料金(31円/kWh)での試算
リフォーム会社による2025年時点の試算では、1kWhあたり約31円として計算した場合、給湯器の電源を1ヶ月つけっぱなしにしても約67〜134円程度に収まるとされています。
電気料金が上がってきているこの時代でも、給湯器の待機電力による電気代は月100円台程度にとどまるとされているんですね。
これを高いと見るか安いと見るかは、人それぞれの感じ方があるかもしれませんね。
試算例③:「つけっぱなし」と「都度消し」の差はどのくらい?
「じゃあ、こまめに消した方が節約になるの?」という疑問も出てきますよね。
その差額についても、いくつかの試算が出ています。
ある試算では、こまめにON/OFFした場合との差額は月約41円程度とされています。
また別のシミュレーションでは、つけっぱなしと都度消しの差額は年間456円程度に過ぎないという結果も出ているとされています。
「都度消しにしてもそこまで変わらないんだ」と感じる方も多いのではないでしょうか。
もちろん、積み重ねれば年間数百円の節約にはなりますが、手間と節約額のバランスを考えると、どちらが合っているかは生活スタイル次第かもしれませんね。
生活スタイル別:どんな使い方が合っているの?
実は、「つけっぱなしがいい」か「都度消しがいい」かは、生活パターンによっても変わってきます。
一緒に確認していきましょう。
毎日朝晩お湯を使う家庭の方へ
家族が多く、朝のシャワーも夜のお風呂も毎日使うという家庭では、つけっぱなしにしておく方が利便性が高いと言えそうです。
電気代の差額も月数十円程度とされているため、「つけっぱなし派」で問題ないという意見が多くなっています。
使うたびにリモコンをオンにする手間が省けて、生活がスムーズになりますよね。
一人暮らし・長期不在が多い方へ
一人暮らしで日中は仕事で不在、または出張や旅行で長期間家を空けることが多い場合には、不在時に給湯器の電源を切ることで、ムダな待機電力を抑えることができます。
数日以上家を空けるようなタイミングでは、ブレーカーや給湯器の電源をオフにしておくのが賢い選択かもしれませんね。
使わない時間が長いほど、積み重ねの節約効果も大きくなりますよ。
安全面や故障・寿命への影響は大丈夫なの?

電気代のことはわかったけれど、「ずっとつけっぱなしにして故障しないかな」「寿命が縮まないかな」と心配している方も多いですよね。
この点についても、一緒に整理しておきましょう。
基本的には「つけっぱなし」でも大きな問題はないとされています
東京ガスなどの大手ガス事業者も、「ガス給湯器は基本的につけっぱなしでも大きな問題はない」と案内しているとされています。
安全面について、過度に心配する必要はないとされているんですね。
ただし、お湯を出しっぱなしにするなど、長時間の連続稼働は機器に負荷をかけ、故障や寿命に影響する可能性があるとされているため、「電源のつけっぱなし」と「お湯の出しっぱなし」は別のこととして考えておく必要がありそうですね。
寿命・安全のために本当に大切なことは何?
電源のオンオフよりも、実は以下のことの方が安全性や寿命への影響が大きいとされています。
- 適切な換気を確保すること
- 定期的な点検・メンテナンスを行うこと
- 異常な音・においや不完全燃焼のサインに気をつけること
こまめに電源を消すことよりも、日頃のメンテナンスと異変への早めの対応の方が、給湯器を長く安全に使うためには大切なんですね。
きっと、これを知ると少し安心できるのではないでしょうか。
まとめ:給湯器のつけっぱなしは月数十円〜200円程度、ガス代はほぼ変わりません
この記事でお伝えしてきたことを、最後にまとめておきますね。
- 給湯器をつけっぱなしにしても、増えるのは電気代(待機電力分)のみで、ガス代はほぼ変わりません
- 電気代の目安は月に数十円〜200円程度、年間で数百円〜2,000円程度とされています
- 「つけっぱなし」と「都度消し」の差額は月40〜100円程度、年間で数百円程度とされており、差は小さいです
- 安全面は基本的に大きな問題なしとされていますが、定期メンテナンスは大切です
- 毎日使う家庭はつけっぱなしで問題なく、長期不在が多い方は電源を切るのがおすすめです
「思ったよりずっと少ない金額だった」と感じた方も多いのではないでしょうか。
「つけっぱなしにするとガス代がかさむ」というイメージは、実はよくある誤解だったんですね。
節約の意識を持つことはとても大切なことですが、給湯器の電源については自分の生活スタイルに合った使い方を選ぶことが、一番のストレスフリーな節約につながるかもしれませんね。
もし長期間お家を空ける予定があるときは、給湯器の電源をオフにすることを習慣にしてみてはいかがでしょうか。
小さなことの積み重ねが、きっと家計の安心につながっていきますよ。
今日からちょっとだけ、給湯器との付き合い方を見直してみましょう。
むずかしいことは何もなく、今すぐできることばかりですので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。