
シャワーのお湯の出が弱かったり、逆に勢いが強すぎたりすること、ありますよね。
給湯器を交換した後に「あれ、前と水の勢いが違う?」って感じることもあるかもしれませんね。
実は、給湯器の水量調整は、私たち自身でできるケースが多いんです。
この記事では、給湯器の水量調整について、基本的な方法から「お湯だけ弱い」といったトラブル時の対処法まで、一緒に見ていきましょう。
きっと、あなたのお家でも快適な水量に調整できるようになりますよ。
給湯器の水量は止水栓とリモコンで調整できます

給湯器の水量調整は、基本的に止水栓や流量調整栓、シャワーヘッド、リモコン設定などで行うことができるとされています。
難しそうに感じるかもしれませんが、実はそんなに複雑ではないんですね。
お家のどこを調整すれば水量が変わるのか、まずは全体像を把握することが大切なんです。
給湯器の水量調整が必要になる理由

「水量」と「水圧」の違いを知っておきましょう
私たちは普段「水圧が弱い」とか「水圧が強い」って言いますよね。
でも実は、専門的には「水量」と「水圧」は違うものなんです。
水量は一定時間あたりに流れる水の体積(L/分)のことで、水圧は水の圧力(kPa)のことを指すとされています。
この違いを知っておくと、どこを調整すればいいのか分かりやすくなるかもしれませんね。
給湯器の水量調整に関わる3つの要素
給湯器の水量調整には、主に3つの要素が関わっているんですね。
- 給水配管上の止水栓・減圧弁・流量調整栓による水量や水圧の調整
- 給湯器本体やリモコンの湯量設定(湯はり量・号数のスペック)
- シャワーヘッドや水栓側の機能(節水タイプ、流量調整付きヘッドなど)
これらが組み合わさって、私たちの家に届くお湯の量が決まっているわけですね。
調整できる場所を整理してみましょう
お家の中で水量調整ができる場所は、いくつかあるんです。
浴室のシャワー混合栓の止水栓や流量調整栓は、シャワーの水量を調整する基本的な場所ですよね。
洗面台やキッチンには、キャビネットの中に止水栓があることが多いとされています。
また、給湯器のリモコンで湯はり量や湯量設定を変更することもできますし、給水配管上に元栓や減圧弁、流量調整弁が設置されているケースもあるんですね。
基本の水量調整方法を見てみましょう

止水栓で水量を調整する方法
止水栓での調整は、水量調整の基本中の基本なんです。
水量を増やしたい場合
水量を増やしたいときは、シャワーや蛇口を出しながら、止水栓を反時計回り(開く方向)に少しずつ回すことで調整できるとされています。
2ハンドル混合栓などでは、水側と湯側それぞれの止水栓を同じくらい開くことがポイントなんですね。
一気に開けてしまうと調整しづらいので、少しずつ回しながら勢いを確認するのが良いでしょう。
水量を減らしたい場合
逆に水量を減らしたい場合は、止水栓を時計回り(閉める方向)に少しずつ回すんです。
TOTOなどの施工説明書では、流量が15L/分程度を目安に、水側と湯側をそれぞれ調整する方法が紹介されているそうですよ。
調整するときの注意点
止水栓を調整するときは、一気に閉めずに、少し回しては勢いを確認することが大切なんです。
特に気をつけたいのが、完全に給水側を閉めてしまうと、一時的に給湯器内の高温水が流れ出る危険があるとされている点ですね。
安全のためにも、慎重に調整していきましょう。
給湯器リモコンで湯はり量を調整する方法
最近のフルオートやオートタイプの給湯器は、リモコンで細かく湯量を設定できるようになっているんですね。
浴槽への湯はり量をリモコン操作で、約160〜200L程度の範囲で調整できるタイプが主流とされています。
リンナイのリモコンでの調整例
例えばリンナイの場合、「自動」ボタンを押すと現在の設定水位(湯量)が表示されるんです。
その表示中(約10秒間)に、「ふろ設定温度の△/▽ボタン」で湯量や水位を上下に調整できるとされています。
表示が温度に戻ると設定が確定するので、湯はり運転が終わるまで水位(湯量)は変更できなくなるんですね。
一般的な浴槽の湯量目安
一般的な浴槽の湯はり量は、約160〜200Lが目安とされているんです。
この範囲を基準にして、ご家族の好みに合わせて増減すると良いかもしれませんね。
節水シャワーヘッドや流量調整弁を活用する
最近では、節水タイプのシャワーヘッドや、水圧調整付きのシャワーヘッドが広く使われるようになっているんですね。
シャワーホースと水栓の間に挟む流量調整弁も、手軽な水量調整手段として人気があるそうですよ。
これらのアイテムを使えば、工具なしで簡単に水量を調整できるのが嬉しいところですね。
具体的なトラブル別の対処法
①給湯器交換後に水量が変わってしまった場合
給湯器を交換した後に「お湯の勢いが前と違う」って感じること、よくあるんですよね。
実は、インターネット上でも「給湯器交換後に水圧が変わった」という相談が増えているとされています。
まずは止水栓や元栓が全開になっているか確認してみましょう。
工事の際に止水栓を閉めて、作業後に完全には開けていなかったというケースも少なくないんです。
給湯器につながる止水栓や、浴室・洗面の止水栓を反時計回りに全開にしてみてくださいね。
②「お湯だけ弱い」という場合の原因
水の勢いは普通なのに、お湯だけ弱いって困りますよね。
この場合、フィルターやストレーナーの詰まりが原因かもしれません。
給湯器のフィルター、シャワーヘッドや水栓のストレーナーにゴミが詰まっていると、流量が低下してしまうとされているんです。
定期的に清掃することで、水量が回復することも多いんですよ。
③同時使用すると水量が足りない場合
シャワーを使っている時にキッチンでお湯を出すと、急に水量が減ったり温度が変わったりすること、経験ありませんか?
これは、給湯器の号数(給湯能力)が使用状況に対して小さい可能性があるんです。
号数が小さい給湯器に交換した場合、同時使用時に水量や水圧が不足しやすくなるとされています。
この場合は、給湯器自体の能力の問題なので、使用するタイミングをずらすか、将来的に能力の高い給湯器への交換を検討する必要があるかもしれませんね。
④水圧が高すぎる場合の対策
逆に、水の勢いが強すぎるという悩みもありますよね。
水圧の高い地域では、新築やリフォーム時に減圧弁を設置して水圧を落とす工事が一般的になっているとされています。
もしかしたら、減圧弁の調整が適切でないのかもしれません。
減圧弁の設定調整は専門的な知識が必要なので、水道業者さんや設備業者さんに相談するのが安心ですよ。
⑤工事ミスが疑われる場合
上記のチェックをしても改善しない場合、配管径のミスや減圧弁設定の問題など、工事に関わるミスがあるかもしれません。
給湯器の交換工事を行った業者さんに連絡して、再度点検してもらうことをおすすめします。
保証期間内であれば、無償で対応してもらえることも多いですからね。
水量調整するときの安全上の注意
やけどに注意しましょう
給湯器の水量調整をする際は、やけどに十分注意してくださいね。
特に止水栓を調整する際は、お湯を出しながら作業することになりますから、熱いお湯に触れないように気をつけましょう。
また、給湯器の設定温度が高い場合は、一時的に温度を下げてから作業すると安全ですよ。
水漏れのチェックも忘れずに
止水栓を調整した後は、必ず水漏れがないかチェックしてくださいね。
しばらく水を流した状態で、止水栓の周辺が濡れていないか確認しましょう。
もし水漏れが見られたら、すぐに止水栓を元の位置に戻して、専門業者さんに相談することをおすすめします。
給湯器の水量は自分で調整できます
給湯器の水量調整は、止水栓やリモコン、シャワーヘッドなどで私たち自身でも調整できることが多いんですね。
まずは止水栓の開き具合を確認して、少しずつ調整してみることから始めてみましょう。
リモコンでの湯はり量調整も、一度やってみると意外と簡単だと感じるかもしれません。
ただし、フィルターの詰まりや給湯器の能力不足、工事に関わる問題などが原因の場合は、専門業者さんへの相談が必要になってきますね。
安全に気をつけながら、まずはできることから試してみて、難しければプロに頼るという姿勢が大切だと思いますよ。
快適なお湯の量で毎日を過ごしましょう
シャワーやお風呂のお湯の量が自分好みに調整できると、毎日の生活がもっと快適になりますよね。
この記事でご紹介した方法を参考に、まずは止水栓やリモコンでの調整を試してみてください。
ちょっとした調整で、お湯の勢いが理想的になることも多いんです。
もし自分で調整するのが不安な場合や、調整しても改善しない場合は、無理せず専門業者さんに相談してくださいね。
きっと、あなたのお家に合った最適な水量が見つかりますよ。