
朝、お風呂に入ろうと思ったらお湯が出ない…そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リモコンを見ると「111」という見慣れない数字が表示されていて、どうしたらいいのか不安になりますよね。
実はこのエラーコード111、CHOFU(長府製作所)の給湯器ではよく見られるトラブルのサインなんです。
この記事では、エラーコード111が出る原因や意味、そしてご自宅でできる対処法まで、わかりやすくご案内していきますね。
難しい専門用語はなるべく使わずに、一緒に解決策を見つけていきましょう。
エラーコード111は「点火不良」のサイン

CHOFU給湯器のエラーコード111は、給湯器が正常に点火できない状態を表しています。
具体的には、給湯運転を始めようとしたときに、規定時間内に燃焼が確認できず、安全のために自動停止した状態なんですね。
つまり、「火をつけようとしたけれど、うまく着火できませんでした」という給湯器からのお知らせなんです。
このエラーが出ると、お湯が出なくなってしまうので、日常生活に大きな影響が出てしまいますよね。
ちなみに、このエラーコード111(または11と表示される場合もあります)は、長府製作所だけでなく、ノーリツやリンナイなど他のメーカーでも「点火不良」を意味するコードとして使われているとされています。
1995年以降、業界共通のエラーコードとして統一されているんですね。
なぜエラーコード111が表示されるの?

エラーコード111が表示される原因はいくつか考えられます。
ここでは、特にCHOFU給湯器で多く見られる原因について、詳しく見ていきましょう。
燃料の供給に問題がある場合
給湯器が点火するためには、当然ながら燃料が必要ですよね。
ガス給湯器の場合は、ガス栓が閉まっていたり、ガスメーターが何らかの理由で遮断されていたりすることがあるんです。
地震の後や、一時的にガス圧が低下したときなどに、安全装置が働いてガスメーターが自動的に遮断されることもあるんですね。
また、もしかしたらガス料金の未払いで供給が止まっている可能性もあるかもしれません。
一度、ご自宅のガスコンロが点くかどうか確認してみてください。
コンロも点かない場合は、給湯器の問題ではなく、ガス供給そのものに問題があると考えられますね。
石油(灯油)給湯器の場合は、オイルタンクの灯油が切れていないか確認が必要です。
意外と見落としがちなのですが、タンク内に水が混入していたり、送油管内に空気が入り込んでしまったりすることでも点火不良が起こることがあるんですよ。
悪天候や自然環境による影響
これって意外に思われるかもしれませんが、天候が原因でエラー111が出ることも珍しくないんです。
特に最近は異常気象が多いですよね。
強風や豪雨の日には、排気口から雨水が入り込んでしまったり、風圧の影響で燃焼が安定しなかったりして、点火不良を起こすことがあるとされています。
また、冬の寒い時期には配管が凍結してしまい、燃料や給水がうまく流れずに点火できなくなることもあるんですね。
寒波が来ているときなどは、特に注意が必要かもしれません。
大雨や強風、多湿な環境は、CHOFU給湯器のエラー111の代表的な原因として挙げられているんです。
給排気口が塞がれている
給湯器は、燃焼のために外から空気を取り込み、燃焼後のガスを外に排出する必要があります。
この給気口や排気口が何かで塞がれてしまうと、正常に燃焼できなくなってしまうんですね。
例えば、こんなものが原因になることがあります。
- 落ち葉やゴミ
- 雪の吹き込み
- 蜘蛛の巣
- 給湯器の周りに置いた物
特に屋外に設置されている給湯器の場合、知らないうちに排気口まわりに物を置いてしまっていることもあるんですよね。
酸素不足や排気不良になると、安全装置が働いて点火できなくなってしまうわけです。
部品の故障や劣化
給湯器も長年使っていると、どうしても内部の部品が劣化してきますよね。
点火に関わる部品としては、以下のようなものがあります。
- イグナイター(点火装置)
- 電極
- 燃焼制御基板
- 油バーナー部品
これらの部品が故障していると、火花が飛ばなかったり、火が安定しなかったりして点火不良になってしまうんです。
給湯器の使用年数が10年前後を超えている場合、エラー111が頻繁に出るようになったら、それは機器の寿命が近づいているサインかもしれませんね。
内部システムのトラブル
CHOFU給湯器では、エラーコード110、111、112、E1といった複数のコードが、内部基板などのシステムトラブルの可能性を示すこともあるとされています。
電子制御系統に何らかの不具合が生じている場合、専門的な診断が必要になってくるんですね。
エラー111が出たときの症状

実際にエラー111が表示されたとき、どんな症状が起こるのか確認しておきましょう。
リモコンの表示
まず、リモコン画面に「111」または「11」という数字が表示されます。
メーカーやモデルによっては、この数字が点滅することもあるんですね。
同時に、給湯器本体から警告音が鳴ることもあるかもしれません。
お湯が出ない
エラーが出ると、給湯器は安全のために自動停止してしまいます。
そのため、蛇口をひねっても水しか出てこない状態になってしまうんです。
追いだき機能も使えなくなりますので、お風呂に入るのも困ってしまいますよね。
異音がする
点火しようとして「カチカチ」という音がするのに火がつかず、しばらくしてからエラー表示になるケースも多いんです。
この「カチカチ」という音は、点火装置が火花を飛ばそうとしている音なんですね。
でも何らかの理由で着火できないため、最終的にエラーとして表示されるわけです。
自分でできる対処法を試してみましょう
エラー111が出たとき、まずは慌てずに、ご自身でできる基本的なチェックを試してみましょう。
ただし、無理な分解や調整は危険ですので、あくまでも安全な範囲での確認にとどめてくださいね。
他のガス機器をチェック
まず最初に、ガス給湯器をお使いの方は、ガスコンロが点くかどうか確認してみてください。
コンロも点かない場合は、給湯器自体の問題ではなく、ガス供給に問題がある可能性が高いんですね。
その場合は、次のステップに進みましょう。
ガス栓とガスメーターを確認
給湯器近くのガス栓が「開」の状態になっているか、確認してみてください。
意外と閉まっていることもあるんですよね。
次に、ガスメーターを確認します。
地震や一時的なガス圧低下の後は、安全装置が働いてメーターが遮断されている場合があります。
メーターの表示ランプが点滅していたら、ガス会社の案内に従って復帰操作を行ってみてください。
石油給湯器なら灯油を確認
石油給湯器をお使いの方は、オイルタンクの灯油残量を確認しましょう。
タンクが空になっていたら、灯油を補給した後、エア抜き操作が必要になることがあります。
取扱説明書に従って、正しい手順で行ってくださいね。
天候や気温をチェック
もし今、豪雨や強風、寒波の最中であれば、それが原因の可能性も考えられます。
この場合は、天候が回復するまで待つか、配管が自然に解凍されるのを待つのも一つの方法です。
無理に使おうとせず、様子を見るのも大切ですよね。
給排気口まわりを目視確認
給湯器本体の周りに目を向けてみましょう。
排気口や給気口まわりに、こんなものはありませんか?
- 置いてある物
- 落ち葉やゴミ
- 雪の吹き込み
- 蜘蛛の巣
もし何か塞いでいるものがあれば、安全に取り除ける範囲で取り除いてみてください。
ただし、本体内部には触れないように注意が必要ですよ。
リセット操作を試す
上記のチェックを済ませたら、給湯器のリセット操作を試してみましょう。
CHOFU給湯器の場合、台所リモコンの運転スイッチを「OFF→ON」に切り替えることで、エラーを解除できることがあります。
また、給湯器本体のコンセントを一度抜いて、数分待ってから再度差し込むというリセット方法もあるんですね。
これで一時的にエラーが解消されて、正常に動き始めることもあるんです。
実際にあったエラー111のケース
ここでは、実際にどんな状況でエラー111が出やすいのか、具体的なケースを見ていきましょう。
ケース1:台風の後にエラーが出た
ある方は、台風が通過した翌朝、お湯を使おうとしたらエラー111が表示されたそうです。
給湯器を確認すると、排気口まわりに大量の落ち葉や小枝が吹き込まれていたんですね。
それらを丁寧に取り除き、リセット操作をしたところ、無事に復旧したとのことでした。
悪天候の後は、給湯器周りの確認も大切ということがわかりますね。
ケース2:灯油切れに気づかなかった
石油給湯器を使っているご家庭で、冬の寒い時期にエラー111が頻発したケースです。
オイルタンクを確認すると、灯油がほとんど残っていない状態だったんですね。
灯油を補給してエア抜きをしたところ、問題なく使えるようになったそうです。
寒い時期は灯油の消費も早いので、こまめな残量チェックが大切ですね。
ケース3:10年以上使った給湯器で頻発
設置から12年ほど経った給湯器で、エラー111が月に何度も出るようになったというケースもあります。
リセットすれば一時的には使えるものの、すぐにまた同じエラーが出てしまう状態でした。
専門業者に点検してもらったところ、点火装置の劣化が原因とわかり、結局は給湯器の交換を決断されたそうです。
10年を超えた給湯器でエラーが頻発する場合は、修理よりも交換を検討した方が長期的にはお得なこともあるんですね。
専門業者に相談すべきタイミング
ご自身でできる対処法を試しても改善しない場合や、以下のような状況では、無理をせず専門業者に相談しましょう。
- リセットしても何度もエラー111が出る
- 給湯器から異臭がする
- 異常な音がする
- 給湯器の使用年数が10年以上
- 本体から水漏れしている
- 安全に確認できる範囲を超えた作業が必要
給湯器は火やガスを扱う機器ですから、安全が第一ですよね。
わからないことや不安なことがあれば、遠慮せずに専門家に相談するのが一番です。
長府製作所の公式サポートや、地域の給湯器専門業者に連絡してみてください。
多くの業者が、電話での相談や出張見積もりを無料で行っているので、気軽に問い合わせてみるといいかもしれませんね。
まとめ:エラー111は点火不良のサイン
CHOFU給湯器のエラーコード111は、点火不良を示すサインなんですね。
主な原因としては、次のようなものが考えられます。
- 燃料切れやガス供給のトラブル
- 悪天候や配管凍結などの環境要因
- 給排気口の詰まり
- 点火装置など内部部品の故障・劣化
- 制御基板などのシステムトラブル
まずは、安全な範囲でできる基本的なチェック(ガス栓・燃料残量・給排気口の確認など)を試してみてください。
それでも改善しない場合や、頻繁にエラーが出る場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
特に、10年以上使っている給湯器の場合は、機器の寿命が近づいているサインかもしれませんね。
安心して快適な給湯生活を取り戻しましょう
突然お湯が使えなくなると、本当に困ってしまいますよね。
でも、エラーコード111の意味と対処法を知っていれば、慌てずに対応できるはずです。
この記事でご紹介した内容を参考に、まずはご自身でできることから試してみてください。
もし解決しなくても、それは「専門家の助けが必要なタイミング」だと考えて、遠慮なく業者さんに相談してくださいね。
きっと、すぐに快適なお湯のある生活に戻れるはずですよ。
寒い日にお風呂に入れないのは本当につらいですから、早めの対応が大切です。
あなたのご家庭の給湯器が、また元気に動き出すことを願っています。