
給湯器が故障してしまったとき、新品だと結構な費用がかかりますよね。
そんなとき「中古の給湯器なら安く済むかも」と考える方も多いんじゃないでしょうか。
実際、中古給湯器は新品の5分の1以下の価格で手に入ることもあり、平均すると約13,000円程度とされています。
でも同時に「中古って本当に大丈夫なの?」「取り付けってちゃんとできるのかな?」という不安も出てきますよね。
この記事では、中古給湯器の取り付けを検討している方に向けて、知っておくべき注意点や確認事項、業者選びのポイントを詳しくご紹介していきます。
費用を抑えながらも安全に給湯器を交換するために、一緒に見ていきましょう。
中古給湯器の取り付けは可能だけど確認が必須です

結論から言うと、中古給湯器の取り付けは可能です。
ただし、新品と違って「買ってきてそのまま付ければOK」というわけにはいかないんですね。
中古給湯器を取り付ける場合、いくつかの重要な確認事項をクリアする必要があります。
特に大切なのが「型番の適合」「設置タイプの一致」「配管の互換性」といった点です。
これらが合わないと、せっかく安く買った中古給湯器が使えない、なんてことにもなりかねません。
また、中古品は保証がつかないことが多いため、取り付け後のトラブルも想定しておく必要がありますよね。
でも逆に言えば、きちんと確認して適合するものを選べば、費用を大幅に抑えられるというメリットもあるんです。
なぜ中古給湯器の取り付けには注意が必要なのか

すでに使用歴があるため性能面でのリスクがある
中古給湯器は、その名の通りすでに誰かが使っていた給湯器を再販・再利用するものなんですね。
つまり、内部の部品がある程度消耗していたり、見えない部分に劣化があったりするかもしれません。
新品なら当然メーカー保証がついていますが、中古品の場合は保証がつかないことがほとんどです。
もしかしたら、取り付けてすぐに故障してしまう可能性もゼロではないんですよね。
ですから、中古給湯器を選ぶ際は「安い」というメリットと「故障リスク」というデメリットを天秤にかけて判断する必要があるんです。
型番や号数が合わないと取り付けできない
給湯器って、実はとても細かく種類が分かれているんですね。
同じメーカーでも型番が違えば、配管の位置や形状が異なることがあります。
また、「16号」「24号」といった号数の違いも重要なポイントです。
号数は、1分間に何リットルのお湯を出せるかを示す数字で、家族の人数や使い方によって必要な号数が変わってきます。
現在使っている給湯器と違う号数のものを取り付けると、お湯の量が足りなくなったり、逆に無駄にエネルギーを消費してしまうこともあるんです。
ですから、まずは今使っている給湯器の型番と号数をしっかり確認することが大切なんですよね。
設置タイプや配管の違いで工事が複雑になることも
給湯器には、いくつかの設置タイプがあります。
- 地面に置く「据置タイプ」
- 壁に掛ける「壁掛けタイプ」
- マンションなどで使う「PSタイプ」
これらが異なると、そのままでは取り付けできないことがあるんです。
また、配管の形状や本数も重要なチェックポイントです。
見た目が似ていても、配管の接続部分が合わなければ交換工事ができませんし、無理に取り付けようとするとガス漏れや水漏れのリスクもあります。
こういった違いがあるため、中古給湯器を選ぶ際は専門的な知識が必要になってくるんですね。
リモコンの互換性も見落としがち
意外と見落としやすいのが、リモコンの適合確認なんです。
給湯器本体だけでなく、お風呂場やキッチンに設置されている室内リモコンも、型番が合わないと機能しないことがあります。
「給湯器本体は安く買えたけど、リモコンも別に買わなきゃいけなかった」となると、結局費用がかさんでしまいますよね。
ですから、中古給湯器を購入する前に、リモコンの互換性についても確認しておくことが大切なんです。
中古給湯器取り付けの具体例と注意点

具体例①:同一型番の中古給湯器に交換したケース
最も安全なのは、今使っているものと全く同じ型番の中古給湯器を見つけることです。
例えば、リンナイのRUF-A2405SAW(B)という型番の給湯器を使っている方が、同じ型番の中古品を見つけて交換したケースがあります。
同一型番なら、配管の位置、リモコンの適合、設置タイプなど、すべてがピッタリ合うので工事がスムーズなんですね。
実際の施工事例では、既存機器の取り外しから新機種の取り付け、動作確認まで約2時間で完了したというケースもあります。
ただし、同一型番の中古品を見つけるのは簡単ではないかもしれません。
特に古い型番だと、市場に出回っていないこともありますよね。
具体例②:号数は同じだけど設置タイプが違って苦労したケース
次に、「号数は同じ24号だから大丈夫だろう」と思って購入したら、設置タイプが壁掛けと据置で違っていたというケースです。
この場合、給湯器本体は使えても、設置するための架台や配管の追加工事が必要になってしまいました。
結果として、中古本体は安く買えたものの、工事費用が予想以上にかかってしまったんですね。
こういったケースを避けるためには、購入前に設置タイプをしっかり確認することが大切です。
もし自分で判断するのが難しければ、写真を撮って業者さんに相談するのも良い方法ですよね。
具体例③:ネット購入して業者に工事だけ依頼したケース
最近では、中古本体をネットで安く購入して、工事だけを専門業者に依頼するという方も増えています。
例えば、オークションサイトやフリマアプリで中古給湯器を見つけて購入し、地元のガス設備業者に取り付けを依頼するパターンです。
この方法なら、業者の利益が乗った本体価格を払わずに済むので、トータルの費用を抑えられる可能性があります。
ただし、業者さんによっては「持ち込みの機器は取り付けできません」というところもあるんですよね。
また、取り付け後に不具合が出た場合、「本体の問題なのか、工事の問題なのか」が曖昧になってしまうリスクもあります。
ですから、事前に「中古品の持ち込み工事に対応してくれるか」「保証はどうなるのか」をしっかり確認しておくことが重要なんです。
中古給湯器を取り付ける前に確認すべきチェックリスト
現在の給湯器の情報を正確に把握する
まずは、今使っている給湯器の情報を集めましょう。
- メーカー名(リンナイ、ノーリツ、パロマなど)
- 型番(給湯器本体に貼ってあるシールで確認できます)
- 号数(16号、20号、24号など)
- 設置タイプ(壁掛け、据置、PSなど)
- 機能(追い焚き、オート、フルオートなど)
これらの情報が分かれば、どんな中古給湯器を探せば良いかが明確になりますよね。
中古品の状態と使用年数を確認する
中古給湯器を購入する際は、どのくらい使われていたのかも重要なポイントです。
一般的に給湯器の寿命は10年程度と言われています。
5年使われた中古品なら、あと5年くらいは使えるかもしれませんが、すでに8年使われていたものだと、すぐに故障するリスクが高いかもしれませんね。
また、見た目がきれいでも、内部が劣化していることもあります。
可能であれば、動作確認済みのものを選ぶと安心ですよね。
取り付けを依頼する業者を慎重に選ぶ
中古給湯器の取り付けは、業者選びが特に重要なんです。
新品と違ってリスクが高いため、中古品の施工実績がある業者さんを選ぶのがおすすめです。
また、以下のような点もチェックしておきましょう。
- ガス機器設置のための資格を持っているか
- 口コミや評判はどうか
- 工事後の保証はあるか
- 見積もりは明確か
安さだけで選んでしまうと、あとでトラブルになる可能性もありますから、信頼できる業者さんを見つけることが大切なんですね。
まとめ:中古給湯器の取り付けは確認を徹底すれば選択肢になる
中古給湯器の取り付けは、費用を抑えられるという大きなメリットがあります。
新品の5分の1以下の価格で手に入ることもあり、平均約13,000円程度とされていますから、予算が限られている方には魅力的な選択肢ですよね。
ただし、保証がない、故障リスクが高い、適合確認が必要といった注意点もあるんです。
特に以下の点は必ずチェックしましょう。
- 型番が同じか、最低でも号数・設置タイプが一致しているか
- 配管の形状や本数が合っているか
- リモコンの適合性はどうか
- 中古品の使用年数や状態はどうか
- 信頼できる業者に依頼できるか
これらをしっかり確認したうえで選べば、中古給湯器でも安全に、そして経済的に交換できる可能性があります。
2026年時点では、中古本体を安く入手して専門業者に工事を依頼するという流れが一般的になっているようです。
近年は、排気部材や側方排気カバーの交換も含めた安全性の確保が重視されていますから、安全面を最優先に考えてくださいね。
中古給湯器の取り付けは、きちんと準備すれば十分に選択肢になるんです。
安心して一歩踏み出してみませんか
給湯器の交換って、急に必要になることも多いですし、予算のことも気になりますよね。
中古給湯器という選択肢を知ることで、費用面での不安が少し軽くなったのではないでしょうか。
もちろん、新品を選ぶという選択肢も間違いではありません。
大切なのは、あなたの状況に合った選択をすることなんです。
もし中古給湯器を検討するなら、この記事でご紹介したチェックポイントを参考にしながら、信頼できる業者さんに相談してみることから始めてみてください。
きっと、あなたに合った良い解決策が見つかるはずです。
焦らず、でもしっかりと確認しながら、安心できる給湯器選びをしてくださいね。