
冬になると、給湯器の電源ってどうするのが正解なのか気になりますよね。
「つけっぱなしにしておくと電気代がかかりそう」「でも凍結が心配…」そんなふうに悩んでいる方、きっと多いんじゃないでしょうか。
実はこの問題、最近では電気代の高騰もあって、多くの方が同じように悩んでいるんですね。
この記事では、冬場の給湯器の電源管理について、メーカーや専門業者の推奨を踏まえながら、実際の電気代やリスクまで詳しくご紹介していきますね。
読み終わる頃には、「なるほど、こうすればいいんだ」と安心して冬を迎えられるようになっているはずです。
冬は給湯器の電源つけっぱなしが基本です

結論から言うと、冬場は給湯器の電源をつけっぱなしにしておくのが正解なんですね。
正確に言えば、コンセントは抜かないでおくというのが、メーカーやガス会社が推奨している使い方なんです。
「え、でも電気代がもったいないんじゃ…」って思われるかもしれませんね。
その気持ち、本当によくわかります。
でも、冬場にコンセントを抜いてしまうと、もっと大きなリスクがあるんですよ。
それは「凍結」という、給湯器にとって最も怖いトラブルなんですね。
なぜ冬は電源をつけっぱなしにするべきなの?

現代の給湯器には凍結防止機能が備わっています
最近の給湯器には、ほとんどの機種に「凍結防止機能」というものが標準で搭載されているんですね。
これは、外気温が3℃から5℃くらいまで下がると、自動的にヒーターやポンプが作動して、給湯器内部や配管の水が凍らないようにしてくれる仕組みなんです。
とても便利な機能なんですが、この機能が働くためには「電源が入っていること」が絶対条件なんですよね。
コンセントを抜いてしまうと、せっかくの凍結防止機能が全く働かなくなってしまうんです。
凍結すると高額な修理費用がかかることも
もし給湯器が凍結してしまうと、どうなるのでしょうか。
まず、お湯が出なくなってしまいます。
これだけでも冬場は本当に困りますよね。
でも、問題はそれだけじゃないんです。
水は凍ると体積が膨張するという性質があって、配管や給湯器内部で凍った水が膨張すると、配管が破裂したり、給湯器本体が壊れたりすることがあるんですね。
そうなると、修理や交換に十数万円から数十万円という高額な費用がかかってしまう可能性もあるんです。
水漏れが起きて床や壁が濡れてしまったら、その修繕費用も別にかかってしまいますよね。
電気代は実はそれほど高くありません
「凍結が怖いのはわかったけど、やっぱり電気代が気になる…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、給湯器の待機電力って、思っているほど高くないんですよ。
一般的な給湯器の待機電力は7W前後とされているんですね。
これを1か月間つけっぱなしにした場合の電気代を計算してみると、どうなるでしょうか。
- 7W × 24時間 × 30日 = 約5,040Wh(約5kWh)
- 電気料金を1kWhあたり30円として計算すると
- 5kWh × 30円 = 約150円
つまり、1か月つけっぱなしでも、電気代は100円から200円程度なんですね。
コーヒー一杯分くらいの金額で、十数万円のリスクを防げると考えたら、安心料としては十分じゃないでしょうか。
ガス代は待機状態ではかかりません
もう一つ安心していただきたいのが、ガス代のことなんです。
給湯器は「お湯を出したときだけガスを燃やす」という仕組みになっているので、リモコンの電源が入っているだけの待機状態では、ガス代はほとんどかからないんですよ。
つまり、電源をつけっぱなしにしていても、実際にお湯を使わなければガス代は増えないということなんですね。
これって意外と知らない方が多いので、覚えておくと安心できますよね。
具体的にはこんな使い方がおすすめです

日常使いではリモコンOFF、コンセントはそのまま
「節約もしたいけど、凍結も防ぎたい」という方におすすめの方法があるんです。
それは、リモコンの電源はOFFにするけれど、コンセントは抜かないという使い方なんですね。
実は、多くの機種では、リモコンをOFFにしても凍結防止機能はちゃんと働いてくれるんです。
リモコンOFFの状態だと、自動湯張りなどの機能は使えなくなりますが、本体に電気は来ているので、気温が下がったときには自動的に凍結防止が作動してくれるんですよ。
これなら、ちょっとした節約にもなりつつ、安全も確保できるので、バランスが良い方法だと言えますね。
数日の旅行ならコンセントは抜かずに出かける
冬に数日間家を空けるとき、どうすればいいか迷いますよね。
結論としては、数日から1週間程度の不在で、気温が0℃を下回る可能性がある地域では、コンセントは抜かずに出かけるのが安全なんです。
リモコンの電源はOFFにしておけば、誤操作で勝手にお湯が沸くこともありませんし、凍結防止機能はしっかり働いてくれます。
留守中に気温が急に下がっても、自動で守ってくれるので安心できますよね。
長期不在のときはメーカーの手順に従いましょう
もし数週間から数か月といった長期間家を空ける場合は、少し対応が変わってくるんですね。
この場合は、お使いの給湯器の取扱説明書に書かれている「長期不在時の手順」をしっかり確認することが大切です。
一般的には、水抜きをしてから電源をOFFにする、という手順になることが多いようです。
ただし、寒冷地で冬に長期不在にする場合は、専門的な処置が必要になることもあるので、心配な方は工務店やガス会社に相談してみるのも良いかもしれませんね。
寒冷地では特に注意が必要です
北海道や東北、山間部など、氷点下が当たり前の地域にお住まいの方は、特に注意が必要なんですね。
こうした地域では、凍結防止機能があっても、極端に気温が下がる場合は追加の対策が必要になることもあるんです。
たとえば、配管に保温材を巻く、給湯器周りの風よけを設置する、といった物理的な対策も併用すると、より安心できますよね。
地域の気候に詳しい地元の業者さんに相談してみるのも、良い方法だと思います。
春になったらコンセントを抜いてもOKな地域も
逆に、凍結の心配がない温暖な地域や、春から秋にかけての季節であれば、節約のためにコンセントを抜くという選択肢もあるんですよ。
目安としては、夜間の最低気温が5℃を安定して上回るようになったら、凍結の心配はほぼなくなると言われています。
そういう時期には、長期不在のときなどにコンセントを抜いても大丈夫かもしれませんね。
ただし、地域によっては春先や秋口に急に冷え込むこともあるので、天気予報はこまめにチェックしておくと安心です。
まとめ:冬は安心を優先して電源つけっぱなしで
ここまで、冬場の給湯器の電源管理についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
大切なポイントをもう一度まとめてみますね。
- 冬場は基本的にコンセントを抜かない(電源つけっぱなし)が正解
- 凍結防止機能は電源が入っていないと働かない
- 待機電力は月100〜200円程度で、修理費用に比べれば十分安い
- 節約したい方は、リモコンOFF+コンセントはそのまま、がおすすめ
- 短期の旅行なら、コンセントを抜かずに出かける方が安全
電気代を節約したい気持ちと、凍結のリスクを天秤にかけたとき、冬場はやはり安全を優先するのが賢明な選択だと言えるんですね。
「月に150円くらいなら、安心料として払っておこう」そんなふうに考えていただけると、気持ちも楽になるんじゃないでしょうか。
もし凍結して給湯器が壊れてしまったら、寒い冬にお湯が使えないストレスだけでなく、高額な修理費用もかかってしまいます。
そう考えると、コンセントを挿したままにしておくことは、とても賢い選択なんですよね。
これからの寒い季節、給湯器の電源管理で迷ったときは、ぜひこの記事のことを思い出してくださいね。
あなたのお家の給湯器が、この冬も元気に働いてくれることを願っています。