ガス給湯器の121エラーって何?

ガス給湯器の121エラーって何?

お風呂に入ろうとしたら、お湯が出始めたのに途中で急に水になってしまった…そんな経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんね。

給湯器のリモコンを見ると「121」という数字が表示されていて、何度やり直してもお湯が出ない。

気になりますよね。

実はこの121エラー、多くの方が経験するトラブルなんですね。

この記事では、ガス給湯器の121エラーについて、原因や自分でできる対処法、そして業者さんを呼ぶべきタイミングまで、分かりやすくお伝えしていきますね。

きっと今のお困りの状況を解決するヒントが見つかると思いますよ。

121エラーは安全装置が作動している状態です

121エラーは安全装置が作動している状態です

給湯器の121エラーは、点火不良や失火によって給湯器が安全のために自動停止している状態を示しているんですね。

ノーリツやリンナイなどの主要メーカーで共通して使われているエラーコードとされています。

具体的には、お湯を使おうとして一度は点火したものの、燃焼中に炎が消えてしまった「失火」の状態なんです。

ガスが燃え続けられない状況は安全上危険の可能性があるため、給湯器が自分で判断して停止してくれているというわけですね。

つまり、121エラーは故障というよりも、むしろ私たちの安全を守るための大切な機能が働いている証拠なんですよ。

なぜ121エラーが出るのか?主な7つの原因

なぜ121エラーが出るのか?主な7つの原因

それでは、なぜこのような安全停止が起きてしまうのでしょうか。

実は原因はいくつか考えられるんですね。

一緒に詳しく見ていきましょう。

ガス供給に問題がある場合

まず一番多い原因として考えられるのが、ガス切れやガス供給の遮断なんですね。

都市ガスをお使いの方なら、地震の後にガスメーターが自動的に遮断されていたり、もしかしたら料金の未払いで供給が止まっているかもしれません。

プロパンガスの場合は、ボンベの残量が不足していたり、ガス栓が閉まっていることもあるんですよ。

ガスが供給されなければ、当然点火できませんよね。

天候の影響を受けている

台風や大雨、強風の日に121エラーが出やすいという報告が多いんですね。

強い風や雨の影響で排気がうまくいかなくなると、燃焼が不安定になって炎が消えてしまうことがあるんです。

特に大雨の時は排気口まわりに水が溜まったり、詰まったりすることもあるとされていますよ。

修理業者さんのコラムでも、台風や大雨の時期には121エラーの問い合わせが急増するそうです。

冬場の凍結トラブル

寒波が来る冬の朝などに121エラーが出る場合、給湯器や配管の凍結が原因かもしれませんね。

水が凍ってしまうと流れなくなるため、点火しても正常な燃焼状態になれないんです。

気温が上がって自然に解氷すると、復旧することもあるとされています。

厳しい冷え込みの朝に起きやすいトラブルですね。

給排気口が塞がれている

意外と見落としがちなのが、給湯器の吸排気口が異物で塞がれているケースなんですよ。

枯れ葉や蜘蛛の巣、ほこり、積雪などが給排気口を塞いでしまうと、燃焼不良を起こしてしまいます。

また、給湯器の前に物を置いてしまって、知らず知らずのうちに塞いでしまっているケースもあるそうです。

気をつけたいポイントですね。

バーナーの汚れや部品の劣化

長く使っている給湯器の場合、バーナーにススやゴミが付着して、炎が安定しなくなることもあるんですね。

また、点火プラグやガス電磁弁、制御基板などの部品が劣化している可能性もあります。

こうした燃焼系のトラブルは、専門的な修理が必要になることが多いですね。

安全装置や検知系の故障

ノーリツの公式サイトでも明記されているのですが、炎検知の不具合や安全装置の不具合の可能性もあるとされています。

このような場合は、機器自体の不具合なので修理が必須になるんですね。

給湯器本体の経年劣化

10年以上使用している給湯器では、内部部品の劣化によって121エラーが頻発する事例が多いとされています。

部品の供給が終了している古い機種の場合、修理ができずに本体ごと交換になることもあるそうですよ。

給湯器の寿命は一般的に10年から15年程度と言われていますので、そろそろ交換の時期かもしれませんね。

まず自分でできる確認と応急対処

まず自分でできる確認と応急対処

121エラーが出たとき、すぐに業者さんを呼ぶ前に、自分でチェックできることもあるんですよ。

ただし、ガス機器は専門的な知識が必要な機器ですから、無理は禁物です。

できる範囲で試してみましょうね。

他のガス機器が使えるか確認してみる

まずは、ガスコンロなど他のガス機器が正常に使えるかチェックしてみてください。

もし他の機器も使えない場合は、ガスメーターの赤いランプが点滅していないか、プロパンガスならボンベの残量、ガス栓がきちんと開いているかを確認してみましょう。

給湯器のリセットを試してみる

次に試したいのが、給湯器のリセットですね。

手順は簡単ですよ。

  1. すべてのガス機器を止める
  2. 給湯器リモコンの電源をOFFにする
  3. 数十秒待ってから再びONにする
  4. もう一度お湯を出してみて、エラーが消えたか確認する

一時的なエラーなら、これで解消することもあるんですよ。

ガスメーターの復帰操作をしてみる

地震の後や何らかの理由でガスメーター(マイコンメーター)が遮断している場合は、復帰操作が必要ですね。

ガス会社の指示に従って復帰ボタンを押し、数分待つなどの手順を踏んでみましょう

地震後や一時的なガス遮断で有効な方法とされています。

給排気口まわりをチェックする

給湯器の周りを見てみましょう。

排気口の前に物が置かれていませんか?

枯れ葉やビニール袋、ほこりなど、目に見える範囲のゴミがあれば取り除いてみてくださいね。

ただし、給湯器本体を分解したり、無理に中を掃除したりするのは絶対にやめましょう。

天候や気温を考慮して待ってみる

台風や大雨の最中や直後なら、まず天候の回復を待ってみるのも一つの方法ですよ。

半日ほど置いてから再度リセットしてみてください。

また、厳しい冷え込みの朝なら、日中に気温が上がってから試してみると、凍結が自然に解消されていることもあるんですね。

こんな時は迷わず専門業者へ連絡を

自分でできる対処を試してもエラーが消えない場合や、以下のような状況の時は、すぐに専門業者さんやメーカーに連絡したほうが安心ですよ。

何度リセットしても121エラーが繰り返される

一時的に復旧してもすぐにまた121エラーが出る場合は、内部に問題がある可能性が高いですね。

無理に使い続けるのは危険ですから、プロに見てもらいましょう。

異臭やガス臭がする

ガスの臭いがしたり、焦げ臭いなどの異臭がする場合は、すぐに使用を中止してガス会社や消防署に連絡してくださいね。

これは緊急事態ですよ。

給湯器から異音がする

普段と違う音がする、変な音がするという場合も、内部の部品に異常がある可能性があります。

そのまま使い続けると大きな故障につながることもあるので、早めに相談しましょう。

給湯器が10年以上使用している

10年以上使っている給湯器で121エラーが頻発するなら、経年劣化による部品の故障かもしれませんね。

修理するより交換したほうがコストパフォーマンスが良い場合もあるとされています。

一度、専門業者さんに見積もりをお願いしてみるといいかもしれません。

冬場に何度も凍結する

凍結防止対策が不十分な場合、何度も凍結を繰り返してしまうことがありますよね。

凍結予防ヒーターの設置や配管の保温など、根本的な対策が必要になるかもしれません。

修理か交換か、どう判断すればいい?

121エラーで業者さんを呼んだとき、修理するか本体ごと交換するか迷うこともあるかもしれませんね。

判断のポイントをいくつかご紹介しますよ。

使用年数が判断の大きな目安

給湯器の設計上の標準使用期間は10年とされています。

7年未満なら修理、10年以上なら交換を検討するのが一般的な目安と言われていますね。

ちょうど中間の7〜10年の間は、修理費用と本体価格を比較して判断するといいでしょう。

部品供給の状況も重要

古い機種の場合、メーカーでの部品供給が終了していることもあるんですね。

その場合は修理したくてもできないので、交換するしかありません。

修理費用が高額な場合

修理費用が新品の給湯器の半額以上かかるようなら、交換を検討したほうがいいかもしれませんね。

新しい給湯器のほうが省エネ性能も高く、長期的に見ればお得になることも多いんですよ。

121エラーについて知っておくべきこと

ガス給湯器の121エラーは、点火不良や失火によって安全装置が作動している状態なんですね。

原因としては、ガス供給の問題、天候の影響、凍結、給排気口の詰まり、バーナーや部品の劣化、安全装置の故障、経年劣化など、さまざまな可能性が考えられます。

まずは自分でできる範囲で、ガスの供給確認やリセット操作、給排気口のチェックなどを試してみるといいですよ。

ただし、何度試してもエラーが消えない、異臭がする、異音がするといった場合は、すぐに専門業者さんに連絡しましょうね。

特に10年以上使っている給湯器で121エラーが頻発するなら、修理よりも交換を検討したほうがいい場合もあるとされています。

安心してお湯を使える毎日に

121エラーが出ると、お風呂にも入れなくて本当に困りますよね。

でも、この記事でお伝えした内容を参考にしていただければ、きっと解決への道筋が見えてくると思いますよ。

まずは落ち着いて、できることから試してみてくださいね。

そして、無理だなと思ったら遠慮なく専門家の力を借りましょう。

プロの方は私たちが思っている以上に、丁寧に分かりやすく説明してくれることが多いんですよ。

また、天候や気温の急変時には121エラーが起きやすいことを知っておくだけでも、いざという時に慌てずに済みますよね。

あなたとご家族の皆さんが、毎日安心してお湯を使える生活に戻れることを願っていますよ。

大丈夫、きっと解決できます。

一歩ずつ、できることから始めてみてくださいね。