
毎日使う給湯器のリモコン、「もうちょっとこっちにあったら便利なのに…」って思うこと、ありますよね。
新築やリフォームのときに標準位置で取り付けられたリモコンが、実際に暮らし始めてみると「遠くて使いづらい」「手が届かない」「濡れた床を歩かないと操作できない」なんて不便を感じている方、きっと多いんじゃないでしょうか。
でも安心してください。給湯器のリモコンは、基本的に後からでも移動できるんですね。
この記事では、リモコンの位置を変えたいと思っているあなたに向けて、移動が可能な理由や最適な設置場所、気になる費用相場、そして業者選びのポイントまで、丁寧にお伝えしていきますね。
読み終わる頃には、「私の家でも移動できそう」「こんな位置がいいかも」と、具体的なイメージが湧いてくるはずですよ。
給湯器リモコンの位置は後からでも変えられます

結論から言うと、給湯器のリモコンは後からでも移動可能なんですね。
新築で家を建てたときや、給湯器を交換したときに標準的な位置に取り付けられたリモコンでも、実際に暮らしてみて「ここじゃ使いにくい」と感じたら、位置を変えることができるんです。
リモコンは給湯器本体と「通信線」という細い配線でつながっているだけなので、この配線を新しい位置まで引き直すことで、壁の別の場所に移設できるんですね。
もちろん、家の構造や配線ルートによっては工事の難易度が変わってきますが、「もう無理」というケースは意外と少ないとされています。
ですから、「リモコンの位置が気に入らないけど、もう諦めるしかないのかな…」と思っている方も、一度専門業者に相談してみる価値は十分にありますよ。
なぜリモコンの位置変更ができるのか
リモコンの仕組みと配線について
給湯器のリモコンって、実は本体とは「弱電線」という細い通信線でつながっているだけなんですね。
電源そのものを供給する太い配線ではなく、給湯器本体に「お湯を出して」「温度を上げて」といった指令を送る、いわば"お願い係"のような役割なんです。
この通信線は、壁の中や天井裏、床下などを通って本体まで届いているんですが、配線ルートを変更すれば別の場所にも設置できるわけなんですね。
配線ルートの種類
リモコンを移設するときの配線ルートには、主に以下のような方法があります。
- 壁内配線:壁の中の空間を利用する方法で、見た目がすっきりします
- 天井裏配線:天井裏を通すルートで、比較的工事がしやすいとされています
- 床下配線:床下空間を利用する方法で、1階の場合に選ばれることが多いですね
- 露出モール配線:壁の表面にカバー付きの配線を這わせる方法で、工事は簡単ですが見た目は少し目立つかもしれません
どのルートを選ぶかは、家の構造や点検口の有無、移動距離などによって変わってきますね。
専門業者さんが現場を見て、一番適した方法を提案してくれるはずですよ。
新築時と入居後、どちらでも対応可能
理想を言えば、新築やリフォームの設計段階で「ここに付けてほしい」と指定するのが一番スムーズですよね。
でも実際には、住んでみないとわからないこともたくさんあるんです。
「標準位置で大丈夫だろう」と思っていても、実際の家事動線や家族の使い方に合わないことって、本当によくあるんですね。
だからこそ、引き渡し後や入居後でも移設できる、というのは私たちにとって本当にありがたいことなんです。
標準位置と使いやすい位置は違うことが多いんです

標準位置ってどこのこと?
多くの住宅で採用されている「標準位置」というのは、施工のしやすさやコストを考慮して決められた位置なんですね。
例えば浴室なら、「鏡がある面の浴槽と洗い場の中間あたり」に設置されることが多いとされています。
キッチンでは、シンクやコンロの近くの壁面に付けられることが一般的ですよね。
でも、この標準位置が必ずしも「使いやすい位置」とは限らないんです。
実際の生活で感じる不便さ
実際に暮らしてみると、こんな不満が出てくることがあるんですね。
- 「浴室のリモコンが遠くて、濡れた床を歩かないと届かない」
- 「キッチンで料理中に手が届かなくて、わざわざ移動しないといけない」
- 「高さが合わなくて、子どもや高齢者が操作しにくい」
- 「収納や家電と干渉して、操作しづらい」
こういった声、SNSやブログでもたくさん見かけますよね。
きっとあなたも、同じような不便を感じているんじゃないでしょうか。
「誰が」「いつ」操作するかで最適位置は変わる
リモコンの最適位置を考えるとき、一番大切なのは「誰が、どのタイミングで操作するか」なんですね。
例えば浴室リモコンの場合、こんな違いがあるんです。
- 入浴中にシャワーを浴びながら温度調整したい → シャワーの近くが便利
- 脱衣所から頻繁に操作したい → 出入口付近がベスト
- 浴槽に浸かりながら操作したい → 浴槽のそばが使いやすい
家族構成や生活パターンによって、ベストポジションは本当に変わってくるんですね。
場所別の"ゴールデンポジション"をご紹介します
キッチンリモコンの最適位置
キッチンのリモコンは、シンクとコンロの「中間」あたりがベストとされています。
調理のメインスペースから一歩も動かずに手が届く位置が理想的なんですね。
具体的なポイントとしては、こんなことを意識するといいですよ。
- 作業スペースから手を伸ばして届く範囲に
- 油はねや水はねがかかりにくい場所を選ぶ
- 冷蔵庫や食器棚の扉と干渉しない位置に
- 高さは目線よりやや下、手元が見える高さが操作しやすい
料理中って両手がふさがっていることも多いですから、できるだけ動かずに操作できることが大切なんですね。
浴室リモコンの最適位置
浴室リモコンの"黄金ポイント"は、鏡のある面の、浴槽と洗い場の中間とよく言われています。
でも、これはあくまで一般論なんですね。
先ほどもお伝えしたように、実際には「誰が、どのタイミングで操作するか」で変わってきます。
考えておきたいポイントはこちらです。
- 浴槽に浸かりながらでも、シャワーを浴びながらでも操作できる高さか
- お風呂から出た後、濡れた床を歩かずに操作できるか
- 脱衣所から声をかけられる距離か(家族とのコミュニケーション面)
- 鏡や収納棚と干渉しないか
特に小さなお子さんや高齢のご家族がいる場合は、高さや位置の調整がとても重要になってきますよね。
リビングや脱衣所に設置する場合
最近では、インターホンや防犯パネルと一緒にリビングのニッチ(壁のくぼみ)にまとめる方も増えているんですね。
この方法のメリットは、こんな感じです。
- リビングでくつろぎながらお湯はり状況を確認できる
- 設備をまとめてすっきり見せられる
- 家族みんながアクセスしやすい
ただし、キッチンや浴室から少し離れるので、操作のためにわざわざ移動する手間が出てくることもあるんですよね。
このあたりは、ライフスタイルと相談しながら決めるといいかもしれませんね。
位置変更にかかる費用と工事内容について
費用相場はどれくらい?
気になる費用ですが、一般的には約15,000円〜40,000円程度とされています。
この金額の幅は、以下のような条件で変わってくるんですね。
- 配線の距離がどれくらいあるか
- 天井裏や床下に点検口があるか
- 壁の材質(石膏ボード、タイル、パネルなど)
- 露出配線にするか、隠蔽配線にするか
例えば、天井裏に点検口があって配線を通しやすい場合は比較的安く済みますし、タイル壁に穴を開ける必要がある場合は少し高くなることがあるんです。
まずは複数の業者さんに見積もりを取って比較するのがおすすめですよ。
工事の流れを知っておきましょう
実際の工事は、だいたいこんな流れで進むとされています。
- 給湯器本体の電源を切って安全を確保
- 既存のリモコンを壁から丁寧に取り外す
- 通信線を外して、新しい配線ルートを確認
- 新しい位置に穴を開ける(直径20〜25mm程度)
- 配線を新位置まで引き回す
- リモコンを新しい位置に固定
- 古い位置の穴を補修
- 動作確認と防水チェック
作業時間は、条件にもよりますが半日から1日程度で終わることが多いようですね。
浴室の場合は防水処理がとても大切なので、この部分はしっかり確認してもらいたいところです。
配線方法によるメリット・デメリット
先ほど配線ルートの種類をご紹介しましたが、それぞれにメリット・デメリットがあるんですね。
天井裏経由の場合は、点検口があればアクセスしやすく、工事費も比較的抑えられることが多いんです。
見た目もすっきりしますし、一番よく選ばれる方法かもしれませんね。
床下経由は、1階の場合に有効ですが、床下空間の状況によっては難しいこともあります。
露出モール配線は、工事が簡単で費用も抑えられますが、壁に配線カバーが見えてしまうので、デザイン面では好みが分かれるかもしれませんね。
どの方法がベストかは、業者さんと相談しながら決めるといいですよ。
DIYではなく専門業者に依頼すべき理由
DIY動画もあるけれど…
実は、YouTubeなどを見ると、給湯器リモコンの移設をDIYで行っている動画もあるんですね。
「自分でできるなら費用も抑えられるし、やってみようかな」と思う気持ち、わかります。
でも、給湯器関連の工事は専門業者に依頼するのが基本なんです。
DIYのリスクとは
自分で作業することのリスクは、主にこんなことが挙げられます。
- 誤配線による故障:通信線の接続を間違えると、給湯器が正常に動かなくなることがあります
- 防水不良:特に浴室の場合、防水処理が不十分だと壁の内側に水が入り込んで大きなトラブルに
- メーカー保証の無効化:無資格者による工事で保証対象外になることがあります
- 安全面のリスク:電気系統の作業では漏電などの危険も
こういったリスクを考えると、やはり専門業者さんにお願いするのが安心なんですね。
「少し費用はかかるけど、安全と保証を買う」と考えれば、決して高い買い物ではないと思いますよ。
位置を決める前にチェックしておきたいこと
家族構成と使う人を考える
リモコンの位置を決めるときは、家族全員の使いやすさを考えたいですよね。
- 大人だけでなく、お子さんの身長でも届く高さか
- 高齢のご家族でも無理なく操作できる位置か
- 利き手を考慮した配置になっているか
特に身長差が大きい家族構成の場合は、「ちょうど真ん中の高さ」を見つけるのが大切かもしれませんね。
操作するタイミングを整理する
「いつ、どんなときに操作するか」を具体的にイメージしてみてください。
キッチンなら、調理中にすぐ温度を上げたいとき、食後にまとめて操作するとき、朝の忙しい時間帯など。
浴室なら、入浴前の準備、入浴中の温度調整、お風呂から出た後の確認など。
こういった具体的な生活シーンを思い浮かべると、本当に使いやすい位置が見えてくるんですね。
他の設備との干渉をチェック
意外と見落としがちなのが、他の設備との関係なんです。
- 収納扉を開けたときにリモコンとぶつからないか
- 家電製品(電子レンジ、炊飯器など)の置き場所と干渉しないか
- スイッチ類やコンセントと近すぎないか
- 鏡やカウンターと重ならないか
設計図や写真を見ながら、業者さんと一緒にチェックするといいですよ。
まとめ:給湯器リモコンは後からでも移動できます
ここまで、給湯器リモコンの位置変更についてお伝えしてきました。
大切なポイントをもう一度整理しますね。
- 給湯器リモコンは基本的に後からでも移動可能です
- 標準位置と使いやすい位置は必ずしも一致しません
- キッチン・浴室それぞれに"ゴールデンポジション"がありますが、生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です
- 費用相場は15,000円〜40,000円程度で、条件によって変わります
- DIYではなく専門業者への依頼が安全で確実です
- 家族構成、操作タイミング、他の設備との干渉を事前にチェックしましょう
毎日使うものだからこそ、使いやすい位置にあることで生活のストレスがぐっと減るんですね。
「このくらいの不便なら我慢しなきゃ」と思わずに、ぜひ一度、専門業者さんに相談してみてください。
見積もりは無料という業者さんも多いですし、話を聞くだけでも新しい発見があるかもしれませんよ。
あなたの家の給湯器リモコンが、もっと使いやすい位置に変わったら、毎日の暮らしがもっと快適になるはずです。
小さな改善かもしれませんが、その積み重ねが大きな生活の質の向上につながるんですね。
この記事が、あなたのお悩み解決の第一歩になれば嬉しいです。