
朝、お風呂に入ろうとしたらリモコンに見慣れない「760」という数字が表示されていて、お湯が出ない…そんな経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
長府製作所の給湯器をお使いの皆さんにとって、このエラーコード760は意外と身近なトラブルなんですね。
特に寒い冬の朝や、長期間家を空けた後に発生しやすいこのエラー、実は多くの場合、ご自身で解決できる可能性があるんです。
この記事では、エラー760が何を意味しているのか、どうして発生するのか、そして私たちができる対処法まで、わかりやすくお伝えしていきますね。
エラー760は「通信トラブル」のサイン

長府給湯器のエラー760は、リモコンと給湯器本体の制御基板との間で通信ができなくなった状態を示しているんですね。
具体的には、台所や浴室にあるリモコンと、給湯器本体にある「頭脳」にあたる制御基板の間で、1分間以上信号のやり取りが途絶えてしまうと、このエラーが表示されます。
安全のために給湯器は自動的に運転を停止してしまうんですね。
でも安心してください。
長府製作所の公式サイトでも確認されているこのエラーは、約70〜80%のケースで電源をリセットするだけで復旧するとされていますよ。
なぜエラー760が起きるのか

このエラーが表示される理由を理解しておくと、対処もスムーズになりますよね。
給湯器とリモコンの会話が途切れるとき
給湯器の仕組みって、実は私たちが思っている以上に繊細なんですね。
台所や浴室のリモコンと給湯器本体は、細い配線を通じて常に信号をやり取りしています。
「お湯を出して」「温度を上げて」といった指示が、この配線を通じて伝わっているんですね。
でも、何かの理由でこの会話が途切れてしまうと、給湯器は「これは危険かもしれない」と判断して、安全のために運転を止めてしまうんです。
主な原因は6つ
エラー760が発生する原因として、以下のようなケースが考えられます。
- 配線の接触不良:経年劣化や振動で配線が緩んでしまうことがあります
- 制御基板の一時的な不具合:電子機器なので、ちょっとした誤作動が起こることも
- リモコン本体のトラブル:リモコン側の故障や接触不良
- 外部からのノイズ:近くで使っている家電からの電気的な干渉
- 凍結による影響:冬場に配線周辺が凍結して信号が乱れることも
- 電源の不安定:電圧の変動や停電の影響
特に冬場は凍結防止のためにも、このエラーが起きやすい季節なんですね。
制御基板が自動で判断している
実はこのエラー、給湯器の「頭脳」である制御基板が自動的に判断して表示しているものなんです。
1分間以上通信が途絶えたと制御基板が検知すると、「これ以上運転を続けるのは危険」と判断して、エラー760を表示して運転を停止させるんですね。
これは故障というよりも、安全装置が正常に作動している証拠とも言えますよね。
実際の対処法を3つのケースで見てみましょう

では、具体的にどう対処すればいいのか、よくあるケースを見ていきましょうね。
ケース1:初めてエラーが出たとき
エラー760が初めて表示された場合は、まず落ち着いて次の手順を試してみてください。
- 給湯器本体の電源コンセントを抜く
- 3秒以上待つ(できれば10秒程度待つとより確実です)
- コンセントを再び差し込む
- リモコンの表示が正常に戻るか確認する
これは長府製作所の公式サイトでも推奨されている第一の対処法なんですね。
実際に多くの方が、この簡単なリセット操作だけで問題が解決しているんですよ。
もしかしたら、制御基板が一時的に混乱していただけで、電源を入れ直すことでリフレッシュされるのかもしれませんね。
ケース2:冬場に頻繁にエラーが出るとき
寒い季節になると、このエラーが繰り返し出るというお話をよく聞きます。
冬場に頻発する場合は、給湯器周辺や配線部分が凍結している可能性があるんですね。
この場合の対策としては:
- 給湯器周辺の保温対策を見直す
- 配線が外気に直接触れていないか確認する
- 夜間の凍結防止運転が正常に作動しているか確認する
もし電源リセットで一時的に復旧しても、繰り返しエラーが出る場合は専門業者さんに点検を依頼した方が安心かもしれませんね。
ケース3:リセットしても何度もエラーが出るとき
電源リセットを試しても、すぐにまたエラー760が表示される…そんなときは、残念ながら修理が必要なケースですね。
考えられる原因としては:
- 配線の断線や劣化:長年の使用で配線が傷んでいるかもしれません
- 制御基板の故障:基板そのものが寿命を迎えている可能性も
- リモコンの故障:リモコン側の交換が必要なケースも
修理費用は状況によって変わりますが、15,000円から50,000円程度が一般的な相場とされていますね。
特に制御基板の交換が必要な場合は、費用が高めになることが多いんです。
似たようなエラーコードもチェック
エラー760と似たような症状で、別のコードが表示されることもあるんですね。
関連するエラーコード
長府製作所の給湯器では、通信系のエラーとして以下のようなコードもありますよ。
- エラー74・740:台所リモコン側で通信異常を検知した状態
- エラー75・750:浴室リモコン側で通信異常を検知した状態
- エラー76:760と同じ内容で表示形式が異なるだけのケースも
これらのエラーも基本的な対処法は同じなんですね。
まずは電源リセットを試してみて、それでも改善しない場合は専門業者さんに相談するのがよいでしょう。
エラーE8との関係
機種によっては「E8」というエラーコードで表示されることもあるようですね。
これも通信系のトラブルを示すコードで、760エラーと同系統のトラブルと考えていいでしょう。
エラー760を予防するためにできること
できれば、このエラーに遭遇したくないですよね。
日頃から気をつけておくと、トラブルを減らせるかもしれませんよ。
定期的なメンテナンスを
給湯器も機械ですから、定期的なメンテナンスが大切なんですね。
特に年に1回程度、冬が来る前に点検をしておくと、寒い季節のトラブルを予防できますよ。
業者さんによる点検では、配線の緩みや劣化もチェックしてもらえるので安心ですよね。
周辺環境にも気を配って
給湯器の周りに、強い電磁波を出すような家電を置かないようにすることも大切です。
また、配線が動物に齧られたり、雨風にさらされたりしないように、カバーや保護材で守ってあげるのもいいかもしれませんね。
冬場の凍結対策は必須
寒冷地にお住まいの方はもちろん、それほど寒くない地域でも、寒波が来たときのために:
- 給湯器の凍結防止ヒーターが正常に作動しているか確認
- 配管や配線周辺の保温材の状態をチェック
- 外気温が氷点下になる前に対策を
これらの対策をしておくと、冬場のトラブルをぐっと減らせますよ。
大切なのは「無理をしない」こと
ここまでエラー760について詳しく見てきましたが、いかがでしたか?
エラー760は、リモコンと制御基板の通信が1分以上途絶えたことを示すエラーコードで、多くの場合は電源リセットで復旧できるんですね。
でも、何度リセットしても繰り返しエラーが出る場合や、他の異常が見られる場合は、無理せず専門業者さんに相談することが大切です。
給湯器は毎日の生活に欠かせない設備ですから、自己判断での分解や配線いじりは避けた方がいいですよね。
保証期間内であれば無料で修理してもらえることもありますし、保証が切れていても、きちんとした業者さんなら適正価格で対応してくれますよ。
今日からできることを始めましょう
もし今まさにエラー760が出ているなら、まずは落ち着いて電源リセットを試してみてください。
コンセントを抜いて、10秒ほど待ってから差し直す…それだけで問題が解決するかもしれませんよ。
そして、これからのために:
- 給湯器の設置年数を確認して、古いようなら買い替えも視野に
- 信頼できる地元の業者さんの連絡先を控えておく
- 取扱説明書がどこにあるか確認しておく
こういった準備をしておくと、いざというときに慌てずに済みますよね。
お湯が使えないというのは本当に困ることですから、早めの対処と日頃の心がけで、快適な給湯器ライフを送っていきましょうね。
きっと、あなたの給湯器もまた元気に働いてくれるはずですよ。